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good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ジェノサイド」を読んだ

2022-09-19 17:46:00 | 漫画・書籍



高野和明「ジェノサイド」上下巻を読み終えた。

面白かったけど、すごく面白いけど、淡々と読んでしまった。
あんまり高揚感はなかった。
面白いんだけどねー。
進化した人類が余裕すぎて、ハラハラ感がないからかね。

我が子が難病に苦しむ傭兵、進化した人類、冴えない大学生が陰謀に嵌められて逃亡、
謎の支援者、アメリカ大統領とその側近等々、ありがちなハリウッド映画みたいなのが
とても良いよ。好きだよ。

研人、イェーガーという2人の主人公?も良かったけど、それよりルーベンス、李正勲と
ハインズマンが良いキャラで好き。
ルーベンスは解説キャラポジで、事態を後追いながら把握していたけど、解説だけではなく
もう少し見せ場があれば良かった。

途中からは決まった流れをこなすだけ、みたいな感じだったから、状況の見えない初めの
頃の方がワクワクした。
エマの指示に従ってればうまくいく、というの、なんかいまひとつ…(指示に従って動くのも
大変なんだけど)。

本筋に関係ないけど、現生人類の残虐さのエピソードとして出てくるコンゴの少年兵のくだり、
他でも似たようなものを読んだことあるけど、凄惨。

高野和明の作品を読んだの初めてだったけど、他の作品も読みたい。
本作も電子書籍化されてなくて紙の書籍を買ったけど、他の作品も電子書籍化されてないね。
作者さんが電子書籍反対なのかな。
電子書籍化してほしい。



「異常【アノマリー】」を読んだ

2022-09-15 20:35:00 | 漫画・書籍



エルヴェ・ル・テリエ「異常【アノマリー】」を読んだ。

読み始めたら止まれないやら、今年ベストやら、そんな面白さは感じなかった。
無念。
あらすじ検索厳禁!というけど、あらすじを検索しなくても、本の紹介を読むだけで
大体の流れは予想できるよ。

3分の1は複数登場人物の生活を読まされて、群像劇が苦手なのもあり、早く話が
動いてほしいと思いつつ、退屈さを我慢して読んだ。
「異常」な事態が明らかになって話が動いたときは少し面白かったけど、その後は
その「異常」への各人の対応の話で、また退屈に…。

SFテイストがあるけど、プロトコル42なるものは全然詳しく描かれないし、「異常」の
原因に関する仮説もゆるゆるだし、SFではなく、哲学ぽいというか純文学系かね。
もっとSFかと思っていたのが、面白く感じなかったことの原因かなぁ。
自分の読みたいものとのミスマッチ。

あの唐突なラストは何なんだ。
「異常」の原因の仮説からすると、そういうこと…と思うけど、何だかなぁとも思う。


「脱北航路」を読んだ

2022-09-09 20:28:00 | 漫画・書籍



月村了衛「脱北航路」を読んだ。
大好きな「機龍警察」シリーズの作者。

北朝鮮の海軍軍人たちが潜水艦に日本からの拉致被害者(横田めぐみさんがモデルと
思しき人物)を保険として同行させ、日本への亡命を目指す物語。
北朝鮮からの追手との死闘をくぐり抜け、やっと辿り着いた日本近海で沈没しそうに
なりながら、事なかれ主義&意思決定できない日本という国家にジリジリ。

潜水艦ものは小説も面白いのか。
面白くてあっという間に読み終えてしまった。
でもずっと一本調子で(初めから終わりまでずっとフルスロットル。笑)、読み終えると
何も残らない感じ。
面白かったからいいけど。
艦長のライバルとの対決はわりとあっさりだったね。
もっとケレン味たっぷりにくどく見せてくれても良かったのに。

救助後どうなったか、乗組員の行く末、日本と北朝鮮の関係、漁船や海保の扱い等、
シミュレーション的にもう少し読みたかった。でも蛇足かな。


「祈りも涙も忘れていた」を読んだ

2022-09-06 20:19:00 | 漫画・書籍



ギスギスした警察小説を求めて、伊兼源太郎「祈りも涙も忘れていた」読み終えた。
伊兼源太郎は「警視庁監察ファイル」3部作をAmazonオーディブルで聞いたばかりで、
本作で4作目。

