また本を買ってきました。洋物の分厚い物を選んで!!左上の物は836ページ、いったい何日かかるだろうか?
昨夜から読み始めたのは、右上の”グッバイ サイゴン”
”あとがき”より
この小説の主人公である二人の女性も、男性優位の社会で苦戦を強いられている。しかも、人種のるつぼと称されるアメリカという国で、ひとりはベトナム難民、ひとりはユダヤ系というハンデを背負っている。それでも彼女たちは老親や幼い子供、妹や弟を扶養しながら、精一杯生きている。信じられないほどの悲惨な過去も、彼女たちのしたたかな生命力を奪う事は出来ない。しかも、二人とも、かつての日本人女性のように家の為に尽くし、困っている人を見ると手を差し伸べずにいられない律儀な一面を持っている。だが、家族のために犠牲になった哀れな女性と呼ぶには、彼女たちはあまりにも輝いて見える。運命に翻弄され、忍従の生活を送っているようだが、その生き方は、解放された女性たちの自由な生き方に比べて遜色ないばかりか、むしろ大地にどっしりと根を張ったようなゆるぎなさすら感じられる。、、、
483ページで、主人公の二人が初めて出会ったのが127ページ目。それまでは二人の現在と過去を交互に記している。そこは少し忍耐。
ジェイナ、アンディ、デニス、、、まだなんとか区別は付くが、ベトナムの名前のメー、バー、ブィー、、、これは少々きつい。
洋物を読むと、その土地の文化、習慣、歴史などが各所にちりばめられ、大変参考になる。
この話も、主役の一人のベトナム難民の女性は、ベトナム戦争のとき”親戚のおじさんの営む売春宿で13歳から客を取りはじめている。その店では母親も客をとっており、、、”
昨夜から読み始めたのは、右上の”グッバイ サイゴン”
”あとがき”より
この小説の主人公である二人の女性も、男性優位の社会で苦戦を強いられている。しかも、人種のるつぼと称されるアメリカという国で、ひとりはベトナム難民、ひとりはユダヤ系というハンデを背負っている。それでも彼女たちは老親や幼い子供、妹や弟を扶養しながら、精一杯生きている。信じられないほどの悲惨な過去も、彼女たちのしたたかな生命力を奪う事は出来ない。しかも、二人とも、かつての日本人女性のように家の為に尽くし、困っている人を見ると手を差し伸べずにいられない律儀な一面を持っている。だが、家族のために犠牲になった哀れな女性と呼ぶには、彼女たちはあまりにも輝いて見える。運命に翻弄され、忍従の生活を送っているようだが、その生き方は、解放された女性たちの自由な生き方に比べて遜色ないばかりか、むしろ大地にどっしりと根を張ったようなゆるぎなさすら感じられる。、、、
483ページで、主人公の二人が初めて出会ったのが127ページ目。それまでは二人の現在と過去を交互に記している。そこは少し忍耐。
ジェイナ、アンディ、デニス、、、まだなんとか区別は付くが、ベトナムの名前のメー、バー、ブィー、、、これは少々きつい。
洋物を読むと、その土地の文化、習慣、歴史などが各所にちりばめられ、大変参考になる。
この話も、主役の一人のベトナム難民の女性は、ベトナム戦争のとき”親戚のおじさんの営む売春宿で13歳から客を取りはじめている。その店では母親も客をとっており、、、”