olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

ぼくはこのままで良いんだ!

2016-04-14 | お勉強(小学生)
子どもが英語を習い始めたいきさつはこの辺り



その英語教室、立ち上げたばかりで
なんだか経営的に落ち着かないようで、
先生の入れ替わりや出入りが激しい。
モロッコ人先生→フィリピン人先生、
今はギリシア人の先生。
一度だけ中東系?な先生も。


その落ち着かなさは困ったことなのですが、
一つだけ良いことが。


それは、入れ替わり立ち代わり来る先生たち、
どの先生も
息子の性格や授業態度を盛大に褒めてくれるので、
息子に新たな自信が加わったということ。
(英語能力云々ではありません)


同じ態度でも、学校では
「邪魔者扱い」になる可能性大。

いえ、先生もちゃんと長所として
見るべきところは見てくれているんです。
その上で、これはやり過ぎ、と
いうときは注意してくれているはず。

…注意されること、多かったはずです。

それでも態度を変えない息子。
よく萎縮しなかったなぁ、と。

で、どうも、直したいけど直せないのではなく、
自信をもって押し通している
確信犯的なところがあります。

きっと2年生の時の先生
息子をしっかり認めてくださったからだろうな、
と思っています。
学校生活の早い時期にその経験をしたから、
自信がついたのでしょう。

積極的に声を出す息子の授業態度を
「授業を活性化してくれる」と喜び、
イレギュラーな発言も、すぐさま拾い上げて
授業を深める材料にしてくれる先生でした。

ですから、そのクラスは
いつも生き生きとしていた楽しい雰囲気で。
活気と連帯感があり、
笑いと驚きと感動のある(いや、ほんとに)
良い授業が展開されていました。


(当時の授業風景。両手をあげてアピールしているのが息子)


その経験があるので、
学校でもこれでいいはずなんだけど?
と息子は思っている。


「2年では良かったのに、今は僕、“悪い子”
 のカテゴリーに入れられちゃうんだよねー」
とボヤくこともありますが、
今の先生が僕を認めてくれないのは
きっと、まだ僕の良さが分からないからなんだ、
ここでめげずに頑張って分からせてあげよう!
と思っているに違いない・・・(笑)


驚きの自信です。



そして、その同じ態度が、英語教室では
どの先生にも気に入られ、褒められた。


なーーーんだ、やっぱりね!
僕、これでいいんだ!( ̄▽ ̄)


はい、自信に強固な根拠が付け加えられました!(笑)


いいよ。息子。
いけるところまで突き進んでおくれ。




ある場所で「ダメだ」と言われても、
他の場所では良いと言われることもある。

ある人は認めてくれなくても、
違う人にかかると高評価が得られることもある。


ある人の価値観、今の先生の価値観、日本の価値観が
唯一無二のものではない。


人の意見を聞くことは大事だけど、
それでも、自分が「どう考えても、これで良い!」と思うなら
それを押し通して、
ことによっては場所を変えて生きる道もある。


居場所はここだけではない。

学校以外の場所がある。

日本以外の場所もある。

世界の価値観は多様なんだ!
どこかに自分の居場所はある!



もし皆がそう思えたら、
子どものいじめや自殺は
もしかしたら減るかもね…



と、英語教室ではこんな風に
うまくいっていますが、
新しいクラスではどうなることやら。
ヒヤヒヤ。

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