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NHKで生で見ました。
予想されてたように内容的には日米関係が中心で
韓国や中国の話は国名だけが登場するだけで
全然ふれませんでした。（笑）
まず歴史認識については中韓よりもアメリカとの戦いに重点が置かれたのは
良かったと思います。その中で、総理が第二次大戦中の激戦地、硫黄島で戦った
栗林中将のお孫さんである新藤元大臣とアメリカ兵として直接、硫黄島で
戦った方を紹介して、その両人がお互い笑顔で握手した瞬間には心をうたれました。
次に外交関係については、インドとオーストラリアを戦略的な関係として
格上げして韓国とは別の関係（協力関係）と強調させたのが大きな
プラスです。
そして中国にいたっては名指しこそ避けたものの法の支配を
強調して日米同盟を強化し遠まわしに中国を牽制してました。
さらに台湾という地名も登場したのはびっくりしました。
中華民国と呼んだのかはわかりませんでしたが（笑）
今回の演説については僕的には８０点くらいはつけたいと思います。
マイナス点としては僕はTPPや構造改革に反対なのでそこでマイナス評価。
あとこれだけアメリカとの戦争について語ったのだから
靖国参拝に対する日本人の思いをぶつけてほしかった。今回は
良い機会だったので残念です。でもそれを差し引いても見事な演説だった
と思います。
最後に安全保障について
反米のリベラル派や保守派は対米従属だと批判してますが
（その事については僕は反論はしない。）日本がロシアや中国という隣国の大国と
上手にやっていく為には日米同盟は絶対に欠かせないと僕は考えているので
日米ガイドライン改定についてしっかりと発言したのは評価したいです。
ただし反米派が指摘するように時の首相によってはアメリカの都合のよい道具に
自衛隊がなってしまう危険性もなくはないので、そこは僕等が真剣に選挙などを
通じて政治家や政党を選ぶ必要があります。もちろん何も出来ない
護憲派政党には期待はしませんが。
まっいずれにせよ今までのように憲法９条を言い訳にして何も出来ない
アメリカの背後に隠れるようにやっていくのはやめるべきだと思います。
そうならない為に日本はあらゆる面で強くなる必要があります。