蒼穹

SOU建築設計室の徒然なるブログ

本日の模型

2022年11月28日 20時17分00秒 | 建築






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ごっこ遊び NO.43

2022年11月25日 20時15分00秒 | 建築

お店屋さんごっこやおままごとなど、子どもが、興味あるものになりきる「ごっこ遊び」。見ているだけでほほ笑ましいごっこ遊びは、子どもの発達や発育を助ける働きがあるのはご存知ですか?

 

今回は保育の中にごっこ遊びを取り入れるねらいや、ごっこ遊びの種類についてご紹介します。

 

ごっこ遊びを保育で取り入れるねらいについて

子どもから人気のごっこ遊びは、社会性や言語能力など、さまざまな才能の向上が期待できます。

 

ここではごっこ遊びを取り入れるねらいを4つご紹介します。

 

【子どもの教育に適している】

ごっこ遊びは子どもが元々持っている才能を伸ばし、社会性や言語能力を育む重要な役割があります。

お店屋さんやヒーローごっこも、子どもがその場面を想像しながらなりきるため、想像力や発想力が身につくでしょう。

 

【何歳からでも遊べる】

子どもの理解力や興味に合わせて道具を取り入れることで、同じおままごとでも遊びの幅が広げられます。

ブロックなどを使えば、まだ言葉がわからない0歳から1歳の子も、ごっこ遊びが楽しめるでしょう。

 

【一人だけでなく大勢と交流できる】

ごっこ遊びは大勢の友だちと遊べるため、社会性や役割について理解を深められます。

友だち同士でのごっこ遊びは、お互いの想像力を豊かに育てるだけでなく、大勢で交流する楽しさを感じられるでしょう。

 

【数多くのメリットが得られる】

どんなごっこ遊びも、子どもにとって発育や発達を大きく促すメリットがあります。

 

子ども自身が遊び方の工夫を重ねてさまざまな感覚、知識を学習していくため、保育者は一緒になって楽しめる環境作りが必要です。

 

ごっこ遊びをするメリットや効果

ここからは、子どもがごっこ遊びをすることで得られるメリット、効果についてご紹介します。

 

【コミュニケーション能力の活性化】

子どもたちが自由にルールや場面を決めながら遊べるごっこ遊びは、園児達のコミュニケーション能力の活性化が図れます。

 

特に言語能力が発達してくる3歳頃からは、人間関係についても学べるでしょう。ごっこ遊びを楽しむためにさまざまなアイデアを出し合うなど、想像力を生かしたコミュニケーションも生まれるかもしれません。

 

【協調性が育まれる】

ごっこ遊びでは子ども同士の協調性が育まれます。幼い頃のごっこ遊びは、人とコミュニケーションを取る楽しさが学べる貴重なチャンスです。

同じ場面を想像しながら遊ぶごっこ遊びは、幼い頃から誰かと協力して物事を進める力が養えます。

 

またお互いの気持ちや考え方、その状況にあった言葉遣いなど、集団生活に必要な協調性も自然と身につくでしょう。

 

【発想力・思考能力の向上】

遊びながら考える力が身につくごっこ遊びは、発想力や思考能力の向上も身につきます。

例えばお店屋さんごっこなら、普段お店で店員さんがどんなことをしていたか考えながら演じる必要があります。

また、もっとリアルなごっこ遊びを楽しむにはどうしたらいいか、といった発想力も養われるでしょう。

 

【情緒の発達】

何かになりきるごっこ遊びは、子どもの情緒を発達させるきっかけになるとも言われています。

なりきった役割の立場に立つことで、自分の考え方との違いや、その人の大変さに気づけるかもしれません。ごっこ遊びでされてうれしかった体験は、実際に人を気遣う練習にもなるでしょう。

 

【表現力の上達】

おままごとなどのごっこ遊びは、一緒に遊んでいる子ども同士で、同じ場面を想像しなければ成り立ちません。

そのため子どもたちは場面をイメージしやすいよう、食材を切っている動作や音を表現しようとするでしょう。

3歳以降になると語彙力も増えていくので、より表現豊かなごっこ遊びを楽しむ姿が見られます。

 

