昨日、遠方までいく用事があったのですが、海の近くを通ったためちょっと休憩。
地中海の温暖なリゾート地とイタリア南部というイメージがあって、イタ車と海というのは意外と合いますね。イタ車+海→錆び(塩害)というイメージも連想されますが。この海とイタ車という場合、アルファやランチャより日常的に使われるフィアット車の方がよりイメージに近い感じがします。昔は夏といえば海でしたが、あまり海水浴なんて行くこともなくなりましたので、懐かしい感じもします。海の近くで暮らす生活というのは、いったいどのような感じなんでしょう。なんとなく、西脇順三郎氏の次のような詩を思い浮かべていました。
(覆された宝石)のやうな朝
何人か戸口にて誰かとさゝやく
それは神の生誕の日。(天気)
南風は柔い女神をもたらした。
青銅をぬらした、噴水をぬらした、
ツバメの羽と黄金の毛をぬらした、
潮をぬらし、砂をぬらし、魚をぬらした。
静かに寺院と風呂場と劇場をぬらした、
この静かな柔い女神の行列が
私の舌をぬらした。(雨/ambarvalia)
夏はまだ先ですが、ちょっとだけ夏の訪れを感じた正午でした。高木ブーとモーニング娘。『Hawaiian~Single Medley』(youtube)
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