olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

学校でのピアノ伴奏

2018-04-14 | 6年生
5年生の終わりに、Hちゃんと息子の二人が
音楽の先生から「校歌の伴奏者」に指名された。
これから、行事で校歌を歌うときは
順番で、二人のどちらかが伴奏してね、
と言われたらしい。

二人とも、人前に出るのを躊躇しないタイプなので、
先生も二人を選んだんでしょう。


息子は既に
修了式と始業式、入学式で校歌を弾いています。



まあ、校歌はいい。
簡単だから。


しかし、先日、
息子がまた「伴奏、頼まれた~」と楽譜を持ち帰ってきた。
6月の全校集会的な行事で弾く、と。
(てことは、歌の練習は5月に始まる?)


・・・まって。今度は校歌ほど簡単ではなさそうだけど?


息子、今、ベルガマスクの譜読みでヒーヒー言ってます。

加えて、インベンション2曲ずつと、
譜読みを早くする練習として
1週間1曲ペースのブルクミュラーが宿題に出ている。

ついでに、スケールとアルペジオも
どんどん増やされているところ。


けっこうアップアップなんですけど。


ねぇ、伴奏、本当にできるのーーー?


頼みの綱のHちゃんはどうなの?
あの子なら難なくできそう!


「あー、Hは、調号が4個もついた
 もう見るからに面倒くさそうな
 長~い曲を引き受けてくれたんだよ。
 ぼく、あれはヤダ。
 これは調号ないし、できるかなーと思って!」


そうか・・・。
Hちゃん、偉いなぁ。
彼女も忙しいだろうに。
さすがだわ。


にしても、先生、無茶ぶりするよねぇ・・・


っていうか、他のピアノ習ってる面々は?!
ほら、3年生でインベンション全部終わった
って豪語していた作曲家志望のTくんは?
いや、彼の演奏、聴いたことないけど、
言ってることが本当なら絶対できるはず!

Rくんも、Aくんも、Kちゃんも、Mちゃんも
ピアノやってたよね。
ほら、いっぱいいるやん!


「Tはヤル気ないんだよ。先生も諦めてるって」

えーーーっ。


「RとAはまだまだのレベルだし、KとMは分からんけど、
先生はHと僕しか頼む人がいないって言うからさー。
仕方ないじゃん。」


……やるしかないのーーー?(ため息)



ただでさえ毎日時間なくてカツカツなのに
学校の伴奏を引き受けると
やはりそれなりに時間を割いて練習せねばならない。

実際のところ、けっこう負担が重い

(本人はそれほどでもない、と気楽に構えているようだけど)

(予測の甘いポジティブくん…)



学生時代、いつものん気に歌うだけだった私。

伴奏者のことは「上手なんだなー」としか
思っていなかった。
もともと上手だから、そんな練習しなくても
楽譜見ただけでサラッと弾ける

くらいに思っていた。

違うんだね。

みんな、こうやって自分の時間を犠牲にして
陰の努力をして、伴奏してくれていたんだね。

今更だけど、感謝!

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