吾が見る先に(agamirusakini)

自分が見る先には何があるのだろうと思う事が多くなってきた。振り返りながら、自分の道を探しながら歩いていきたいと思う。

山中温泉聴泉閣

2014年04月22日 | Weblog

やはりネットでいろいろ調べているうちに

         見つけたのが《聴泉閣》さんの情報でした。

  結構古い絵葉書や写真などを販売しているサイトはありましたが

     やっと、それらしきものを見つけました。

どうも2004年に高齢者専用マンションとして、オープンしている。

          という情報を見つけ、そこにメールしようと思いましたが、

実は諏訪にも同様のケースがあり、連絡をまだいただけない状態なので

                            躊躇したんです

     どこかに何か手掛かりはないかと思い、見ているうちに

山中温泉の昔を書いているブログ《BINBO MAGAZINE》でした。

 矢も盾もたまらず、問い合わせのメールをしてしまいました。

     今朝がた、丁寧なご連絡をいただきました。

                                              すこしピンボケですみません。

      以下がその内容になります。

《拝見致しましたマッチのラベルは、「聴泉閣」のものに間違いはありません。
 昭和24年刊行の電話帳には、この旅館が同じ電話番号で掲載されています。
 ちなみに、電話番号は5番、7番と調理場専用の電話が137番という意味です。
 設立時期はハッキリしませんが、終戦前後ではないかと推測されます。
 場所は拙宅のすぐ近くにあり、子ども心にもよく見慣れた旅館施設でした。

 母体は旧温泉旅館のオーナーたちと大同工業という企業の協同設立だったのが、
 その後はどうい経緯か、経営権は大同工業側に移管しました。

 山中温泉の繁栄時期には本館である河鹿荘とともに、隆盛を極めましたが、
 地元観光産業の斜陽化に伴い、平成初期には廃館。
 2004年には高齢者専用施設「はるる」としてリニューアル・オープン致しました。》

やはり昭和20年頃からの物なのでしょう。

  しかしいつも思うのですが、ラベルとはいえこうして今調べていると

      その当時の歴史の息使いを感じます。

衰退しながら、再生をするというパワーはすごいものです。

            《空青く力強く生きた時代をまた生かす》