蒼穹

SOU建築設計室の徒然なるブログ

お財布の中にも建築

2012年06月29日 20時18分21秒 | インポート

 お財布の中にも、なにげに建築があります。

  

 みなさん、思いつかれるのは10円玉の刻印、そう宇治の平等院鳳凰堂ですね

 おそらく、日本一見慣れた建物のひとつかもしれません?<o:p></o:p> 

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でも 10円玉の刻印以外にも建築は登場するのです。それもおんなじ鳳凰堂が。

 1万円札の裏の「鳳凰」です。

これは平等院鳳凰堂の屋根の一番上にとまってるあの鳥です。

ですから、建築の一部ですね<o:p></o:p> 

 なぜまた、造幣局は2度も鳳凰堂使ったのでしょう?<o:p></o:p> 

ほかのデザインにしてあげればよいのに、

行政というのはそういうバランス感覚はすごいのが常ですが

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緑がきれいだったので

2012年06月28日 15時07分25秒 | インポート

 



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久しぶりに、一気に読破!!

2012年06月20日 20時26分46秒 | 本と雑誌

  

水神(帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい))を一気に読みました。<o:p></o:p>

 

<o:p>

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</o:p>

 

水の利用が大変不便で、水田も少なく農民の生活は苦しくてひどいものでした。<o:p></o:p>

 

その地の五庄屋が私財をなげうち、筑後川に堰(大石堰)をつくり、用水をつくる話です。

<o:p>

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</o:p>

 

全体の文章は非常に平易な書き方をしているのに、農民の苦労がにじむ筆致でした。<o:p></o:p>

 

地元では有名な話なのですが、小説で読むことでリアルに感じることができました。<o:p></o:p>

 

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さらに、会話は筑後弁で書いてあるため、私の言葉も田舎の言葉に戻りそうな気がしました(筑後地方出身のためです)。<o:p></o:p>

 

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以前、秋田県大仙町の用水の調査などをしたことがあります。<o:p></o:p>

 

用水の配置は非常に高度な計画がされていました。<o:p></o:p>

 

総延長をできるだけ長くとること、かつ高低差にミスがあれば水は流れません。<o:p></o:p>

 

分岐点では正確に水を割り振る工夫も必要です。<o:p></o:p>

 

この技術を支えた、当地の和算の水準も、当時のトップクラスの数学でした。<o:p></o:p>

 

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最近はスマホばかり見て、読書時間減っていたので、ちゃんと本読まなきゃとかも思いました。<o:p></o:p>

 

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青空と紫陽花

2012年06月16日 13時16分51秒 | インポート

今日は雨ですが、先日撮った、青空と紫陽花です。紫陽花は雨のほうが似合うとも思いますが。

 



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サザエさん発見

2012年06月15日 15時55分45秒 | インポート

敷地の確認に桜新町に。

敷地の確認は、最初にノーイメージで1回みて、案を考えた後、

その案をベースにもう一回みて提案します。

さて帰り道(サザエさん通り)で、サザエさんを発見。

波平さんの像は、髪の毛がいたずらされて抜かれていたらしいのですが、今日は新しい髪の毛が生えていました。(触ってくるのを忘れてしまった。抜け毛対策にご利益あるとも)

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3つ折りパンフ完成

2012年06月15日 11時28分39秒 | インポート

事務所の三つ折りパンフレットを作ってみました。

作品集は気軽に渡せないし、名刺だけだと、どんなことしてるか話がしづらいので。

役に立つとは思いますが。こんなに配れるかは疑問です

 

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雨と新緑と雨樋

2012年06月11日 10時52分53秒 | まち歩き

 

先日、雨の中を、ある美術館に行ってきました。<o:p></o:p>

 

美術館は深い軒の出が印象的な建物です。この美術館は庭園も俗にいうと「売り」の一つです。<o:p></o:p>

 

今は新緑の真っ盛り、薄暗い展示室からでたホールのガラス越しの新緑はとても美しいものです。<o:p></o:p>

 

あいにくの雨なのですが、その分、緑は様々にあざやかな「みどり」を発揮しています。<o:p></o:p>

 

もしかしたら、晴天より少しの雨の方が、植物にとってはうれしい瞬間なのかもしれません。そんなみどりです。

そこで、ふと気づいたのですが。この建物は雨どいが無いのです。

軒先から、ぽたぽたと雨が落ちます。

それが、一層、庭の景観に変化というかリズムをつけているように感じます。

(雨がリズムをつけるのか、見ていて飽きないのです)

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 さて、ということは、いきなり明日からの設計は、雨といなしとも行きません。<o:p></o:p>

 特に東京の住宅では、隣地境界までいっぱいに建物を建てるということが求められます。その中で深い庇をつければ、仮に民法50cmの上に庇の深さだけ壁面を後退させることとなれば、土地の有効利用という面で課題が出ます。さらに庇は高さ制限という法規にも影響が大きいものです。

(民法の50cmの離れは外壁面であり、庇は除くという解釈もあります)<o:p></o:p>

 

庇は日照をコントロール(夏の日差しは避け、冬の日差しを導く)し、外壁の汚れを防止しと日本の風土には適しているのですが、東京という大都市は想定外だったようです。<o:p></o:p>

 そのような中で、庇をつけない建物で樋をつけなければ、外壁の汚れは見るも無残になります。また隣のお宅まで雨水が入ってしまったりトラブルの元です。<o:p></o:p>

 雪がそんなに降ることもない東京の家に、雪止めがついていることの不思議さも同様です。雪が隣地に入るのを防いでいるわけです。

都市で住む家を設計するのは、やはり情緒以外に重要なこともあります。<o:p></o:p>

 

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