goo blog サービス終了のお知らせ 

そらと風に《メイサートンによせて》

空が好き。風をからだに受けながら,ボーっとするのも …ごぶさたしました。13年ぶりに再開です。

スターウォーズが変わった

2005-07-11 19:20:42 | Weblog
最近テレビでずっと「スターウォーズ」をみている。
昔みたものと,リマスター版はだいぶ違う感じがする。

一番気になるのは,戦う場面がてんこもりってこと。
前はフォースの力を強調していたように思えるけれど。
いまは,「善」「悪」ともみんなの戦闘場面が長い。

なんだかいやだな。

イギリスで起こったテロのことも考えてしまう。

武装して戦うこと,
暴力で解決しようとすること,
そのこと自体が問題なんじゃないのかしらん?

世界全体がパレスチナ化してくるようにも思える。

憎しみは憎しみを
恐怖は恐怖を
増幅させる。

スーダンのダルフールのことを,NHKスペシャルで
オンエアーしていた。
虐殺と難民化のこと。
表向きは民族問題。
アフリカ系クリスチャンがアラブ系のモスリムに
殺されている。
でもここでもアメリカが石油の利権で介入している。

それにしても,ダルフールのことはもうずっと前から
問題化していて,「国境なき医師団」なんかは
訴えつづけている。
いまさらNHKがとりあげるのも遅すぎ。

いつ死んでもおかしくない世の中になってくるのだろう。
日本のこの繁栄は,砂上の楼閣。

さっき,ケータイの取り締まりのことが報道されていた。
内部からも崩れていく。


ドナドナとホロコースト

2005-07-10 20:08:12 | Weblog
今,ホリー・コールを聞いている。
『テンプテイション』
女性のジャズヴォーカル。
入院していたときもよく彼女の曲を聞いていた。
どこか元気をもらえるような気がする。
最近はあまり聞かなかったが,今日は気持ちにしっくりくる。
大体の曲が,たとえはじめは短調であってもどこかで明るい表情を
見せるからかも。

こんなむし暑い梅雨の時期に,気持ちの入れ替えは
むずかしいけれど,やってできないことはない。

『ポップミュージックで社会科』というみすず書房から出た本
おもしろかった。
まぁちょっとこじつけもあるような気がするけれど。

ドナドナの曲のこと。
これが,ホロコーストやもっと昔のユダヤ人の虐殺に
端を発したものだったとは知らなかった。

またジョーン・バエズの歌ったドナドナは,
原型と少し変わってベトナム戦争を批判しているものなのに
日本で森山良子が歌った歌詞は,だいぶそこからも変形して
しまっていること。

ジャニス・イアンのことも書いてあった。
わたしも彼女の歌は好きだ。

友部正人の,「乾杯」という曲もわたしの好きな歌だが
とりあげられていた。

中島みゆきの社会的な曲は,
(ここでは「4・2・3」がとりあげられている。
ペルーの日本人人質事件をとりあげたもの)
わたしは嫌いではないが,彼女の歌のなかの一部であって
社会性だけをとりあげるのには,首をひねる。

なんだかまとまりのない文章だ。
友部正人の「乾杯」なんかは,これっぽっち書いただけじゃ
なんにもならない。
浅間山荘事件とのかかわりから書かなければ。
そのうち,書くこともあるかもしれない。

今日はこのへんにしておこう。

バーゲンの件その後

2005-07-09 19:32:38 | Weblog
ゆうべ,例のバーゲンの件で,会社の総務の人から
電話がかかってきた。

やっぱり,って返答。
「お客様に対応したものが,プチと申しまして,つまり
アルバイトのことなんですが,店長にマニュアルや指示書を
確認することをせずに対応したしまったということです。
この店はもちろん,ほかの店にももう一度お客様への対応の仕方を
徹底させるように指導いたしましたので,今後とも
ご愛顧賜ります様おねがいいたします。」

実はわたしは,PL法導入後,ペットボトルを扱っている会社と
コンビニに同じようなことをしたことがある。

そもそもわたしが不器用なせいもあるし,その頃昼食は5分で
済ますという超ハードな働き方をしていたため,急いで
ペットボトルを開けたり,コンビニ弁当のラップをとったり
なんてことをしていたせいもある。
どちらとも,動作中に軽い切り傷をつくってしまったのだ。