26歳の新人警察官僚が神戸と思しき神浜市なる架空の都市のあるV県警に赴任し、
管理官として現場捜査官と対立したり、巨悪に立ち向かう話。

序盤の現場捜査官をやり込めるところまでは良かったのに、その先がシャキッとしなかった。
話を大きくしたわりに、終わり方が唐突でバタバタしすぎだし、読者置き去りなので
いまいち盛り上がらない。
肝心なところで主人公の思考を描かなすぎて唐突。
一番ダメなのは、主人公と成海の会話の嘘っぽさというか、あんな会話で魅力を
感じるのか?ということ…人によっては魅力を感じるのか。

作中でラマイオリヒという作家の文章がたびたび挿入されるんだけど、実在の作家なの?
それとも創作?
その文章が結構長いんだけど、興味なくて一切読まずに飛ばしてしまった。
読んだらもっと味わい深かったのか?
バーの場面をカットしても話が成り立ったのでは…
と思ってしまう。
バーの場面なしでは話は成り立たないだろうし、作者はあそこを描きたかったのだろうけど、
どうもあそこがベタベタと感傷的すぎて苦手。
もっとヒリヒリと渇いてギスギスしてほしい。

文句ばかり書いてしまったけど、終盤までは、成海周りを除けば、ギスギスしてて
楽しかったよ。
伊兼源太郎の「警視庁監察ファイル」の皆口も要らないなぁと思ったので(皆口は
主人公並みのキャラだけど)、この人の描く女性キャラが苦手なんだと思う(笑)。
「警視庁監察ファイル」では主人公の幼馴染の弁護士、本作では主人公と大学同期の
新聞記者が出てきて、どちらもとても良いキャラで良い役回りを与えられながら今ひとつ
活躍しないところまで同じで、面白い。もったいない。


「隠蔽捜査」を読んだ

2022-09-01 22:32:00 | 漫画・書籍



今野敏「隠蔽捜査」がKindle Unlimitedにあったので読んでみた。
主人公の竜崎が、初めは東大至上主義とエリートキャリア至上主義が徹底してて
面白かったけど、やがて大真面目にノブレスオブリージュに基づいて動いているような
ことに感心、後半は立派すぎて感動してしまった。
キャラが立ってて、すっかり竜崎が好きになった。
幼馴染の伊丹や妻、部下もみんな良いキャラだった。
さすが人気シリーズの1作目、読みやすくて、とても面白かった。


「三体X 観想之宙」を読んだ

2022-08-28 19:59:00 | 漫画・書籍



「三体」の熱烈ファンが書き、公式に認められた二次創作「三体X 観想之宙」を読んだ。

ん〜。
あんまり面白くなかった。
三体本編をだいぶ忘れてるせいもある。

著者さん、程心に微塵も関心がなさそう。扱いがぞんざい。
対して天明のことは好きすぎるでしょ。

「三体X」の著者・宝樹の短編集「時間の王」も全部(残り2話未読だけど)男女の恋愛に
収斂してて何だかなと思ったけど、「三体X」も男女の恋愛至高という気配で、古臭いね。
恋愛脳かよ。
これも10年以上前の作品でしたか。
10年前だとしても古いような…古いというか幼稚?
男女であることが、というのではなく、恋愛至高という点が。
この世にはもっと他の価値観や人間関係はないんか。
それは三体IIIからしてそうなんだけど。あの終わりのシャッフルにはずっこけるよなぁ。

やはり余白は余白のまま、二次創作は二次創作のままがよろしいのではないでしょうか、と思う。


「サージウスの死神」を読んだ

2022-08-22 18:07:00 | 漫画・書籍



「テスカトリポカ」「爆発物処理班の遭遇したスピン」に続き「サージウスの死神」を読んだ。
以前、別名義で出版された純文学系作品。

賭け事に取り憑かれた男たちの物語。
まともなところが少し残る人から消えていく。
ずっと酩酊してるような、現実と妄想が区別されない文章。
正直よく分からないまま終わった。
純文学は苦手。
それでも最後まで読ませる筆力はある。

佐藤究、元は純文学畑の人で、そこから良く「テスカトリポカ」方向に進んだね。

社会人になってから全然小説を読まなくなってた人間が、急にモリモリ読んでるよ。

「爆発物処理班の遭遇したスピン」を読んだ

2022-08-19 21:19:00 | 漫画・書籍



佐藤究の短編集「爆発物処理班の遭遇したスピン」を読んだ。

1 爆発物処理班の遭遇したスピン
2 ジェリーウォーカー
3 シヴィル・ライツ
4 猿人マグラ
5 スマイルヘッズ
6 ボイルド・オクトパス
7 九三式
8 くぎ

