青い日記帳

彼氏持ちリーマンの独り言

恋愛下手男の恋愛事情‐初恋の男(その1)

2009-01-22 21:52:06 | Weblog
俺自身、自分の人付き合いが苦手なこともあって、常に恋愛をしていないとダメという人間ではない。むしろ、一人でいた方が落ち着くとか考えていた、悪く言えば人嫌い、とか対人恐怖症的な面がある。


そんな俺でも、片手で足りるぐらいに過去には胸がドキドキするような人との出会いがあったんで、思い出しながら書いてみようかと思う。

単純に
「あなたの初恋はいつですか?」
と聞かれたら、

「小学校生の時に、同じ団地に住んでいた理恵子ちゃん」

と答えます。でもこれって恋というより、単なる仲の良かった女の子感覚なんですよね。
「大きくなったら、理恵子ちゃんと結婚する!」ぐらいは言っていた気はしますが。


実際に男に恋をしたことを自覚したのは、高校一年生の時に中学の同級生だったO君。

O君との出会いは、俺が中学一年の時に転校したクラスで、仲良くなったグループの中の一人。
O君はクラスは違うんだけど、同じクラスの世話好きなS君の親友と言うことで紹介され、仲良くなった。

O君はとにかく笑顔が似合う、童顔な男で、山崎邦正みたないな感じだった気がする。もっといい男だったけど、何故かおかっぱ頭だった。

中学一年の時は、S君、O君を含んだ四人ぐらいで良く遊んだ。O君は手先が器用で美術の成績が良かった。俺も絵はからっきしなんだけど、工芸的なものはちょっと得意だったんで、よくO君と放課後美術室に残って作業してたりした。

当時は消しゴムを彫刻刀でレーシングカーの形に削って、机をコースに見立てて、ボールペンで消しゴムの車を弾いて進めるレースが流行っていて、O君の家に行って一生懸命作っていたのは覚えている。

ただO君は同じ友達のS君の小学校時代からの親友であり、俺とは単なる友達の友達の域は出ていなかった。当時は俺もO君のことは意識してなかったしね。

中学二年になると、S君ともクラスが分かれ離ればなれになり、自然とO君と遊ぶこともなくなった。

中学二年の年は、俺の人生の中でも最も不遇な時代。

一年の時の友達の一人であるK君とはクラスは一緒になったものの、K君はいわゆるいじめっ子タイプで、大人しく自己主張をあまりしない俺はかっこうのターゲットにされた。

まずしょっぱなK君に学級委員に推薦されて当選してしまう。転校当初のテストがたまたま良かっただけで、頭が良いとかなんとかで推薦された。クラス替えしたばかりで誰が誰かもわからないクラスでは他の立候補も推薦もないので、そのまま学級委員をやる羽目に。さんざんやりたくないと担任に詰め寄るも無駄でした。

学級委員なんてやれる人徳も、度胸もない自分は、このまま自殺でもしたら楽になれるのだろうか、なんて良く窓から下を見てたりする。

中学二年生をまとめあげるなんて、よっぽどの人気者か、クラスから一目でも置かれなければ、上手く出来るわけでもなく、副委員長の女の子に何かと助けられていた。
そんな感じだから、次の学期には別の子が学級委員に収まった。
俺自身はホッとしたが、あいつにするんじゃなかった的な言葉を言われて、結構傷ついた。

Kくんはその後もいろいろ絡んできては、俺を悩ました。本人は俺がいないと他に友達いないだろうと上から目線的な態度でせっしてくるが、俺からすれば、ほっておいてほしかった。

あくまでK君の問題であり、他のクラスの人間がK君に同調しなかったのは幸いだった。昨今のイジメのようにクラス全体でハブされていたら、耐えられなかったかもしれない。もっとも俺がK君にからかわれていた時に、助けてくれるような友達もいなかったけど・・・・

まあK君は身体も態度も大きかったが、勉強はあまりできないので、そこだけは見返すことはできたけど。

3年になると、ようやくK君とクラスが離れ、また新しい友達ができて平穏な日々を送るようになった。それでもK君はたまに俺のクラスに来ては嫌がらせをすることは止めなかったけど。


やがて高校受験もまもなくという時期になって、都立校を受ける生徒での対策クラスが編成されて、O君と再開を果たし、接近することになる


続く・・・

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