ごっこ遊びの事例3選

ここからは取り入れやすいごっこ遊びを3つご紹介します。

 

遊びの中で身につく力や注意点も紹介するので、ぜひ取り入れる際の参考にしてください。

 

【おままごと】

日常生活のまね事をするおままごとは、何歳でも楽しめるごっこ遊びの1つでしょう。

 

お買い物をしたり、ぬいぐるみを赤ちゃんに見立ててあやしたり、お母さんのまねをするのが代表的な遊び方です。

家族ごっこができるので子ども達の協調性も育まれ、自分より幼い子へのコミュニケーションの取り方も学べるでしょう。

 

年齢に合わせて食材やキッチンツールのおもちゃ、エプロンなど小道具も用意してあげると、表現力を伸ばすきっかけにもなります。

 

【電車ごっこ】

子どもが好きなごっこ遊びの1つである電車ごっこは、大勢の子どもたちが同じ場面を想像して楽しめます。

 

電車ごっこは車掌さんや電車をよく観察しなければできない遊びのため、子ども達の観察力、表現力が試されます。

ビニールテープなどで床に線路を作ってあげれば、みんなで並んで電車ごっこもできるでしょう。

 

より本格的な電車ごっこを取り入れたい場合は、ダンボールなどで簡単な電車を作ってあげてもいいですね。

 

【戦いごっこ】

ヒーローやヒロインになりきる戦いごっこは、役割やルール、けがをさせない程度の力加減を覚えるきっかけが得られます。

保育者にとっては的確な援助をしなければけがの危険性があるごっこ遊びなので、ハラハラする場面もあるかもしれません。

 

しかし子ども同士が、相手の痛みを知るきっかけや仲直りの仕方を遊びの中で覚えられる、数少ないチャンスでもあります。

友だちが嫌がっていたらすぐにやめる、道具は使わないなど、戦いごっこを始める前にルールを決めてあげるといいでしょう。

 

ごっこ遊びはただの遊びで終わらない

さまざまな感覚や情緒が養えるごっこ遊びは、子どもが楽しみながら学べる貴重な機会です。

 

時には子どもが本格的なごっこ遊びを楽しめるように、簡単なアドバイスをしてあげるのもおすすめです。

また保育者が一緒に楽しむのも、子どもにとって新鮮な刺激になるので積極的に触れ合ってみてくださいね。

 

 

SOU建築の保育園特設サイトはこちら↓

 http://www.sou-hoikuen.com/

 清水義文 (株)SOU建築設計室

E-maily.s-soukyu-arc@tbr.t-com.ne.jp

品川区西五反田5-24-10K・オフイィス2階

 

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トンボ

2022年11月18日 07時47分00秒 | 建築
もう11月中旬なのにトンボがいた?
不思議?




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山遊び、森遊び NO.42

2022年11月17日 17時09分00秒 | 建築

乳幼児や幼児が、山遊びというとかなり敷居が高いと思われるかもしれません。しかし、山遊びは安全に配慮したうえで早い段階から始めたほうが多くの効果を得られます。自然の中でさまざまなものに触れ、感じる経験は室内では決して得られないものばかりです。

今回は保育で山遊びを取り入れる狙いや効果、安全に楽しむためのポイントをお伝えします。

保育現場での山遊びとは?

保育現場で行う山遊びとは、高い山に登ることではありません。20~30分程度で山頂まで行くことができ、乳幼児でも楽しめるハイキングコースがあるような山で、傾斜を歩いたり、低い木に登ったりします。そして、ほかにも次のような遊び方があります。

 

【落ち葉・どんぐり拾い】

季節によっては落ち葉やどんぐり拾いも楽しめます。特に紅葉の時期はカラフルな落ち葉がたくさんあるため、拾い集めて園の工作などに使ってもよいでしょう。

 

【虫探し】

山にはたくさんの生き物が生息しています。特に夏場はカブトムシやクワガタなど子どもが好きな虫が多く、捕まえたり観察したりするのもおすすめです。

 

【川遊び】

山のなかに流れている川で遊ぶのもよいでしょう。サワガニを探したり、足だけを入れてバシャバシャしたり、水切りをしたりとさまざまな遊びを楽しめます。

 