表題作はアイデア先行な感じの話だけど、アメリカの非情な合理性に痺れる〜。
シヴィル・ライツ、暴排条例でどん詰まってカルトみたいになったヤクザの話。
最後のキャラのキマリ方がイイネ。
スマイルヘッズ、シリアルキラーの絵画のコレクターの話で面白いけど、終わり方が
気分悪い。
くぎ、これも最後が印象的。テスカトリポカの香り。

佐藤究は、暴力を描くと筆が冴えるんだね。
箱庭の崩壊を描く人なんだなぁ。なので終わり方が鮮やか。


「テスカトリポカ」を読んだ

2022-08-15 18:01:00 | 漫画・書籍



2021年に直木賞を受賞した佐藤究の「テスカトリポカ」をAmazonオーディブルで聴き終えた。

うーーーん。
ううーーーん。
全体としては面白かったけど、話にドライブがかかるのが半分くらい過ぎたあたり。

ずーーーっと犯罪の仕込みをしていて、やっと動き出したと思ったら終盤で呆気なく
崩壊して、コシモ以外全滅で、終わり方がいまいち。
コシモも一緒に滅びるべきだったのでは?

末永が好きだったから(健康な子どもの心臓を臓器移植のために取り出す最低最悪な
元心臓血管外科医ですが)、末永の裏切りが明らかになってバルミロから切り捨てられた
ところで、私にとってのこの物語は終わった。

物語の終わりというのは難しいんだねえ。
作者はきっとコシモというキャラが好きなんだろうけど、私はフィクションにおける
無垢な存在というのが好きではないのでコシモも好きになれず、不満な終わり方。
コシモは無垢かもしれないけど善性はなくて、あのキャラを好きな人が結構いる
らしいのが不思議(末永を好きとか言ってる人間の言うことではないか。笑)。

バルミロの狂信的な祖母が全て悪い気がする。
最悪の教育をしたよね。

よく見かける、グロいというのは全部聴き終えてもまったく分かりませんでした。
グロいところなんてある?
バルミロの拷問?
心臓を取り出す描写のこと?
そんなに言うほどグロいかなぁ。
私が想像力や共感性に欠けるのか。やばい。
作中に暴力は溢れてるけど、性的暴力がまったくなかったのは良かった。

Amazonオーディブルいいよ。
読みたい(聴きたい)本がないと意味ないけど。
本作もオーディブルでないと読み終え(聴き終え)られなかったと思う。
なかなか面白くならないんだもん。
いつも1.3倍で聴くけど、本作の終盤は早く終わりを知りたくて1.5倍で聴いた。
1倍は遅すぎて、2倍は速すぎる。

「機龍警察」シリーズを読んだ

2022-08-07 18:40:22 | 漫画・書籍



7月から8月で月村了衛の「機龍警察」シリーズを読んだ。
1作目から4作目まではAmazonオーディブルで聞いて、それ以降は小説を読んだ。
1作目から4作目までを読み直すために小説も買った。

Amazonオーディブルが半額だからと再契約して、何を聞こうかと思って何となく
聞いてみたら、すごく面白くてすっかりハマったよ〜😊
警察内部や省庁間の縄張り争い、ギスギスした対立をフィクションで見るのは好きなのよね。
現実ではそういうのにうんざりするし、邦画や邦ドラでもウザ…てなるけど、この小説ではヨシ!

このシリーズは、初めは機甲兵装と呼ばれる軍用有人兵器の出てくる近未来SFの
テイストがあったけど、4作目から完全に警察小説っぽくなってる。
初めは警視庁特捜部の機龍兵(ドラグーン)に乗る、警視庁が外部から雇った3人、
姿、ユーリ、ライザとその上司である沖津がメインかと思ったけど、今や3人はだいぶ
出番が減って、特捜部の他のメンツが結構中心になって、みんなキャラ立ちしてて面白い。
現実の警察組織は特別好きじゃないけど、フィクションの警察組織のギスギスした
空気にワクワクです。


「機龍警察」
姿メインかな。
厨二病満載な感じで楽しい。
漫画の原作を読まされてる感じ、というレビューもよく分かる。
作者は元アニメ脚本家だそう。

「機龍警察 自爆条項」
ライザの過去話がくどく、退屈でつらかった(主題の大否定)。
でも「機龍警察 白骨街道」まで読んでから読み直すと面白い。

「機龍警察 暗黒市場」
面白い!
一度、退屈して脱落したけど😅
ユーリの過去話も途中まで退屈だった(キャラの過去に興味がないんだね)。
でもユーリが嵌められたところから俄然面白くなった。
潜入捜査していた警察官が、情勢の変化で上層部に裏切られ、警官殺しの濡れ衣を
着せられて追われるって絶望的でイイヨネ(よくない)。
やっぱりこういうワクワクする小説がいいな。

