久しぶりにパソコンのメールを見たら、ソーラーレモンからたくさんの警報メールが来ています。
天気が悪いと0発電のメールも来るのであまり慌てないのですが、ちょっと覗いてみると今回は様子が違います。

第2南発電所のパワコン3台の内の1台が3月19日の朝から止まったままです。
19日はちょうどその南の竹やぶを今シーズン最後の伐採に行っていた日なのですが、全然気づかなかったのですね
そして夕方だったのですが、スクランブル発進で調査に出かけました
最初の確認はブレーカー、これが落ちているだけなら良かったのですが(良くないけど)
異常なし

そしてパワコンは止まっていますファンの音がしない、

内部の表示も手動停止のLEDが点灯しているのみ?

そして止まっているのが、田淵ゲートウェイBOXとマスターBOX の付いているパワコンです
この発電所は変わっていて、3台の 9.9kw3相パワコンの内1台だけ抑制が掛かっています

その為だけのゲートウェイBOXとマスターBOX なのですが、液晶表示がついているので
多少8セグ表示のパワコンより見やすくてましです

連系停止?なぜ? 通信確認????

通信ゲートウェイBOXを開けてみると
あれ真ん中に何かぶら下がってる???

なんだこれ? 両面テープが外れたみたい?
後で知らべてみるとどうもGPSセンサらしい
何でGPSが必要なのか不思議だけど通信には支障が無いみたい??

緑ランプが全部点灯している、

赤い運転SWを押してみるも起動せず
パワコン電源、ゲートウェイBOXマスターBOX の電源も全部落として再起動するも
反応なし??何か連係停止のプログラムで停止しているような予感??もふつふつ

もう仕方ないので、その日は撤収して、シャープサービスに連絡
全然繋がらない音声案内にいらいらしながらも何とか連絡が取れて、メールで写真も送って
シャープから田淵へ連絡してくれた模様

そして2日後 修理連絡は無かったのだか
何とか自分でできないかとマニュアルを持って現場へ、
すると現場に着いたとたん、田淵の担当から連絡が、ナイスタイミング!!
電話で話しながら、操作して液晶表示などの状況を連絡!
どうも通信が悪い感じなので、向こうの方でリセットしてみるという事でしばらく待って
再度連絡のあと、起動赤ボタンを押すと、何の事も無かったかのように起動しました。
取りあえず 良かった!良かった!なのですが、

通信が付いているだけで止まるリスクがあるという事が判明
これは無いに越したことはない
実は この発電所 通信が付いているのに代理抑制なんですよね!!

再エネ制御システム公開情報を見てびっくりしました。
以前のように旧ルールは抑制無しと言うなら良かったのですが、旧ルールもいつの間にか
代理抑制するという事になって、3台の内の1台が新ルール抑制になっても全体の発電量しかわからないので
抑制のやりようがないので 全体を代理抑制するしか無いんですよね、
ならば通信機能はいらない、あっても通信の抑制はやらない、代理抑制なんですよね、
そこで四国電力に聞いてみました、
返事は 「おっしゃることは良くわかってその通りなのですが ルール通りしていただきたい」
と融通の利かない事を言います、
そりゃそうだろうけど、全然使わない通信装置に何の意味があるのか??
今回の様に止まってしまうリスクさえあるのに!
そして四電の言うには 「3台全部のパワコンを通信抑制できるようにして頂く方向への変更はできます」との事?
それは代理抑制より得なのですか?の質問には 「はっきりとはわからない」
との事で、??????ですよね