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約一月ぶりの房総エギングです。
前回は…10月の初旬の房総エギング釣行でした。 館山湾を中心にファミリーエギングを強行しましたが、結果は無惨にもオデコとなってしまいました。 あの頃はというと、館山湾内では青物の回遊が盛期を迎えておりまして、有名処のポイントはエギングする余地もないくらいに青物釣りファンで満員御礼状態でした。
ひと月経って館山周辺のエギング事情には変化はあったのでしょうか?

今回の房総エギング釣行日は、11月9日の釣行記事です。
このところ数日間は風が凪いでいるらしいので、疲労困憊した体にムチを打ってAM3:30に自宅を出発し、一路館山湾を目指しました。
現地到着時刻は、AM5:30。
館山湾の某堤防わきの路上は、釣人のマイカーが20台ほど駐車しています。 まさか全てエギングお目当ての釣人ではないでしょうか? しか~し、アオリイカが爆釣シーズンに突入かと思いきや、予測は見事にはずれまして、まだ館山湾内には青物が回遊しているらしいのです。
殆どの釣人は「カゴ釣り」「ルアー」がお目当ての釣人です。
今年は水温が高いのですね~まだ水温が21度もありますから、青物が堤防きわをバシャバシャと元気にベイトを追いかけ回しています。 でも表層にはイワシの大群が海面を埋め尽くしていますから、アオリイカも捕食に回遊してきていてもおかしくありません。
日の出時刻は、6:10。
まだ薄暗いですが、堤防真ん中ほどにスペースがありましたので、そちらに陣取ります。 沖目のボトムからアオリイカを誘って寄せてくるイメージでロングキャストしてみます。 潮は流れていませんが、風がベタ凪ぎなのでエギングするには、絶好のコンディションです。 あとはアオリイカさえ居れば…の話しなのですが…
久し振りなので、丁寧にボトムを探り基本を忠実に探りを入れます。
表層は青物が、回遊していますからアオリイカは、底にへばりついているイメージでアクションを加えます。 アオリイカなんて居れば数回のキャストでエギに抱きつくものですが、全く反応がありません。 スミイカさえも反応しません…アオリイカは居ないのでしょうか?
今年はまだ早いですか? それとも終り?
数回キャストを繰り返しますが、沖目ではアオリイカの初期コンタクトがありません。 辺りも明るくなり、ラインもエギも確認できるくらいになると、なにやら堤防際でエギに反応している影が数匹あります。
目を凝らしてよく見るとアオリイカでした!
まだまだコロッケサイズの小さなアオリイカですが、エギに活発に反応しています。 一度、エギをボトム付近までフォールさせてジャカジャカとシャクッてやると、ステイさせたエギをクイッと持っていかれました。
モクモク…と茶色いスミを吐きながら、まずは1杯GET!
吐かれたスミを避けて、再度チョイ投げすると…即2匹目もGETできました。
コロッケサイズなので本来でしたらリリースするところですが、
自宅の冷凍庫にはもうアオリイカのストックも無いことから
今回は久し振りにアオリイカを食べたかったので
クーラーBOXにキープします。
このポイントでは、合計5杯キープしました。
日が完全に昇っても釣人は帰ろうとしないばかりか、適度に40センチクラスのイナダが釣れている為、数人帰っては数人やって来てと、混雑状況は変りません。
サイトの秋イカ釣りが楽しめたし、今日は凪ぎで防寒ウェアは不要なくらい気持ちの良い秋晴れですから、場所を移動して秋イカエギングを楽しむことにしました。
場所を変えて、春の親イカでは有名処の某○○堤防に到着しました。
こちらは、釣人が10名程度で各所に釣り座スペースが空いています。 先端には青物釣りファンがいますが、エギングファンも数名居ます。 早速、堤防に上がってみると澄み潮の海中には、コロッケサイズより大きなアオリイカが浮遊しています。 ただ問題は、明らかに戦意喪失したアオリイカだということがガッカリです。 食い気さえあれば問題なくエギに抱きつくサイズなのですが、やる気のないイカがとる象徴的な「嫌イヤ」ポーズを決めています。
手前のアオリイカがダメなら、沖目のやる気のあるアオリイカをとロングボトムを重点的に攻めますが、沖目にはアオリイカが居ない様子です。 しばらくすると、お隣りさんのロッドが良い感じの弧を描きますが、引き具合からいって「スミイカ」です。 釣れるだけ良いですが…
今日は絶好のエギング日和…というか、Tシャツ1枚でぜんぜんOKな気持ちのいい
館山の大海原です。 最高です!この開放感とまったり感!

いつの間にかエギングのことは忘れて、お昼を腹いっぱい食べて海辺で昼寝したいな~って
気分になってきました。
昼間で時間つぶしにと場所を変えて小漁港に行きました。
1杯コロッケサイズが釣れたところで、漁師のおやじさんが沖から小船で帰って来て、声を掛けられました。


「どうだい釣れたかい?なに釣っているんだい」と聞かれます。
「イカ~!」って答えたのですが、何故か「コチ」と聞こえたらしく、どの位のコチだいと近寄ってきました。でっかい声で「イカ~~」と叫んだのですが、「擬似餌か~い」見せてご覧とさらに船を堤防に付けてきます。 だ~か~ら~イカだって言っているのに!
漁師のおやじさんはエギをみて、なんだ~それでコチが釣れるのかい?
とまだ言ってます…いい加減呆れました。(耳が遠いみたいです)
もう一回、イカ釣り~!と言ってやったらようやく
コブイカかいと理解した様子。 本当はコブイカじゃなくてアオリイカ釣りしていると言いたかったのですが、面倒なのでこれ以上は辞めておきました。
おじさん何獲ってきたんですか~?と逆に訊ねると、アオリイカを獲りに行っていたそうで、イケスの中には数匹の800グラム級のアオリイカが泳いでいるのが見えました。 居る所には居るものですね~と感心しながら、船内を見ると4寸サイズのエギが数本ころがっています。
次におやじさんが訊ねます。
その小さい擬似(エギ)はいくらで売っているんだい?
どこの釣具屋で買ったんだい?と…
千円くらいで、どこの釣具屋にも売ってますよ!と答えると、
「へ~千円もするのかい」と少し驚いた様子です。
でもおじさんが使ってるエギだって千円はするでしょ?と言い返すと、
「これは買ったんじゃなくて自作だ」と言います。
ハンドメイド?
かなりしっかりした立派なエギでしたので、既製品かと思いました。「餌木猿」のようなレトロ感のある高級そうなエギでしたもので、ついつい既製品かと思ったのですが、さらに感心させられました。 おやじさん曰く、十年前に自作で作ったエギをずっと愛用しているのだそうです。
どう見ても既製品の仕上がりに近いハンドメイドエギなので、マジマジと見ていたら企業秘密と言わんばかりに堤防から離れて行ってしまいました。
※ボクにはマネをする技術はありませんから大丈夫ですよ!
このあとはお昼をたっぷり食べて、海辺で秋の心地の良い日差しを浴びながら、
ゆっくり2時間、昼寝をして館山を後に帰路に着きました。
いや~久し振りに館山にエギングしにきて癒された半日でした。
もう一度、天気の良い日に行きたい思いです。

今回の房総エギング釣果 コロッケサイズ6杯
全てイカ飯にて美味しくご馳走になりました!
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