保育で山遊びを行う狙い

わざわざ山に出かけて子どもを遊ばせるのは、室内や園庭だけでは得られない多くのメリットがあるからです。ここでは、保育で山遊びを行う狙いについて説明します。

 

【仲間同士で助け合う気持ちが生まれる】

傾斜を歩く時や転んでしまった時など、できるだけ大人が手を貸すのではなく、子ども同士で助け合うように仕向けます。最初はおどおどしてしまう子もいるかもしれません。しかし、慣れてくると年上の子が年下の子の手をひいて傾斜を上ったり、転んだ時にもすぐに手を貸したりなど自然と助け合うようになっていきます。この助け合う気持ちや協調性を育てるのが山遊びの狙いの一つです。

 

【ボディーバランスが鍛えられる】

平たんな場所がほとんどない山の中で遊んでいると、自然とボディーバランスが鍛えられます。平地ではないところで歩いたり、遊んだりしていると最初のうちは転んでしまうことも多いでしょう。それは、ボディーバランスが整っていないからです。

 

しかし、山のように不整地の場所で遊ぶうちにボディーバランスが良くなり、転びにくい体になっていきます。将来的にどんなスポーツをやる場合でも、ボディーバランスが鍛えられていると上達も早くなるでしょう。

 

【自然の楽しさ、大切さを理解できるようになる】

自然の中で思いっきり遊んでいると、さまざまなことがわかるようになります。「落ち葉の上を歩く感覚」「川の水の冷たさ」「草木の匂い」「斜面を転がり落ちる楽しさ」など、どれも町のなかにいる時には気づけないものばかりです。

 

これらを五感で体験することで、自然の楽しさ、大切さを学び、感性を育てることが山遊びの最も重要な狙いといえます。

 

山遊びを行う際の注意点

山の中は、つくられた園庭などとは違い、危険な場所も少なくありません。そこで、山遊びを行う際には、どういった点に注意すべきかについて説明します。

 

【多少の汚れやケガは気にしない】

山遊びをすれば、多少の汚れやケガは付き物です。骨折や打撲といった大きなケガには十分に気をつける必要があります。しかし。切り傷や擦り傷程度であれば、ことさらに気にする必要はありません。

 

むしろ、その程度のケガを怖がり、大人が先周りしてしまうことで子どもの自由を奪い、山遊びの意味がなくなってしまいます。子どもはケガをすることで、危険なことと安全なことの境目を知ります。そのためにも大人は極力、手や口を出さないように気をつけましょう。

 

【できるだけ山の中にあるもので遊ばせるようにする】

山遊びをする際は、できるだけおもちゃや遊具は持たず、自然の中にあるものだけで工夫して遊びを考えるようにします。そのほうが子どもの想像力が育ち、自分で遊びを考える楽しさを学べるようになるでしょう。

 

【いざという時の対応をできるようにしておく】

多少のケガは気にしないといっても、万が一の際には、町の中にいる時のようにすぐに病院に連れていくわけにはいきません。

そのため、常に応急処置ができる用意をしておくと同時に、慌てず迅速な処置ができるよう、訓練をしておくようにします。

 

安全に十分配慮して楽しい山遊びを
山遊びは室内や園庭では経験できない、さまざまな楽しさを体験できます。そのため、住んでいる地域にもよりますが、保育の現場にも積極的に山遊びを取り入れることをおすすめします。

 

子どもは最初のうちは怖がっていてもすぐに順応し、楽しく山遊びをするようになります。大人としては、できるだけ手や口を出さず、一緒に考え一緒に楽しむ気持ちを忘れないようにしましょう。そして安全には十分配慮し、楽しい山遊びを行いましょう。

 

 

SOU建築の保育園特設サイトはこちら↓

 http://www.sou-hoikuen.com/

 清水義文 (株)SOU建築設計室

E-maily.s-soukyu-arc@tbr.t-com.ne.jp

品川区西五反田5-24-10K・オフイィス2階

 

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2022/11/12

2022年11月16日 09時47分00秒 | 建築




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2022/11/13

2022年11月13日 00時07分00秒 | 建築




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本日の模型

2022年11月10日 15時30分00秒 | 建築






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