goo blog サービス終了のお知らせ 

書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○工業系展示会にいってみた。

2014年07月01日 23時26分20秒 | 日記
設計製造ソリューション展

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 3Dプリンター関係では、アメリカの3DSystem社から金属粉体プリンターが商品化されていましたが、まだサービスビューロでの取り扱いはないそうで、秋頃には出てくるんじゃないかっつう話でした。

 ただ、最近ではロストワックスによる金属への置き換え技術もあるので、必ずしも直接金属で出力する必要もないのかな。

 山形精密鋳造さんではソリッドスケープ社製3Dプリンターを用いた精密鋳造をやっているとのこと。ソリッドスケープ社製3Dプリンターというのは宝飾系ロストワックスを得意とし、これを用いてステンレスなどの工業系鋳造材料で鋳造しているそうです。

山形精密鋳造

 どうも自前のHPは持っていないようで、山形県が設置したサイトに情報が載っていました。フェイスブックはやっているようですが、auの家庭用LANとおいらのPCの組み合わせだとフェイスブックはなぜかアクセス出来ない。


 宝飾系出力屋さんであれば御徒町にサービスビューロが既にありますね。(ここは展示会とは無関係です。)

 栄商金属株式会社さんでは株式会社スリーエスさんで独自開発している3Dプリンターによる出力サービスもやっていて、ゴムライク材料による直接3Dプリントも出来るそうです。

栄商金属
スリーエス
 3Dプリンター用の軟質材料は他のメーカーさんもやっているらしいのですが、スリーエスさん程柔らかい材料はないとのこと。


 鈴峯さんではドイツのエンビジョンテック社製3Dプリンターを販売していて、既に数年前からデジモデ(ここも展示会とは無関係です。)さんで出力サービスが受けられます。ブースでは4年前に出力した出力サンプルも展示されていましたが、特に劣化も起きておらず安定しているとのこと。

 宝飾系3Dプリンター製造メーカーでは、デジモデさんが導入しているエンビジョンテック、シーフォースさんが導入しているDWS、ソリッドスケープ(ストラタシスに買収されたらしい。)などがありますが、(他にあるかどうかは知らない。)ソリッドスケープのものは専用サポート材があるので、サポート材を切り離した跡が残らないのですが。エンビジョンテックとDWSは同一素材の樹脂サポートを切り離したポチポチ跡を後加工で取り除いてやらないといけません。あんまり繊細な造形物の場合、仕上げ加工自体が出来なくなる場合もあろうかと。



 コピー用紙を材料にした3Dプリンターっていうのもあったらしい。

JBM


 FDM方式の3Dプリンターだったらヤマダ電気に陳列してある程ポピュラーな存在になりましたね。最近では3Dスキャナーも5万円台で売っているようですし、スマホアプリで写真からデータを作り出せるらしい。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

オーファ

 チタニウム加工を得意とする加工屋さんのようです。ブースにはチタニウムに特殊加工を施したスプーンが展示されていましたが、独特の色が美しいだけでなく、チタニウムの光触媒反応によって常に清潔さも保たれるそうです。

特殊コーティング

マグカップ 直販

 マグカップは既に商品化されていましたが。スプーンなどのカトラリーはまだ商品化されていないそうです。

 チタニウムは地金の色も渋くて素敵なんですけど、炭素をドーピングしたという特殊加工の渋いブルーもまた美しい。Web上の写真だと、この美しさは伝わらないと思うので、カトラリー屋さんは是非一度実物を手に取ってみて欲しいな。また重さがアルミ程軽くなくて、鉄よか軽い独特の存在感も素敵。

Fig:

 光触媒反応によって清潔さが保たれ、しかもレーシングバイクのギアに用いられる程表面硬度が高く、出展者さんはサンドペーパーで擦っても傷がつかないというデモンストレーションをしていました。特殊表面処理の価格は結構するらしいのですが、それに見合うだけの価値はあるんじゃないかと、おいらは思う。

 やろうかな、カトラリー屋さんに相談してみようかしら。カトラリーに限らず弁当箱でもスマホケースやアタッシュケース、ドアノブ、応用はほとんど無限にありそうな気もする。

 そういえば、オフィスで使っているPCのキーボードっていうのは便座よか雑菌の数が多いっつう話も聞いたことがある。文具系全般は鉄板なんじゃないかな。チタンだけど。レーザー加工で文字を印字しとけば、擦れて文字が消えることもなさそうだし。でもPCってキートップの文字が消えた頃には買い替え時期なんだよな。

 一般的に抗菌文具の多くはプラスチックに抗菌剤を練り込んでいるんだけど、抗菌剤自体が体に影響及ぼさないかと以前から気になっていた。大人ならまだしも小さな子供に持たせるのは如何なものかと。だけどチタンなら金属アレルゲンにもなりにくいし、素材自体が持つ光触媒反応による殺菌効果を発揮するので、高級な文具に応用出来るんじゃないかな。近頃万年筆も流行っているらしいし。