「機龍警察 未亡旅団」
Amazonオーディブルで3作目までの朗読担当だった橋本秀樹から緒方恵美に変わってとても残念。
橋本秀樹の姿の声がすごく好きだったので。
緒方恵美、地の文は鼻にかかった感じ、台詞部分はシンジみたいで、好きになれない。
あとキャラの演じ分けが極端なのも好きじゃなくて、もっと淡々としてていいんだけど…。
ファンの人はうれしいんだろうし、好みの問題だろうけど。
話は面白かったよ。
ドラグーン云々より警察内部の権謀術数メイン。

「機龍警察 火宅」
短編集。
これまでの話を少し補完する話だったり、今後に続く話だったり。
ライザのリクルートに自らベネズエラまで出向く沖津、フットワーク軽い(「済度」)。
宮近メインの「勤行」が良かった。
国会答弁を作る官僚は大変だ〜。

「機龍警察 狼眼殺手」
ライザの過去話はもう片付いたと思いきや、また関係者が殺し屋として出てきた〜。
私は沖津と姿が好きで、特に沖津は底が知れないキャラのままでいてほしいから、過去や
私生活を知りたくないし、主観視点キャラにもならないでほしいと思ってるんだけど、
「狼眼殺手」ではかなり沖津の出番があって、さらに定住居なく、日々セキュリティの
しっかりした都内のホテルを移動してるという設定が出てきて、うわぁやめて〜と思った😰
スーツケース2個を持って車で移動してて、スーツケースの中身はほとんどは洋服で、
それ以外の私物は警視庁に置いてるということで、沖津ホームレスかよ、住民票は
どこにあるんだ?警視庁か?🤣とか考えて笑ってしまうから、私生活を知りたくないよ…。
終盤に唐突に沖津が死にそうな気配を醸して焦った🙄

「機龍警察 白骨街道」
面白かったけど、クワンがどこにでも出てきすぎるし、万能すぎるのと、思わぬ助っ人に
ちょっと白けた…。
クワンに設定を盛りすぎじゃない🤣
姿の過去は第1作で終わりかと思ったら、まだこれから過去話出てきそうだね。
姿がソルジャーネットワークサービスに逆らえない秘密ってなんだろう。
警視庁がシェラーと契約したことで、姿が「後任がいるんなら、俺も気兼ねなしに
辞められる」と考えたことにワクワク。
姿はユーリやライザみたく、警察官として生きることに意味を見出すことはなさそうだし、
どうなるんだろうかね。

早く続きを読みたいけど、中身の密度からして量産される感じでもないから、気長に
待つしかない。
作者さんには頑張ってほしい。



「鬼滅の刃」全23巻を読んだ

2022-06-19 20:37:00 | 漫画・書籍







「鬼滅の刃」全23巻を読んだ。
鼻水垂らしながら泣いて読んだけど、読み終わったら何も残ってない感じ…。
鬼舞辻無惨が魅力のない悪役だったよ。パワハラしかしてないし。
最後の唐突な現代話は何??

全体として面白かったけど、以下は色々不満を書いているので、褒めてる文章しか
読みたくない人は読まないでね。

「鬼滅の刃」の終盤、読者は満足してるんだろうか。
ずっと技?を出し続けてるだけで、画面は何が何やらよくわかりませんし…。
最終話後の唐突な現代話は、余韻も何もない、突然同人誌を読まされたようで困惑する。

大正?時代の価値観でやってるわけじゃないだろうけど、「自分の受け継いだものを
次の人へ引き継いでいく」というの、血縁だけじゃないはずなんだけど(継ぐ子と
いうものがあったし)、なんか産めよ増やせよみたいな空気になってて(遺伝する記憶とか、
血縁押しに…)、ううん、と思った。
序盤に炭治郎が長男長男、男だから、とか言ってたのも、ん?てなって、その後それは
なくなったけど、あとは蜜璃があんまり強くなくても(?)、蛇男(名前覚えてない)
から「(蜜璃が)明るいことに救われた」みたいに言われてたのが「女は愛嬌!」って
感じで白目だった。
柱なのにケア要員なのか?って…。
いや、いつもニコニコしてて明るい人に救われることはもちろんあるし、それで好きに
なるのも自然なんだけど。
男キャラだったら、そういう展開はなさそうだし、それで満足することもなさそうだなと思って。
たとえば炭治郎は異様に良い子だけど、いまいち弱くても、良い子だからみんな和んだ、
よかったね、ってならないよね。

