ヘイトスピーチってイジメと一緒なんですよ
だからヘイトスピーチに加わっている奴ってヘラヘラ笑っている
笑っているのは脳が気持ちいい証拠です
環境保護団体グリーンピースのメンバーが暴力行為を働いている時もヘラヘラ笑ってました
しかも取材記者が「どうしてそういうことをするのですか?」と問いかけると
「it's fan(楽しいからだ)」と答えました
松永莉子パパが「交通事故の再発防止を優先して欲しい」と主張している時に 後でヘラヘラ笑っていたら頭おかしいでしょ
山極寿一とか松沢哲郎は 「笑うことは人間しかしない」などと称して あたかも「笑うから人間だ」みたいな短絡的解釈をつけてましたが
笑うことが「ヒトという種の生物特有の性質」だとは言えますが 「ヒト」でありさえすれば「人間」であることの論証には一切なりません
特定の他人を自分よりも劣っているとみなして攻撃すると 「自分の方が優位になった」ような錯覚に陥ることができます
もちろん錯覚なので 実質的には社会的優位性みたいなものは一切ありません
ヒトは哺乳類なので 子供は「親」との間に服従関係が必要となります 「親」に従わない子供は自然環境下においては生存に適さないため 進化的に組み込まれた服従行動バイアスだと言えます
こうした服従行動バイアスは 順位序列への執着を生み出すため 何も考えないバカの場合は他人と自分との関係性に順位序列を決定しておかないと不安で仕方ない状態に陥ります
イヌは服従対象を見失うと凶暴化します
飼い主の育て方に問題があると 誰彼構わず上津港
じゃなかった神津光 ああもう 噛み付こうとするようになります
無駄吠えも激しくなります
イヌは育て方を間違えると 服従対象を見失って不安に陥るため そのストレスによって凶暴性を発揮するようになるのです
ですからイヌを飼うには専門家の指導に基づき飼い主に忠誠忠実に服従するよう訓練をする必要があるのです
イヌは服従対象が明確になると安心して従うようになり 無駄吠えも一切しなくなります
こうしたイヌの習性は 自然界においては統率的な協調行動の発現を促すことで 生存価にとって有利に働くことで進化的に発達した行動バイアスなのです
しかし こうした統率協調性というものは集団における「ボス」だけは特異に服従対象の喪失に陥ることになり これが凶暴性や繁殖行動を促すようにもなる
こうした「結果」について バカな生物学者は「より優秀な遺伝子を遺すため」などという説明をしたがりますが イヌのボスが本当に遺伝的に優秀なのかどうかは実は全くわからないんですね
イヌとトラを一緒の檻に入れて育てると イヌの方が凶暴性を発揮して噛み付こうとするため 先天的に統率協調行動習性を持たないトラは嫌がって近づかなくなり 結果的に順位序列が「下」になってしまいます
イヌとトラ どっちが強いと思いますか?
まあ 問いかけるまでもない話なんですが 用もないのにやたらと噛み付いてくる奴を嫌がって逃げるのも動物の習性なんですね
でも イヌの場合は服従する習性がありますから 用もないのに噛み付いてくるような凶暴な「怖い」相手には 仰向けに寝転がって反撃の意思がないことを表現し あっさり服従するようになります
こうした行動というのは イヌが親に対して「甘え」る時の行動が そのまま集団統率行動バイアスに転移した結果なのです
テレ朝の弘中綾香アナウンサーが 子供の時にやたらと絡んでくる近所のイヌに悩まされた経験を語ったことがありましたが イヌって順位序列を「下」だとみるなり急に相手をバカにしてかかるようになる
しかも 尻尾を振り回して喜ぶんですね
うれしくて仕方ない 楽しくて仕方ない
これ ヘイトスピーチに同調している奴と一緒なんですよ
弱いものイジメをしていると楽しい
だからイジメが起こる
イジメながら ヘラヘラ笑っている
でも ヘイトスピーチの中心人物は「同調してくる奴がいるから 俺は正しいんだ」と更に思い込みを強くし 「元気が出る 勇気がわく」ことで益々過激化が進行するようになる
これは集団洗脳状態の構造そのものです
イヌって平等が嫌いなんですよ
封建的に順位序列が決定していて 特定の誰かに服従迎合して何か「獲物」を攻撃していると楽しい
