孤島の迷宮

日本国の自由と繁栄を願うブログ

憲法9条の下では拉致犯罪にも対応できない

2016-07-08 23:46:26 | 政治
拉致問題、参院選で議論を 被害者家族「命守るため」

日本は他国の犯した凶悪犯罪に対して自衛の為の手段が使えない
というのなら拉致犯罪から国民を守る事は不可能だし取り返すのも
難しい話である。参院選で拉致された人達の救出方法について
議論が深まれば良いのだが、残念ながら拉致問題解決を真剣に考える
候補は少数しかいない。

拉致被害者を取り返す為には外交交渉も大事だが、凶悪な犯人相手に
それだけでは解決出来る訳がないだろう。相手は当然、途方もない
金を要求してくる。それに応じる事は独裁国家の延命や核開発に協力
する事に等しい。だからこそ、そういう選択肢は非常に限られているし
北朝鮮と敵対する韓国やアメリカは当然反対するだろう。

基本は制裁で犯人を追い詰めてそれでも駄目なら
実力行使で救出作戦をする。これが世界の普通の国の対応だ。
もちろんいきなり攻撃すれば良いという話ではない。攻撃はあくまでも
最終カードである。こういうカードがあってこそ北朝鮮も真面目に
外交テーブルにつく。さすがに日本とまでは全面戦争する気は
彼等にもないでしょう。彼等はあくまでも体制の維持が最終目標ですからね。

それと普通の国ならミサイルを撃たれたら当然反撃しなければ行けないが
日本の場合、北朝鮮に直接届くミサイルは持ってない。その役目は
何とアメリカにやってもらうという話だ。これが今の日本である。
とても独立国とは言えないのである。

憲法9条は歯止めにならない事は小泉政権で証明済み

2016-07-08 04:53:28 | 政治
<イラク戦争>「間違い」結論に7年 英参戦検証

イラク戦争の件で憲法9条が歯止めになったと夜のニュースでやっていたが
それは大きな間違いだ。

本当に今の憲法9条が歯止めになるなら自衛隊がそもそも海外に行ってない。
歯止めにならない憲法9条と日米同盟がセットになっている限り
また同じことを繰り返すだけだ。

だからこそ憲法9条は即刻改正して軍の創設と自衛権を明確にした上で侵略戦争
の禁止を条文に書くべきだ。さらに自衛権に関しては国連の承認がない戦争には
後方支援でも参加しないという事も合わせて書くべきだろう。

これなら無条件にアメリカに追従する事もない。さらに対外情報機関も充実していれば
ドイツやフランスのようにアメリカに明確にNO!と言う事もできる。

なぜそれが日本に出来ないのか?憲法9条が本当に日本の為になっているか
よく考えるべきだ。

それでも戦争ばかりするアメリカとは付き合いたくないなら堂々と日米同盟破棄を
訴えるべきだろう。集団的自衛権は嫌だがアメリカには守ってもらいたいというのは
アメリカにも失礼な話だし情けない話なのだ。
日本の一部野党はそういう事を言っているのである。