ソファ・テレビ問題

一般的な家庭にあるもので

うちに無いもの。

ソファとテレビ。

普段は無くても困らないんだけど、

たまに、欲しいな、と思うことがあります。

思い切りドカッと寛ぎたい時とか。

ベッドに寝転ぶまではいかないけれど、

ちょっとゴロッとしたい時とか。

見たいと思った番組が

ネットでは配信されない

と分かった時とか。

パソコンのちまっとした画面ではなく、

大画面で見たい時とか。

・・・という話を雑談で

友人にすることもあるのですが、

「あったら便利だよ！買っちゃいなよ！」

と言う人は案外少なくて、

「まぁねぇ。でも、無くてもいいかもよ」

というトーンで返されることが

多かったりします。

彼女たちが語る「無くても良い」理由は、

【ソファ】

・勉強すべき時に、あるいはお出かけ日和の休日に

子どもソファでダラダラゴロゴロしているのを見ると、

うんざりした気分になる。

・酔っ払い（夫）はソファを好むもの。

大事なソファに臭いやヨダレがついた日にゃあ！

・かなりの頻度で食べ物のカスがこぼれている。

犯人は夫か子ども。

しかも掃除しにくい。

液体系をこぼされると絶望的な気分になる。

・部屋が狭くなる。

【テレビ】

・勉強すべき時に、あるいは・・・（以下同文）

・リビングで家族がテレビを見ると、

全く興味の無い番組の耳障りな音を

嫌でも聞かされることになり、苦痛。

・家族が、ダラけた姿でTVの前に陣取り

バカな番組に大笑いする姿を見ると、

家族がバカそのものに見えてしまい、

黒いため息が出る。

･･･つまり、

自分以外の家族が

それを使った時に生じる

「イラッ」が問題

ということのようですね。

分かるかも（笑）

うちもそうなるだろうなってことが

ありありと想像できるもの。

いくら注意しても、

油断するとすぐにソファに食べこぼす息子の姿。

小言を言う私の姿。

野球中継（２時間コース）、

大相撲中継（２時間コース）、

マラソン中継（２時間半コース）、

駅伝中継（５時間コース）

にかじりつく息子と、

「うるさいよ」「長過ぎ！」

「ダイジェストだけでいいんじゃない？」

と文句を言う私。

バラエティ番組にハマる息子。そして夫。

わざとらしいバカ騒ぎの声に

イライラが募る私。

酔っ払ってソファーで大鼾をかく夫。

ベッドで爆睡されるより

ムカッ！度合いが増すこと間違いなし。

・・・うん。やっぱりやめておこう。

想定されるストレスを

引き受けてまで

欲しいものではないわ。

こうして、毎回、

「欲しいな」の引き出しを

そっと閉めるのです。

と同時に、

私がソファやテレビが欲しいと思う時は、

基本的に自分が使うことしか考えてないな

ってことに気付くんですよねぇ。

随分身勝手だわ、私（笑）