でも急いでたって安全は大事。
それに会社の対応は授業ネタになるから,
傷をつくった状況と,会社が製品について今後どんな対応を
するか,文書での返答をせまったことがある。

傷ができたことより今後の対応が大事という趣旨。

やはり大手の会社は,返答は形式にせよきちんとだしてきた。

(わたしってこんなときだけ,なぜ積極的になるんだろう?
ほんとに不思議。)

でもこの顛末を生徒に話すと,かならずといっていいほど,
PL法のことより,わたしの「せこさ」を笑っておしまい。
そうじゃないんだけどなぁ。

ほかの面でももっと積極的に行動できたらいいなとも思う。
ただ,へんに頭に角を出さずに,ゆったりと,
しかしはっきりものがいえる自信が大事だなという気はする。
淡々と生きていきたいってこと。

パキラとわたしのシンクロ

2005-07-08 06:01:35 | Weblog
我が家のベランダには,パキラの木がある。
よく花屋さんで売っている観葉植物だ。

前の職場にいた時,準備室の部屋に飾るために
10センチほどものを買った。

それから10年,パキラは1メートルまでに育った。
でも異動する頃にはほとんど枯れかかっていた。
葉はぼろぼろ。
先端はひょろ長くだらっとのびていた。

鉢を家において3年。
1年目はかれたのかと思うほど,葉はつかずただ幹が
あるだけだった。
切ってしまおうかと思っていた。
放置。
2年目。
驚いた。まるで目覚めたよう。
先端の部分に芽が出て大きな葉っぱをつけた。
でもちょっとした寒さで,また枯れたように黙りこくって
しまった。
幹だけで3年目をむかえた。
先端はしぼんで,もうだめだとあきらめかけていたが
水はやり続けた。
そしてつい最近のこと。
なんと3箇所から新芽が出始めたのだ。
それも幹の下の部分から,頑丈そうなやつが。

まるで私自身を見ているような気がした。
これから再スタートなのかもしれない。

なんだこりゃ。

2005-07-07 20:00:42 | Weblog
久しぶりの2度目。

今日,3日ぶりくらいにベランダに出た。
なんとも不気味に茶色くつやのある丸い物体が
(5ミリくらいの大きさ),プランターの周りに
散乱しているのを見つけた。
足のようなものもついている。
キャーッ。虫の卵かなぁなんて思いながら観察。
(近頃老眼のせいか,ものを見るのにピントがあわない。
情けなやー。)

よーく考えつつみたら,なんと!花の種がいっせいにはじけた
ってことがわかった。
こんなにひろがってはじけるなんてすごい!
生命力に感動しながら,あわててかきあつめ,プランターに
もどしてやった。
一粒残さず集めるゾときあいをいれて。

そういえば,ホウセンカもすごいよなぁ。
パチンとはじけるものね。
わたしはあの花が大好き。
生命力があって,素朴で,雑草みたいだけどきれいだから。

朝鮮では,お墓にホウセンカを植えるらしい。
関東大震災のとき,虐殺された人たちの死体が江戸川の
河川敷にうめられている。
そこにもホウセンカが植わっていた。
事件のむごさに比べたら,ほんの数本のホウセンカじゃ
足りないなぁなんて思うけど。

中島みゆきの「ほうせんか」の歌も好き。
ちょっと古いけど。
もちろん恋歌。
今はその曲の入ったCDはないので,聞けないのが残念だ。

まるで連想ゲームのような話しの運び。

そこで,またバーゲンの件の話のもどろう。

電話で現金返済の手続きのことを連絡してくれたとき,
そのまま,「お手数をかけました」ときってしまった。

その後考えたら,わたしの目標はまだ達成していないことに
気づいたのだ。
店員の教育・指導こそが問題ではないか,と。

そこで,手紙をかいて投函した。
「どのようなご指導をなさったのか,ご報告いただきたい」
という内容。
思わず「かしこい」消費者になったわたしだった。

と,今日は頭痛がするけど,さっぱりした気分の日でした。

弛緩について考えちゃおう。

2005-07-07 05:35:36 | Weblog
もう昨日は頭が痛くて,なんにも手がつけられず
って感じだったので,ちょっと考えた。

まずからだを温めて弛緩させよう。
それにはぬるめのお風呂しかない。
疲れが関係しているはずだから,仕事はせずに寝てしまえ。
頭痛薬は飲まずに,今日だけ多めに眠剤を飲んじゃえ。

