昔中学や高校の近くにはたいていコロッケやさんがあり、部活帰りの学生にはコロッケの味はたまりませんでした。同じ光景が見られるお店があります。荻窪の日大二校の学生が店先に陣取り、揚げるそばから手を伸ばしいつも売り切れ、サクサクの皮に、肉と甘い玉ねぎの香りがぷーんとして味は抜群です。この美味しいコロッケを、毎日朝から晩まで額に汗して揚げているのは８０歳位のおばあちゃん。いつか秘策を聞いた事があるけど、玉ねぎの選び方から凝っているのだとか、コロッケに関して独自の味を作り出し、みんなに喜ばれ、死ぬまで経済的自立を果たし、こんなおばあちゃんがキャリアウーマンと言うのではないだろうか。
適正を知る
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コロッケに皮をつけないで揚げるコロッケを「大正コロッケ」というそうで（byおふくろ）、一味ちがいます。
荻窪コロッケは今度試してみます。
実はメンチカツのほうが美味しいのです、
ここは。