寒いと泣きたくなるよね

昔、勤めていた

森の中にある幼稚園では

真冬でも晴れていたらほぼ毎日

森の中（獣道）へ散歩に出かけていました。

そりゃ寒いけど、

ガンガン歩いていたら

すぐに温かくなるので、

寒がり冷え性の私でも

案外平気だったな。（耳と鼻以外）

でもある日、散歩に出たとき

手をつないでいた、

転入して間もない

3歳児のりかちゃん（仮）が、

突然、泣きはじめたのです。

驚いて、どうしたの？と顔を覗きこむと、

りかちゃんは

「・・・寒い・・・」

と言って、さらにうぉんうぉん号泣。

線の細～い、小さな小さな女の子。

もうね、可愛くて可愛くて♡

アメリカから来たばかりの

りかちゃんの泣き声が

ほんのり巻き舌だったのも

可愛かったなーー。

ああ、そうよね、寒いね！

と抱きしめて、

手をさすったり頬をさすったりしたのを

覚えています。

人間は、どうも、寒いと泣きたくなり、

暑いと怒りたくなるようです。

・・・というエピソードを

久々に思い出したくらい

ここも寒い。

ま、寒いと言っても、せいぜい10℃。

泣きたくなるほどの

寒さにはなりませんけどね。

それでも、外は風が強いし、

室内には暖房が無いから、案外寒い。

コロナの関係で、

どこも換気が心がけられているので

余計に寒い。

今日は特に。

たぶん、明日はもっと。

もっと寒い地域では

どうやって換気し、

どうやって室内温度を維持しているのだろう・・・

うちのデッキの下、木材と基礎の隙間で

冬眠しかけていた？カエル。