ということで,9時半過ぎにお布団に入って
今朝は2時40分頃起きたしだい。
さっそく仕事にとりかかって一仕事。
そして疲れをためないようにまた寝てみたら,完璧!
5時まで眠れた。

うーん・・・でもまだ頭痛は残っている。
しかたない,のんびりやろう。

昨日の『星子が居る』の本から。
>星子がゆったりした笑顔を見せるかどうかは
>我が家の試験紙のごとくである。
>家族が平静であれば,星子は笑顔を見せるし,
>星子がそのようであれば,家族はみんな解きほぐれてくる。
・・・・・・
>努力ではなしに,おのずからの弛緩でないと,
>あるしあわせな気分は家庭内に漂ってこない。
・・・・・・
>弛緩ばかりでは暮らせない,いまの社会では。あるいは
>いまの我が家の形態では。
>のんびりするために,やはり,今のところさまざまな
>努力をするほかはないようであるが,しかし,
>努力の方向だけは,はっきりしている。
>それは少なくとも管理社会のベクトルとは反対のはずである。

これが最初に「うん。そうだ。」と思ったところ。
おのずからの弛緩を求める努力をわたしも求めたい。

それとご報告。

例のバーゲンセールの値下げ抗議,返金,獲得しました。
やったぁ!


最首悟さんの娘さん

2005-07-06 05:56:56 | Weblog
あることがきっかけで,睡眠導入剤などやめている。
寝不足らしい。頭痛がいつもより強い。
元気度数気持ちだけは4。からだは2。

最首悟さんの『星子が居る』をよみはじめた。

最首さんは,学生運動の旗手だったともいえるひと。
でもとっても温厚でやさしく語る人だ。
最首さんの娘さんが星子さん。
重度のダウン症をかかえてうまれてきた。
『星子が居る』はそんな最首さんの家族の20年の歴史,
というか星子さんとのかかわりの中で書かれた文章集。

今出産の2極化が進んでいる。
10代の母になるか,高年齢で母になるか。

高年齢での出産はダウン症の子が生まれる確率は
1%をこえている。
リスクを抱えた出産だ。
もちろん生まない選択もできるけれど。

最首さんはどうだったのだろう。
星子さんが何人かの末娘さんであることは確か。

これからすこしのあいだ
この本をめぐっての話になるかもしれない。

眠くて頭が回らない。
もう一度寝てみよう。

ねばりがかんじん。

2005-07-05 05:55:10 | Weblog
先日のこと。

バーゲンセール前日なので,前もって下見,というつもりで
いつも行くお店に立ち寄った。
大きなサイズがあり,しかもほかのブランドのものよりだいぶ
手ごろな値段のものが多い。

とりあえずパンツを試着。
店員の話によると,このお店も近く撤退し,もう少し高い
値段の商品を売るとのこと。

セール前なので,一応確かめた。
「この商品はセールで値下げしますか?」
店員は
「これは今の時期のものなので絶対,値下げはしません。
奥にしまってしまいます。」
といった。

それを聞いた私は迷ったあげく2着パンツを購入。

しかし・・・

昨日念のためそのお店に行ったら
なんと2000円も値引きしているではないか!
2着で4000円の差。

うーん・・・・と迷ったあげく
店員に事情を話し,どうにかならないかきいてみた。
もちろんダメ。

でも怒り収まらず,頭を冷やしに,下の階のコーヒー店
にいってアイスコーヒーを飲みながら考えた。
やっぱりおかしい。
もう一度,話に行くことにした。

今度は店員がもっと強行に
「絶対値下げしないといっても,次の日の指示で値下げする
ことはあるんです。」という。
わたしは
「じゃぁ,絶対ということを言わなければよかったんじゃ
ないですか。」
と反論したが,通じず。
しかたなく撤退。