でも 冷静に「考え」たら そんな封建的で偏った社会に人間性も倫理も安全性も持続可能性もないこたわかるんですけど
バカだとわからない
「考え」ないからですな
ヒトの脳容積があっても「考え」なければイヌと同じような行動を採るようになる
目先の気持ちよさばっかり追求していて 自分がこれから生き続けてゆくべき社会全体への配慮が働かない
自律的な社会的責任判断選択を一切しなくなる
「どうせ考えたって仕方ない」と「悟った」つもりになっている
「俺は絶望している」と述べながらも 実は全く絶望なんぞしていない
絶望している奴がヘラヘラ笑うわけないですからね
嘘 若しくは自覚がないなら錯覚です
錯覚を錯覚だと自覚認識するためには論理客観的自己検証性が必要で それがないから無責任な迷惑行為や犯罪に加担するようになる
持続可能で安全で公平な社会を実現するというのは 夢物語かお花畑だと絶望するのは簡単なんですね
考えるのをやめちまった方が脳が楽だからですよ
ヒトは物事を深く考えるようには先天的には出来ていなくて エタノールだの薬物だのヘイトスピーチで脳を麻痺させておいた方が楽なんですね
ヒトという種の生物は 初めから人間として存在していたわけではなくて かつてはネズミとかサルみたいな生物から偶発的に遺伝的進化した結果として 脳の肥大によって物事を深く考えられるように「も」なった
「も」なった
「も」は外れないんですよ 遺伝的進化には目的がありませんから
深く物事を考えないように「も」なる
なんでか?
それは 物事を考えるような育てられ方をしていないというのが大きな要因です
残虐なゲリラ社会で育った子供が もれなく残虐なゲリラに育つのも
虐待されて育った子供の多くが犯罪者になるのも
子供の時の生育環境要因が大きな要素を占めているからです
目に見えて虐待されていなくても 親が何でも勝手に決めてしまって子供の自主性とか主体的判断選択を無視するような親に育てられても 物事を自分で判断する能力が著しく欠如することがあります
養老孟司も親から医者になることを強制されたそうです でも臨床が怖いから解剖を選んだ
そういう消極的選択しか養老はしてないんですね だから物事を論理的に検証することが出来ず 目先のバカな文科系大衆が喜ぶ「面白い話」で金が儲かればそれが「正しいこと」になってしまう
科学者のフリをしながら「客観的事実などない」などというオカルト観念を振り回すことで バカな大衆の脳を驚かせて人気を集めた
論理的根拠のないセンセーショナルな話をすると 大衆からの人気が得られるんですよ なんでかって? 「楽しいから」ですよ
ややこしい理論の積み重ねで検証する科学的真理の探求のような めんどくさくてややこしくて 気分が悪くなるような話を頭ごなしに「そんなもん存在しねぇ」とばかりに否定する話は痛快で「楽しい」んでしょうな
主観的に「楽しい」んですよ
ヘイトスピーチに同調しているバカと 構造的には一緒です
マルクス:ガブリエルの「世界は存在しない」だとか「時間は無限に分割すればなくなる」なんていう非科学的オカルト話の方が大衆の脳は「楽しく」なるので人気が得られる
「自由意志は存在しない」なんて話も人気がありましたな そういうことにしておけば自分で自律的に社会的責任判断選択をしなくても許されるとでも思えるから 気分的に「楽」なんでしょうよ
畑村洋太郎による国会原発事故調査委員会報告書では 事故の根源的原因として「組織の利益を優先し 個人が自律的な社会的責任を負わなかったこと」を挙げています
もし自由意志が存在しないというのであれば どんなに無責任な判断選択であっても「俺のせいじゃねぇ」って言い逃れできることになるんですよ
それ 本気にするおつもりか?
バカですか?
まあ バカは自分の頭の悪さを自覚認識していないからバカなので バカに対して「バカなの?」って訊いても構造的に無駄なんすけどね
「縁なき衆生は度難し」ってね
一時的に拒絶反応を示しても 長い人生の中で少しづつ理解を深めていければ本当の人間性とは何かを見極められるようにもなるんでしょうけど
最初から何とも反応のない奴の場合はどうにもなんねぇんすよ
わたしゃそんなにお育ちがおよろしくございませんから お釈迦様みたいに根気強く説明する意欲が続かないんですな
なので今日は終わりです
Ende;