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あくてぃぶ・そなあ

深海に潜む潜水艦。ピンと響くアクティブ・ソナー。何かそんな刺激的なことが書けられれば良いと思っております。

小澤征爾指揮 ブルックナー交響曲第7番

2005年08月11日 19時50分25秒 | クラシック音楽
ブルックナー:交響曲第7番
小澤征爾, サイトウ・キネン・オーケストラ, ブルックナー
ユニバーサルクラシック

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 冒頭の「ブルックナー開始」から清澄な感じがする。
ブルックナー第7のコレクターとしては、申し訳ないが、意外だった。サイトウ・キネン・フェスティバル松本が5日後に開かれます。それすら、おいらは知らなかった。

 ブルックナー第7は第1楽章が好き。
なぜと訊かれても答えようが無い。好きな物は好き。なんだかガキンチョみたいなこと言っとるな。

 マイベストは、以前にも書いたが、カラヤンのラスト・レコーディング。

 

フルトヴェングラー没後50年

2005年07月22日 19時44分02秒 | クラシック音楽
 没後50年を節目にフルトヴェングラーの指揮した作品は著作権を失うらしい。
グラムフォンもEMIもフルヴェンのCDを相次いで出したが、それには上に書いたように著作権が絡んでいるらしい。著作権が切れるとどこのレコード会社がCDを出しても構わない事になる。

 もし著作権が切れても今以上に流通するかは微妙なところ。
だって、おいらみたいなフルヴェンを最近知った者はともかく、世の中デジタルでステレオな時代わけ。カラヤンから聴きはじめている世代が大多数だもの。なに好んでモノラル聴こうとするか。ましてやLPレコードで聴こうとする若者は極々少数だろうから。

 おいらは前にも書いたが、トスカニーニのブラームス第4番を聴いて、同じ時代のしかもモノラルなら聴き比べにちょうど釣り合っていると思って、フルヴェンに手を伸ばしたのだった。トスカニーニを聴く時点でもう変わり者呼ばわりされている。

 フルヴェンのディスコグラフィーが文庫で出版されたがもう絶版。
書店によるたび買おう買おうと思いつつ手が出ず、買い逃した。古書店でも見つからない。と言う事は、やはりフルヴェンには需要があるのか? いやそうではないだろう。フルヴェンのファンが自分の持っているレコードやCDが完璧なものかを調べるために購入したのだろう。

 おいらも欲しい。
その内、オークションにも出て、高値になって話題を呼ぶのだろう。 

ラヴェル『亡き王女のためのパヴァーヌ』

2005年07月12日 20時18分06秒 | クラシック音楽
『亡き王女のためのパヴァーヌ』1899年作曲
感傷的に成る曲。曲自体は誰でも聞いた事があるかも知れません。編曲も多く、癒し系の音楽だ。

 ネットの中でコミックを見つけた。
こう言うのもたまには良いものだ。このパヴァーヌもアシュケナージのピアノで聴いた。

 ネットで検索すると『北の国から~遺言』で使われたそうな。
誰でも癒し系の音楽と評する。同じラヴェルの作品でも『ボレロ』は情熱的。『ボレロ』は『銀河英雄伝説』でもBGMとして利用されている。    

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

2005年07月11日 19時50分59秒 | クラシック音楽
 しばらく聴いていないなあ。
ラフマニノフのピアコンは聴き比べをしていない。アシュケナージのものしか聴いていない。ラフマニノフは4曲のピアコンを発表しているが第2番と第3番が有名。

 アルゲリッチのものを聴いてみたいがどれがいいのだ?
ピアノと楽団との相性は? これも聴き比べしたら大変なことに成るなあ。でもアルゲリッチだけは押さえて置きたいような気がする。北村薫『覆面作家シリーズ』でお嬢様がアルゲリッチを聴いて才能云々する場面があったような気がするからだ。アルゲリッチの名前が出てくるのは確か。

 ノイローゼの治療として作曲された作品。
第3番は第2番が好評だったので生まれた作品。アメリカ旅行の影響もあるとかないとか。記述に自身がない。おいらもノイローゼの治療を受ければラフマニノフみたいになれるかなあ。いやいやそれは無理だ。もともと才能無いもん、おいら。  

クライバーは眠らせてくれなかった

2005年07月06日 16時03分51秒 | クラシック音楽
 クライバーを聴きながら眠るつもりだった。
第2楽章の中盤に入るくらいのところから、全身耳にして聴いていた。第3楽章、第4楽章と進み聴き終わったときには、睡眠薬もなんのその、完全に目が冴えてしまっていた。成る程、これなら皆さんが推すはずだ!

 クライバーでブラームスの交響曲全曲を聴くことが出来ないのは悲しい。
レパートリーの少ない指揮者だそうだが、今入手可能なのはどの曲だ? クライバーを追いかけてみても面白いかもしれない。このブログは、音楽が中心ではないのに音楽ネタに偏り始めている。修正しなくちゃ。

 今日、フルヴェンのブラームス第4番のブライトクランク・ステレオ盤を入手。
第1楽章の途中までしか聴いていないが、モノラル盤の方がノイズが少なくて良いような気がする。
    

2+1枚のブラームス第4番

2005年07月05日 21時27分51秒 | クラシック音楽
 今日、カルロス・クライバー指揮ウイーンフィル、1980年3月ウイーンにて録音を買った。
フルヴェンのベルリンフィル、1948年(live Recording)とで現在手元に在るCDが2枚、それと聴き比べには使用できないDVDムラヴィンスキー盤とで2+1枚です。

 ブログでよく見かけるクライバー盤は、これなのでしょうか?
このフルヴェンの盤と比べても遜色はありません。むしろステレオ録音の分クライバーに分があるように聴こえます。