でもやっぱりおかしいので,本社に電話してしまった。

するとあっけなく,差額は返金してくれるとのこと。
はぁ・・・・・

消費者はねばることが必要だ。
と思う前に,また買ったのがまずかったのかなと
反省したのでした。

樹と出会う

2005-07-04 06:32:07 | Weblog
今日も詩の紹介。

   自分の樹    山尾三省

 ひとつのテーマは
 自分の樹を見つけだすことだろう

 自分の樹木を
 守護神として
 あるいは 自分の分身として見つけだすことだろう

 森の樹でもいい
 神社やお寺の樹でもいい
 公園の樹でも 街路樹でもいい

 大木でなくてもいい
 これが自分の木だと呼べる木に
 ある時 静かに出会うことで 人はとつぜん豊かになる

 南無 浄瑠璃光
 樹木の薬師如来
 われらの沈み悲しむ心を 癒したまえ
 
 その立ち尽くす青の姿に
 われらもまた 静かに
 深く立ち尽くすことを 学ばせたまえ と

              山尾三省『三光鳥』くだかけ社

私は朝挨拶する木とであった。
でも静かに話せるわたしの樹ではないのだろう。
細くてもいい。
わたしの樹と,石に出会いたい。

サルは反省しないのだ

2005-07-03 19:23:59 | Weblog
最近,雑誌感覚で読んだ「脳とウォーキング」の本に
自信の出ることがかいてありました。

>さるは木から落ちても自信を無くしたりせず
>すぐにまた木に登る。
>人間は失敗すると脳の同じととろで処理しようと
>するのでどうどう巡りになるのだ。

そうですよね。
考えるより違うことをしたほうがいいにきまって
います。

さっき昼寝をしていたら,夢を見ました。
今ごろ卒論をかかなければならなくなったのです。
結局ハンナ・アーレントの全体主義についての文献を
読むことにしたようです。
何で今ごろ,何でこのテーマ?って感じですよね。

ところで昨日おいしいものを食べました。
ちょうどよく焼けているゆり根のお吸い物,
また焼き方が絶妙な鮎,ぎんなんやしいたけがはいっている
かぼちゃのお饅頭の煮物,ミントゼリーに無花果のバター添え
あぁしあわせ・・・

でも,実は週末になるとおなかが痛くて歩くのがつらいのです。
それなのに食べてしまいました。
業が深いわたしです。

明日でも病院に行こうっと。

いぬの人,ネコの人

2005-07-01 05:32:52 | Weblog
うちからスーパーに行く途中に畑が広がっている。
掘り起こされ平らにならされた土は,やわらかそうだ。
その土の上にはいつでも足跡がつけられている。

我が家では,猫を「ネコの人」,犬を「いぬの人」と
呼ぶことになっている。

おとといはいぬの人と,ネコの人がならされた畑を
歩いた後をはじめ,足跡のオンパレード。

ネコの人の足跡は,丸い穴がきれいにまっすぐつながっている。
いっぽう,いぬの人の足跡は四つづつ,かたまった後が続く。
二つの足跡はまるで寄り添って歩いたかのように,
きれいにならんで,むこうにとおりぬけていた。

あとはすずめの足跡らしき,とびとびのもの。
人間の子どもの足跡は,いかにも遊んでやれというような
あちこちふらふら型。
大人のふざけた足跡は,ただ踏み荒らしたよう。

やわらかい土には,入りたくなってしまう心が
動物にはあるのかしらん?

でもいぬの人とネコの人の足跡はなんだか憎めない。

実家にいたとき,母はうちの小さな畑で野菜や花をつくっていた。
だから,耕したばかりに畑にはかならず,いぬや猫がくると
ぼやいていたっけ。
でも彼らは気持ちにいいことを知ってしまっているから
なんどでもやる。
母にとっては困ったことだったかもしれないが,
いぬの人やネコの人の気持ちはよくわかる。

ところで大村はまさんの本の中に,作文を作るときに
つかってはいけないことばがあると書かれていた。
「なんともいえない気持ち」「変な気持ち」
「ちょっとした」ということば。
うーん。確かに手抜きことばだな。
「感動した」とか「かわいそう」もそうだ。