 磁性もないようなので、ワコムのスタイラスペンにも使えるかも。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ワコム

 WindowsタブレットPC出してた。さすがにペンタブ屋さんなのでペン先が細い。しかもペン使用時には掌が触れても反応しないというスグレモノ。

cintiq-companion

 もう単純に欲しいっ。(TчT)カエナイケド

 Cintiqっていう名前はPCに接続する液晶ペンタブレットのシリーズでもあるので、まさかOSまで載っているとは誰も気付いていないのではないだろうか。

 AndroidOS版とWindows8版があって、残念ながらWindows版は8で8.1ではない。



 ブースでは業務用スタイラスモニターも展示していて、民生用よかシンプルで素敵。価格も多少安いんだとか。でもサイトからはみつからなかったので、まだ発売前なのか、それともサイトには載せないのか。はて?。

 何にせよ、ワコムのサイトってわかり難い。('A`;)

 製品ラインナップのアウトライン掴むのに苦労した。

初めてのワコム
Fig:


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


ホッティーポリマー

 残念ながら、おいらのPCがAndroidOSなのでスマホページに飛ばされ、PCページへは行けない。(T_T)

 放熱性エラストマー押し出し品というのがあって、触ると何となく温度が低い感じがする。軟質の放熱材は従来シリコンゴムが多かったそうなんだけど、シリコンゴムっつうのは低分子シロキサンっていう物質を放出するんだそうで、これが電気接触不良やガラスを曇らしたりするだけでなく、人体にもあまり良くないらしい。

 更に残念なことにサイト上にはまだ放熱エラストマー押し出し品は掲載されていなかった。

 リングパッキンでも何でも、とりあえず押し出しておいてから切ってつなげて輪にするそうで、「ウチは押し出し屋なので。」と関取的なことを言っていた。

ベアリングシール

 ちなみにゴム用の押し出し型なら5~6万円程度で作れるとのこと。意外とイニシャルは安いかな。樹脂用の型だと10万円以上かかるそうだけど。

 1/35Scaleの鉄道レールこさえたら売れるのかな。もちろんゴムではない。売るのが大変そうだな。

 HPフロックっつう静電植毛相当加工品もあるんだけど、静電植毛よか植毛精度が高くて反射率が極端に低く、反射防止材料としてとても優秀だと思う。しかも価格が安くて強度も高い。幅は最大30㎜~35㎜程度までつけられるとのこと。

HPフロック


 スベアップっていう加工をすると、滑り性が改善するだけでなく、撥水性を発揮したりカビが生えなくなるといった性能も得られるそうで。既にLIXILのユニットバスなんかに採用されているとのこと。

 ◇追記:URLから「smt/」を取り除いたらPCページが出た。
Fig:


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

株式会社ロブテックスファスニングシステム

 「フロードリル」っていう、薄い金属板にタップ穴をつけるための下穴をあけるドリルを実演展示していました。

フロードリル

 これは文章で説明するよか動画を見てもらった方が早いと思う。

フロードリル動画 *:いきなりロックミュージックが大音量なので注意。

 展示会場では日立の卓上ボール盤でやっていたんですが、よくよく聞くと「改造している。」そうで、横からみたらモーターが明らかにデッカイのがくっついていました。

 最高で3000rpm必要だそうで、一般的な卓上ボール盤で使える工具ではありませんでした。

 フォーミング加工としてネジ穴以外にも応用出来るかも知れない。


 エビナットっていう薄板ネジ留めソリューションもあって、こちらはハンディタイプの専用電動工具でもつけられる。

エビナット

 こちらも専用工具が必要になるんだけど、改造ボール盤のような巨大工具ではなく、ハンディタイプの工具で使えるので、現場ではこちらが主流らしい。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



Ende;
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

○CADをやってみたいな。

2014年07月01日 21時45分58秒 | 日記
 今年のCOMPUTEX 2014で、東芝から199.99ドルのWindows 8.1タブレットPCが7月にアメリカで発売されることが発表されたそうだ。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20140528_650531.html

 メモリが1GBなので現行機種の2GBよかスペックは落ちる。

 エレクトロニクス製品というのは次々価格が下がってしまうので、買い時が全くわからない。2万円のタブレットが発売されてしまったら、現行機種の価格も崩れるのではないかと思う。

 国内販売はいつなんだろうな。

 CADをやりたいと思っているのだけれど、iPad miniかWindows8.1タブレットPCで迷っている。

 Windowsの方がアプリケーションの種類は多いのだけれど、iPadのOSの方が軽そう。

 東芝Windowsタブレットの取説読むと、完全リカバリーをすると5時間もかかるそうで、しかも外部メディアからだと電源が取れず内蔵バッテリーだけで行わなければならないそうだ。

 なので、完全リカバリーは推奨されていない。

 ふとAutoCad123Dのサイトを見ていたら、Windowsは7までしかサポートされていなかった。orz.....

Fig:

 しかもメモリは2G推奨なので、2万円PCだと足りてない。

 こりゃiPad miniがいいのかな。


Ende;
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする