一昨日、例の彼にお別れのメールを送った後の俺は、失恋による痛手と夜眠れなかったことから、腑抜け状態になっていた。
リビングで横になりながら、録り貯めていたバラエティー番組を見ていた。画面では芸人による爆笑トークが繰り広げられていたが、俺はそんな気分ではなかった。
さすがに相方も、いつもと違う俺を心配して、聞いてくる。
相方:「空太、どうしたの?、どっか具合でも悪いの?」
俺:「別に・・・」
もちろん、本当のことを言うことはできない。
相方:「熱でもあるんじゃない?」
と手を額に当てると確かに熱がありそう。試しに体温計で測ってみると熱が37.8あった。
相方は俺が具合悪いと知るや、毛布をかけてくれた。
午後になって埃が目立つから掃除する時も
相方:「空太、具合わるいんだから、寝室で寝てなよ」
と言ってくれ、相方が掃除機をかけている音を聞きながらベッドに横になる。でも一向に睡魔はやってこないで、くよくよと考えごとをしていた。
夜は夜で、晩飯時に
相方:「空太、全然食べてないじゃない。今日はお風呂貯めるから、ゆっくり浸かって早く寝なよ。」
俺はノロノロとラベンダーの入浴剤が入った風呂に浸かりながら、やはり、出口のない考えごとをする。あの時、こうしていたら今は変わっていたんだろうか・・・
今からでも謝れば昔の関係に戻れるんだろうか・・でも俺が変わらない限り同じ考えの違いでやっぱりダメになるだろう。そんなことは俺も苦しいし、向こうも苦しいだろう。
いっそ最初から単なる知り合いとして付き合っていればよかったんじゃないか?そうすれば今でも一友人としてのポジションは得られたんじゃないか?
この場合、短くはあったが幸せな時間はなかったし、今の俺の生き方が否定されて、もっと早くに友人としてのポジションすら失われることになるんだろうな・・
と、たらればを考えずにはいられなかった。ただすべてを捨てて彼の指摘の根本的な解決をするべきだったと考えないことから、逆にそれだけのことだったのだろうか・・・
いずれにしても所詮過ぎた時は戻らない。
こんな感じでこの日は相方に多分にも心配させてしまった。彼の指摘の一つに深く関わっている社会的に見るとダメ人間の相方だけど、基本的に気は優しい。そうでなければ、こんなに問題のある相方と一緒にいようとは思わない。
相方に隠れて恋をして、失恋して、そして勝手に落ち込んだ俺って反吐が出るほど嫌な人間かもしれない・・・
心配かけてゴメンね。もうすぐ元通り元気になるよ。
リビングで横になりながら、録り貯めていたバラエティー番組を見ていた。画面では芸人による爆笑トークが繰り広げられていたが、俺はそんな気分ではなかった。
さすがに相方も、いつもと違う俺を心配して、聞いてくる。
相方:「空太、どうしたの?、どっか具合でも悪いの?」
俺:「別に・・・」
もちろん、本当のことを言うことはできない。
相方:「熱でもあるんじゃない?」
と手を額に当てると確かに熱がありそう。試しに体温計で測ってみると熱が37.8あった。
相方は俺が具合悪いと知るや、毛布をかけてくれた。
午後になって埃が目立つから掃除する時も
相方:「空太、具合わるいんだから、寝室で寝てなよ」
と言ってくれ、相方が掃除機をかけている音を聞きながらベッドに横になる。でも一向に睡魔はやってこないで、くよくよと考えごとをしていた。
夜は夜で、晩飯時に
相方:「空太、全然食べてないじゃない。今日はお風呂貯めるから、ゆっくり浸かって早く寝なよ。」
俺はノロノロとラベンダーの入浴剤が入った風呂に浸かりながら、やはり、出口のない考えごとをする。あの時、こうしていたら今は変わっていたんだろうか・・・
今からでも謝れば昔の関係に戻れるんだろうか・・でも俺が変わらない限り同じ考えの違いでやっぱりダメになるだろう。そんなことは俺も苦しいし、向こうも苦しいだろう。
いっそ最初から単なる知り合いとして付き合っていればよかったんじゃないか?そうすれば今でも一友人としてのポジションは得られたんじゃないか?
この場合、短くはあったが幸せな時間はなかったし、今の俺の生き方が否定されて、もっと早くに友人としてのポジションすら失われることになるんだろうな・・
と、たらればを考えずにはいられなかった。ただすべてを捨てて彼の指摘の根本的な解決をするべきだったと考えないことから、逆にそれだけのことだったのだろうか・・・
いずれにしても所詮過ぎた時は戻らない。
こんな感じでこの日は相方に多分にも心配させてしまった。彼の指摘の一つに深く関わっている社会的に見るとダメ人間の相方だけど、基本的に気は優しい。そうでなければ、こんなに問題のある相方と一緒にいようとは思わない。
相方に隠れて恋をして、失恋して、そして勝手に落ち込んだ俺って反吐が出るほど嫌な人間かもしれない・・・
心配かけてゴメンね。もうすぐ元通り元気になるよ。