鬼滅の刃が女性作者だからどうのと言われても、ちょっとピンとこない。
女性作者だから云々ていうのも、なんだか差別的発想のような…。
鬼にも様々な背景がある、というのが鬼滅の刃の新鮮なところだったのかな。
でもおおもとの悪(?)である鬼舞辻無惨には特別な背景はなかったよね。

キャスリン・ビグロー監督について、女性監督らしからぬ骨太の作品と言われて笑ったのと
同じで、作者や監督が女性だからって何かを特別に見出すのって何だかな。
男性作者・男性監督ならではの視点とは言わないし(そこでは男性が多数派だからね)。
男性監督はハリウッド大作で興行がコケても(そんな男性監督は何人もいる)、「これ
だから男性監督はダメだ」とは決して言われないけど、もしも女性監督がハリウッド
大作でコケたら絶対に「だから女性監督はダメだ」って言われるよね。
性別は関係ないはずなのに。

話がズレたけど、私がちゃんと読んでないせいかもしれないけど、「鬼滅の刃」について
女性作者ならではのなんちゃらとかいうことは特に感じてない。
何か特別なことってあったの?
(女性作者は体力的に週刊連載はきつい、というのなら分かる。吾峠呼世晴が実際に
どうだったかは知らないし、男女共に漫画の週刊連載って非人間的な無理なことだと思う)。


2021年に読んだ漫画まとめ

2022-01-06 21:49:02 | 漫画・書籍
去年と年始で読んだ漫画をまとめてみた。

マガジン系
ザ・ファブル(全22巻)
亜人(全17巻)
進撃の巨人(全34巻)
マージナル・オペレーション(全16巻)
寄生獣(全10巻)
寄生獣リバーシ(全8巻)
なれの果ての僕ら(全8巻)
親愛なる僕へ殺意をこめて(全11巻)
マイホーム・ヒーロー(既刊16巻。あれ?完結してないの…?)
四十七大戦(既刊8巻)

ジャンプ系
ダンダダン(既刊3巻)
怪獣8号(既刊5巻)
推しの子(既刊6巻)
地獄楽(全13巻)
呪術廻戦(8巻まで)
チェンソーマン(2巻まで) 

白泉社
八雲立つ(全19巻)
八雲立つ灼(既刊5巻)
暁のヨナ(既刊37巻)
花咲ける青少年(全12巻)
OZ(全5巻)(これは2022年の年始で読んだ)

このうち買ったのは、進撃の巨人24巻以降、暁のヨナ29巻以降、
八雲立つ灼だけ。あとはアプリで無料で読んでるよ…。
他は、これまでも読んでるものの新刊をいくつか。
ハコヅメは16巻まで読んで脱落。

なれの果ての僕ら、寄生獣リバーシは面白くなかった。
マージナル・オペレーションも中盤以降は退屈。
他はどれも面白かった!

「暁のヨナ」

2021-12-18 15:08:00 | 漫画・書籍



マンガParkで「暁のヨナ」を読み、28巻まではアプリで日々ちびちび読んでたけど、
29巻から36巻まで買って読んでしまった😉
でもアプリで毎日少しずつ読む方が楽しかったような気もしてる。

長すぎるとか話が進まない、同じことの繰り返しとかいう感想が多いのか。
短期間にまとめて読んでるせいか、そういうことはあまり気にならない。
36巻も続いているのに話がなかなか進まないのは、確かにその通りだとは思う😅

絵柄が可愛くて美しいねぇ。
ヨナかわいい。
ハクかっこいい。
ハクとヨナのモダモダしてる感じに胸キュン。少女漫画〜!!て感じがする😆
スウォンがどうしても好きになれず、魅力も感じないから、いくら作中で有能だとされても
ピンとこないなぁ。


「八雲立つ灼」第1巻から第5巻

2021-12-18 14:36:00 | 漫画・書籍



「八雲立つ灼」第1巻から第5巻まで読んだ。
実際には「八雲立つ」終了から「八雲立つ灼」開始まで16年経ってるんだけど、
私は短期間で続けて読んでるから、闇己の絵柄が変わってる部分にガッカリしてる。
七地は変わらないなぁ😁

前作で作品の情念も一緒に浄化されたのか、灼は前より軽い気がする。
でもまたまさきが出てくるみたいで、いい加減にしろ…と思う。
まだ出てくるのかよ。
寧子も相変わらずみたいだし。