 でもおいらのマイベストのフルヴェンのCD(レコードでは聴いていない)にはかなわない。
これは今、手元に無くて聴けないせいなのだろうか?「クラシックは最終的にはその人の好み」この言葉はまだ生きている。

 ぁ、今CDウォークマンのチャージが終わった。クライバーの方を聞きながら眠るとしよう。
      

ドヴォルザーク交響曲第9番ホ短調「新世界より」

2005年07月04日 20時30分20秒 | クラシック音楽
 昔むかし、フルトヴェングラーの指揮する「新世界」が見つかったとされCDが発売されました。
おいらもそれを購入して聞きました、何度も。オークションで売れるかなと思っていたのですが、このフルヴェン指揮のCDは、偽者でした。おいらはつい最近知ったばかりです。これをもって、おいらのレベルが分かろうと言うものです。

 また、ベートーヴェンの第10交響曲が発売されました。
確か発売元はJRだったような気がしています。断片が残されていてそれを補完するようにして作られたようです。これはベートーヴェンの作品と言えるのでしょうか? 復元した人の恣意が含まれているから、ベートーヴェンの作品と言ってはいけないのではないでしょうか?

「新世界」は、好きな曲の一つです。
教科書的に書けば、「新世界」アメリカで乗った蒸気機関車の出発するような感じ、行過ぎてゆく「新世界」アメリカの風景。これらのものが見えてくるようです。

 ブログは続ければ良いというようなものではなさそうですね。  

DVDで聴くブラームス第4番 ノートパソコンで聴くのは止めて

2005年07月03日 19時39分40秒 | クラシック音楽
 今日値段が¥1995円でしかもメンバーズ・カード(あのスタンプを押してもらうやつ)が一杯に成ったので、それを使って¥1000円引きになった。しめて¥995円也。

 買ったのは、
   ヨハネス・ブラームス 交響曲第4番ホ短調作品98
   指揮:ロリン・マゼール バイエルン放送交響楽団
   1995年ミュンヘン・ヘルクレスザール

 DVDでは他に、ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルを視聴している。
ムラヴィンのはモノラルだが好みに合うらしい。それともモノラルだから好みなのか? 多分オーディオ機器の問題なのだろう。今回はノート・パソコンで聴いている。

 LDでショルティのブルックナーかチャイコフスキーを視聴したときはちゃんとしたオーディオ機器で聴いたからか、曲に入っていけた。そうは言っても曲目を忘れるくらいだから対した事は無かったのだろう。

 ショルティのベートーヴェン第5番は、学生時代の音楽の講義で聴き比べをさせてもらった。
この講義ではショルティの他小沢も聞かされた。この講義が無ければ、ブルックナーの30枚聴き比べは無かったろう。で、ブラームスの聴き比べも無く、フルヴェンも知らずに終わったのだろう。

 今後、DVDなどの映像を伴ったクラシックの聞き比べができるようになるだろう。
LDのときはそこまで行かなかった。現在のDVD事情はどんなものだろうか? 今後に期待する。
     

チャイコフスキー交響曲第4番

2005年07月01日 17時55分51秒 | クラシック音楽
 流れでこうなってしまった。
これはチャイコがパトローネの婦人に書き送ったプログラムを読んでみると、再び「これは」おいらのテーマだ、と思ったものです。最後には、やはり運命が勝つんですよね。人生ってそんなものなのか……。

 これも何枚かCDを聴き比べをしている。
で、その結果、ムラヴィンスキーの指揮しているのが、マイベスト盤だ。第2楽章では、安楽椅子に腰掛けて良き時代を回想しているうちに、手にしていた本(?)が、ハラリと床に落ちてゆくのが見えたような気がしたものだ。

 今持っているDVDには第4番が載っていない。
ブラームスの第4番がリハーサル風景とともに載っている。録画を見ているとリハーサルかと思えばそれが実演だったりする。何故なのかと思ってライナーノーツを読んだりしていると、旧ソ連時代、ムラヴィンスキーには、リハーサルは行ったものの、開かれなかった演奏会が多々あったらしい。理由は「今日はこれ以上の演奏は出来ない」から。

 ムラヴィンスキーにとっては、音楽は神にささげるものだった。
今だったらそんなことで演奏会をキャンセルしようものなら、即解雇だろうな。

ブラームス交響曲第4番

2005年06月30日 21時07分06秒 | クラシック音楽
 おいらの好きな曲の一つだ。
一番好きなのは昨日書いたブルックナーの第7番。でブラームスの第4番、チャイコフスキーのこれも第4番と続く。ブラームスの第4番を初めて聴いたのはLDでトスカニーニの指揮するものだった。

 当時、ブルックナーの第7番で聴き比べることに夢中になっていたおいらは、当然聴き比べをする。で、比べたのがフルトヴェングラーの指揮するスタジオ録音盤だった。

 同じブラームスの第4番が全く別な曲に聴こえるような感じがした。
トスカニーニが♪タタッタタ……ならフルトヴェングラーは♪タ-タ-タ-タ~……ってな感じ。と言っても実際に聴いてもらわなければ分かりませんね。

 これでおいらはフルヴェンに走った。
フルヴェンの指揮する曲は、みごとなまでに一つ一つが異なっている。同じベートーヴェンの第5番「運命」も最初の♪タタタ・タ~ン……からして違うのだ。

 同じブラームスの第4番でもワルターのものは、CDでLP音楽の音質を再現しようとするもの。
実際ワルターは練習中のときに「~のような感じで」のようなことは言わなくて「もう少し音をのばして」とか具体的だったようだ。ワルターを聴くとき、ロボットのフルヴェンが指揮しているような感じがする。

 モノラルであってもフルトヴェングラーの指揮するブラームスの交響曲第4番が聴きたい。