わたし自身が,ことばの描写力にたけていないと
生徒にも豊かなことばは伝えられない。
なんでも「うざい」「なんともおもわない」ですまされて
しまう。
よし。私もことばの発掘を心がけてみよう。

雨の風景

2005-06-30 05:25:03 | Weblog
雨の音がします。

『人生の特別な瞬間』という長田弘さんの本の中に
雨についてかかれた一文があります。

>雨は,雨だけがもつ不思議なちからをもっている。
>風景に魔法をかけるちからを,雨はもっているのだ。
・・・・・
>雨のなかには慕わしい静かな世界がある。
>おおきな木の枝から,ときどきぽつりと,熟した実のように
>雨の実がおちてくる。
>雨の日にうつくしいのは,水のある風景だ。
>古い石垣のある古い城址をめぐる濠に沿った小道。
>街なかを流れていく川の畔の小道。
・・・・・

職場にいく途中にも川が流れています。
あの暑かった先日は,かもが水浴びをしていました。

今日あの川はどんな景色に見えるでしょうか。

ところで,「橋」というのは異界への道だという
文学上の説明を聞いたことがあります。

毎日橋を渡るとき,
ここからが仕事場だとなんとなく感じてしまうから
橋は特別な力があるのかもしれません。

今日も橋を渡って,川をながめながら仕事に向かいます。

ここ数日元気度数4のせいか,仕事をしすぎて
夜は苦手になってしまいました。
朝になるとパソコンに向かう元気が戻ってきます。

菖蒲が咲いている

2005-06-29 06:04:47 | Weblog
職場に行く途中の道で,バケツの中で咲いた菖蒲の花に
あいます。
気が付きませんでしたが,菖蒲の花って一日でしぼんで
しまうのですね。

この時期になると,昔,実家の池の周りに毎年のように
咲いていた菖蒲のことをおもいだします。
その頃はただ自然に生えてくるとしか思わず,ありがたみも
ありませんでした。

今思えば季節を知らせてくれ,とても優雅で,またりんとした
気持ちにさせてくれる菖蒲はすてきな花です。
江戸時代など九州のほうの藩では,菖蒲の育種に力を入れ
秘密裏に新しい品種を作っては,自慢しあったというのもうなずけ
ます。

昨日教育テレビでピアノのレッスンの番組をチラッとみました。
教えている側の人の弾くモーツァルトは,私の好みでは
ありません。
でも生徒に教えているところをみると,いかに一音一音に
耳を傾けているかがわかります。

生徒は表面上楽譜は追いかけられます。
でも一音の薄っぺらさがどうしても解消できません。
先に行こうと,間違いなく鍵盤をたたこうとして,だいじな
ひとつの音がすべってしまいます。
そうすると次のの劇的な音の変化やふっとした音の間合いとか
つくれないんですね。

一つ一つが大事,今が大事ってことを,音楽も
教えてくれます。

『キッチンストーリー』

2005-06-27 18:17:32 | Weblog
職場や家の周りで,今年はねじり花がさかんに咲いています。
(もじずり草っていうのかな?)
実家にいた頃のある年,屋根の上がねじり草でいっぱいに
なったことがありました。
薄いピンク色のかわいい雑草ですが,屋根の上となると・・・
がんばって母がひっこぬいていました。
今思えば「わかい」わたしがやればよかった。
でも,高所恐怖症なんですよね。
なんてことを思いつつ,暑い道を今日は歩きました。

『キッチンストーリー』という映画を見ました。
うーん。いいですね。

ノルウェーでのはなし。
なぜだか,家政研究所っていうのが,独身男性の台所での
動線を調べることになって,
老人の家に,スウェーデンの調査員がやってきます。
最初は二人はぎこちない見る側と見られる側でしかない
のですが,あるきっかけで気を許しあうことになります。
調査員としては,透明人間のような態度をとっていなければ
ならないのに。
そして・・・

人間ってなんだか悲しいけどこっけいで,孤独だけれど
つながりあっていて,それだからこそ豊かなんだなぁと思います。

最近,国語教育に興味をもっています。
夜は関係の本でも読もうかな。
ちなみに
内田樹さんの『先生はえらい』は,なかなかおもしろい本です。