すべてのみちはここに

もう追いかけないよ 
宝物は 
いつもここにある

天上天下唯我独尊

2020-08-15 | サンガ
天上天下唯我独尊
お釈迦様が生まれた時そう言ったという言い伝えがある
これって釈迦が自分のことを
オレってそのくらいスゴい存在だゼって言ってるんだと思ってた。
昔聞いたときは。


でも今は違うふうに聞こえる

私たちは誰もが、
一人ひとりが「天上天下唯我独尊」だと


それは、一人ひとりはそのくらい尊いという比喩でもなく
文字通り
「あなたの上にも下にも誰もいない」ってこと

あなたの中に、宇宙がある

あなたがあなたの宇宙を創ってる

ひとりひとりが違う宇宙の住人

にもかかわらず、
多様な花開くその現れを映してる“意識”は
おなじ

ひとつの これ



摩訶不思議





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玄関

2020-08-10 | サンガ
私しかいない
ということと
ひとりであるということは
物理的な人との距離のことではなく
「ありのままに見る」という在りかたに通づる

『自分の上にも下にも誰もいない』ということ

自分よりすごい人がいると思ったり
自分の方がまだマシだと思ったりするのは
何も性格が悪いからじゃなくて笑
分離感があれば当然くっついてくる感覚

分離感とは
「独立した自分がいる」という勘違いのこと

例えるなら
一枚の葉っぱが、幹から離れて
自分は一人で生きてきたしこれからも生きていく
って勘違いしてるようなもの


ありのままに見るとは
自分でこしらえたストーリーの中から見るのではなく
ありのままにそのままに判断しないで
ただ見るということ



自分が自分の宇宙の中心でいられるなら
徹底的にひとりで在れるなら
すべては同じ一つのものだということを
経験できるという
パラドックス

入口でありゴール







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観自在

2020-08-07 | サンガ
世界の中に私がいる気がしてるけど
本当は
私の中に世界というイメージがある


私の中も外もないんだけど

まるでこの皮膚を境界にして
その中に「私」が詰まっているような気がしてるけど
そんなことない

ここにはただ体があるだけ



個としての私がいるという感覚は
そこに何らかのエネルギーの滞留があるだけ
この言葉もどこからか紡ぎ出されてるだけ
(「どこ」と言うと空間、距離があるみたいだから
もっと正確に言おうとするなら無、空(クウ)から)
脳というシステムを通って



世界というのは
自我が
自分の都合で解釈している夢なのだ

何であれ、「客観的事実」というのは存在しない
世界であっても個人のドラマであっても


幻想の世界から距離を置き
思い込みから自由になる

ものごとを自由自在に観る


観自在




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私しかいない

2020-08-01 | サンガ
静かな時間をすごしている。
これまでの人生にはなかった時間。

起こることが変わったわけではない。
相変わらず、自分にとって都合の良いことも起これば
都合の悪いことも起こる。



私しかいない



静かな湖の底に沈んでいく感じ。
水の底から
水面に映る世界をただ見ている。


仰向けに水の底に沈んで行く。
ぷくぷくぷくぷく 泡を吐きながら
ゆっくりとしずかに背中が湖底につく。


とても静かで
安心と
平和



これまでの人生
いつも自分や周りを裁いてきた。
傷ついただの傷つけただの
嬉しいやら苦しいやら
続いてきた大騒ぎ

湖の底に沈むとそれらの大騒ぎが
遠のいてゆく。

ここはとっても静かだ。



物心ついてからずっとずっと
誰かに見ててほしかったし
同時に
ずっとずっと誰かの目を気にしてた。

ずっとずっと誰かの目が心の中にあった。

それが重い塊になってのしかかっていた。




今 一人だ

今 自由だ

そして私しかいないということを感じている。


見るもの聞くもの全て私なのだ。






水面の波になる時もある。
動揺、緊張、混乱


水面から離れるほどに
リラックスがきて
自由で
静か


ここに
「ただ いま」





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