少女時代テヨンのソロアルバム検討について グループ出身の歌手はソロでは大成しづらい

SMがテヨンのソロのアルバムを企画しているとの情報が流れました。

私は少女時代、とりわけテヨンの歌唱力は本当に素晴らしいと思っております。

しかし少女時代のトップボーカルであるテヨンがあまり、ぱっとしないデビューなどしたらそれこそ許されません。

 

何回も言いますが、テヨンの歌唱力は最高だと思っていますが、いままでの経緯を考えますと、ソロで観客を納得させることに、あまり慣れていないのです。

 

これはテヨンに限ったことではありません。グループで他のメンバーとハーモニーをつけたり、たとえユニゾンであっても複数人でみなの様子を見ながら歌うことばかりやってきた者は、ハモることは非常に上手で、音程も申し分なく出来ることが多いのですが、同じ感覚でソロをとっても、声量や抑揚がグループ全体とのバランスで考えられているため、どうしても標準的というか、品よくまとめられ、素晴らしく素直なボーカルになっていることが多いのです。

 

テヨンの歌い方はまさにこの素直な歌い方のお手本のような存在です。

（私は、そこがテヨンを大好きな理由なのですが）

 

しかし、残念ながら、こうした歌い方はソロ歌手としては、要注意です。

特に欧米の著名な歌手は、とにかく、あくの強い、強烈なアピールを伴った、歌というかパフォーマンスを必ずします。（例えばマドンナやレディーガガなど）。

そうでもしないと（とっぴな格好をするなど）、だれも見てくれないのだそうです。（レディーガガ自身が売れない頃の自分を振り返って発言した言葉です）。

私はテヨンにそんな、とっぴなことをしてほしくありません。

少女時代はそうした誰も見てくれないことをカバーするために一糸乱れのない群舞をともなったパフォーマンスをしていると考えることもできます。

 

やはり、テヨンは少女時代の中でこそ映えるボーカルだと確信しています。

SMの方針も手伝って、ソロの企画を立てているようですが、テヨンの長所を考えると、ソロにはあまり力を入れてもしょうがないと思えてなりません。