久しぶりに本をよんでる
買ってよかった、案の定面白い
米澤穂信
儚い羊達の祝宴
ミステリー、ホラー系だね
ただしミステリーと言う割には、大凡検討が付く事が多いのでほぼほぼ倒叙ミステリーといっても良いと思う
過程や思想を楽しんで、大抵の人は知らないニッチな知識を書いてるから飽きないね
米津穂信というと「氷菓」がアニメ化してることもあって、オタク系文学と思われることもあるけれど
氷菓シリーズも小説で読めばなかなか文化的なお話だと思う。完全に大衆文学だね。
そういえば、
純文学と大衆文学の境目が芥川賞と直木賞の乱用で分からなくなってるね
整理しよう
大衆文学は「娯楽」がメインだ!推理小説やSFはこれに含まれるぞ!つまるところ、昨今の小説と呼ばれるものは全てこれだ。
一方、純文学は芸術や理念とかを書いたものが該当するぞ!分かりづらいな!
宮沢賢治の注文の多い料理店や中島敦の山月記とか太宰治がそれだぞ。
近年では純文学と言えるものが減っていて、有名どころを挙げると、村上春樹がまさにそれって感じかな。
ただし、最近では芥川賞が新人にあげる賞になってるから純文学と大衆文学の境は濁ってるんだね
つまるところ、純文学は面白くはないということです。
話を戻す。
氷菓は高校生の謎解き和気藹々だけれども、そのほかの米津穂信さんの作品はかなりダークサイドで闇落ちしてますぜ
あれは別の作者なんや、きっとそうや
平気で腕落としたり、毒盛ったり
ハッピーエンドかと思わせてのドン底叩き落としたり、密閉サバイバルゲームだったり
太刀洗シリーズも殺人からの探偵系だからまぁそこそこだと思う。
んで、今何が困ってるかって
氷菓シリーズと太刀洗シリーズの最新作がでてるんだけど、両方とも単行本しかないのね。文庫になるまで2,3年。人気あるから1年半から2年として、はるかかなた過ぎて諦めて単行本買うか悩んでる
手元に置きたいのでとりあえず図書館でかりて、文庫でたらかうのでも良いけど。
ああいった作品は無い事が多いんだよな
まぁいい
取りあえずねる、クソネミ