アクリル繋がりということで、ヘッドライトカバーの磨きネタをやります。
現在の車は、ヘッドライトカバーがガラス製から樹脂製(アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂)になっています。ヘッドライトの形の自由度が増した半面、樹脂製のものは、紫外線などの影響で長く使っていると黄ばみがでたり、白く濁ったように曇り始めます。それを防ぐために表面に保護コートが施してありますが、経年で剥がれてくるのが原因のようです。プレオも例にもれず、かなり白くなった個体を街で見かけます。かなり以前よりガラスから樹脂製になっていると思いますが、前々車(92年製)、前車(98年製)では気にならなかったよう思います。コスト的な問題も絡んでいるのかもしれません。
このRS(2002年製)も白濁とまではいかないが、白い曇りが気になり始めました。
遠くから見ると薄く黄ばんでいるかなとわかる状況。こうなると車全体がくすんで古臭く見えます。
ヘッドライトは、カバーのみの販売はしてませんので、全交換しなければなりません。対応方法としては、①市販のヘッドライトクリーナーを使う、②(更に劣化が進んでいる場合)コンパウンド、ペーパー等で表面を削り取ってからコートを施す、③中古品を探す。ということになるようです。市販のクリーナーが一般的な方法だと思いますが、たいていの製品でコンパウンドと溶剤を含んでおり、程度の差はあれ②の方法と同じよう。表面の保護コートを落とすと一気に劣化が進むようで、なるべくなら避けたい。ということで、オープンカーのスクリーン用のプラスチッククリーナーを使ってみました。これだと界面活性剤、吸着剤のみで、ノン溶剤、ノンコンパウンドです。
これ元々は、表面の小傷を落としてオープンカーの帆のスクリーンの透明度を上げるためのもの。コンパウンドを含んだものと比べても効果もかなり弱いので、ある程度しつこく磨きます。
劇的復活!とは全くいきませんが、黄ばみは気にならなくなりました。
プレオのライト周りは黒のため透明度がよくわかりますが、全体に白っぽい感じは残ってます。
とはいえ、汚れが落ちて小傷などがある程度は消えれば、結構印象は変わります。
バンパーのフォグ&ウインカーカバーと変わらない程度にはなりました。それにしてもこっちがあまり劣化してないのは、直射日光への当たりやすさも関係しているんでしょうか。
幾らするか調べてませんが、新品を買うと高いし、中古品も同じ悩みを持つ人が多いのか、競争が激しいと思います。昔、スズキのカプチーノがこの症状になっている個体が多く、車体は綺麗なのにもったいないと思った記憶があります。車種ごとに黄ばみやすいものとそうでないものの差がありますね。ディーラーやオートバックス等でも磨いてくれる様で、状態がひどい場合はそちらに頼んでみるのも良いかもしれません。
ということで黄ばむ前にマメに磨いておく方が良さそうです。
おまけ。エルモ&クッキーモンスター。
セサミストリート!
私のも結構マメにメンテしていますが左右で劣化の差があったり内側が老化していたりしています。
C型までのフォグはガラスなんでメチャ綺麗なんですが・・・
前期型はオクでは比較的安く出ていますが、ブラックアウトされた後期型はかなり高くリミテッドのブルータイプなんてとても手が出ません・・・
写真だけで劣化の判断は難しいので買って後悔するかもですね、
マメに磨くのが得策ですかね(笑)
ヘッドライト黄ばみなどでかなり検索してみたのですが、決定的な方法はないようです。裏技的な方法としてピカールで磨くとか・・・。
KURE LOOXという製品が良いようですが、ワックス成分を含んだものは、傷が埋まって一時的に透明度が上がったようにも感じるでしょうし。
中古品は、欲しいものは皆一緒ということですね。