イタリア・ローマに本部を置く国連世界食糧計画(United Nations World Food Programme、以下WFP)は、飢餓救済と人道援助を疑似体験できるゲーム「WFP Food Force」v1.0を公開した。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同団体のWebサイトからダウンロードできる。動作には「QuickTime」が必要。
「WFP Food Force」は、人道支援活動を行うシミュレーションゲーム。舞台は、インド洋の中心に浮かぶ架空の島国“Sheylan”で、戦争や干ばつにより多くの国民が飢餓に苦しんでいる。プレイヤーはWFPの一員となり、食料調達から街の復興までを援助するのが目的だ。
6つに分かれたそれぞれ異なるミッションを、フードフォースの緊急支援チームと共に進めていきます。8歳から13歳までの子どもたちは、たくさんの現実味のある挑戦に立ち向かっていきます。架空の島であるシェイラン島にいる何千万もの人々にすばやく食糧を与えなければいけませんが、そのためには、偵察のためにヘリコプターを操縦し、輸送の護衛のために武装した兵士と交渉をします。また、再建された村を支援するために食糧を与えるといったことをしなければいけません。
パソコンを土台としたこのビデオゲームは、インターネット(www.food-force.com)から無料でダウンロードして利用することができます。現在、英語でのみ利用可能ですが、他の言語への翻訳も計画されています。
10月14日(?)日本語版配信予定?