階段下が引き出しになっていて合理的?<o:p></o:p>
引き出しが確保できるよう、とっても急こう配?<o:p></o:p>
箱階段は可動できますが、実際、どこに動かくすの?<o:p></o:p>
よくよく考えると、不便・非合理的なもののように考えられます。
それは使いやすさを追求したものではないからです。
現代でいう「法規ぎりぎりの建築」、「法規とのすり合わせの折衷案」なのです。
私たちも、役所協議では、さまざまな事項の解釈で苦労しますが、昔の人もそうだったんですね。
江戸時代には本格的な2階建の商家は許可されていませんでした。
「武士を見下ろすことになる」というのが禁止の理由です。<o:p></o:p>
2階建てのできない商家に、階段があるはずありません!!!
そう、あくまで箱階段は、階段ではなく「箪笥」なんです。
現代でも、小屋裏収納(ロフト)の取り扱いなどは苦労します。<o:p></o:p>
小屋裏収納を書斎に使ったりしてはいけません、くれぐれも。
そんな、不心得のお施主様を減らすために、いろいろな行政では規制を強くします。<o:p></o:p>
(規制例)<o:p></o:p>
ロフトへの階段は、固定階段を設けてはいけない。はしごなどとする。<o:p></o:p>
まさに箱階段以来の考え方ですか??危ないのに・・・
ロフトにはTVやインターネットのジャックをつけてはいけない。
なるほど、無線LANの電波が届いちゃうのですが、どうしよう・・・<o:p></o:p>
ロフトにはエアコン等の空調設備をつけてはいけない<o:p></o:p>
収納整理で熱中症になりそう・・・・<o:p></o:p>
建築法規は、なかなか難しいと言われますが、「箱階段」を見ると、昔からみんな苦労しているんだなーと思います。
最後に、繰り返しますが、お施主の皆様ロフトで眠ったりしては、
決してしてはいけません。気持ち良くても、法的にダメですよ。くれぐれも
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