「花よりだんご」な花見

先週末は近くの曽我梅林に梅の花を見に行ってきました。

ここの梅林、関東では結構有名らしくて朝のニュースなんかで中継が入ってました。初夏にはこの梅林で取れた梅がスーパーに並んで、梅干しや梅酒のレシピが紹介されている光景が良く見られます。

俺がこの辺に越してきてからもう10年は経つんだけど、まだ行ったことがないってことで、相方と行ってみた。相方の元彼はこういった風流なイベントが好きな人で、毎年行っていたらしい。特に張り合う訳じゃないけど、相方の話に出てくる梅巻ってのを食べてみたいと思ったしね。

ちょっとした誤算があったのは、前の日にかなり強い春一番が吹いたこと。なにせ近くの公民館の屋根のシートが剥がれたってニュースで報道されるたし。せっかく咲いた梅も散ったのかもと心配。

もう１つは春一番の後の猛烈な陽気。なんか４月並みの暖かさだったみたいで、春先取りと喜んでばかりはいられないんです。なにせ俺は花粉症なんですから・・・


駐車場を探して着くと、こじんまりとしたお寺の境内で、茶店が出ていたので、ちょっと抹茶と茶菓子でちょっと一服。梅を見ながら、梅巻を食べながら抹茶を飲むってのが、目的の一つだったんで、しばしゆっくり時間を堪能しました。

この茶店って、地元でも人気の和菓子屋さんがプロデュースしているだけあって、和菓子類は旨い。特に梅巻は、紫蘇嫌いな人でも大丈夫なくらい食べやすく、餡子を包んだもち米を塩気のある紫蘇で包んであって美味！

季節ものらしいので、また買って食べようと誓いました。

そこからは梅林目指して30分ほど歩く歩く。後からもっと近くに駐車場があることが発覚した訳なんだけれど(;^_^A

目的の梅林は流石に有名どころらしく広くて、人でそれなりに賑わってましたね。桜に比べれば、華やかに欠けるけど、小さな白や、桃色、赤の梅の花が咲いている様子を見ると、もう冬も終わりなんだなと感慨深くなりました。土曜日の春一番で大分散ってしまったとは言え、急激な暖かさで開花も促されたみたい。

一通り梅を見た後は会場の近くにある手作りジェラートの店へ。俺は三種のベリー、相方はキャラメルと梅酒のダブルをチョイス。
味的には普通かな・・・相方のチョイスした梅酒ってのが、妙に酸味があって、後味がゲロった後の胃酸の味がするって言って、俺に押し付けてきたので、内心「たしかに・・」と思いつつ完食。

この時点で結構疲れてたんだけど帰りも30分かけて、歩かねばならないと考えるとげんなり。相方は人通りがないのをいいことに歌いながら歩くし・・・

まあ、今回食ったスイーツ分のカロリーはきっと消化されたに違いない(笑)