祝福の店 寝室

『一日を終え、布団に入る前に向かう机。そして日記帳を広げる。今日あった出来事は・・・』

生徒

2007-07-18 08:03:57 | 祝福の店 日記帳
職員として塾で生徒を教えるようになって、約半年。教えることより教わる
事の方が多い日々ですが、1人ではまだまだ気づけないことも多く、教室長から
懇切丁寧に教えてもらっています。
たぶん私自身が教室長にとっては、できの悪い生徒。本当によく目配りを
してもらっていると、しかられるたびに思います。私自身より私のスケジュールを
把握してらっしゃいますし(「そんなことでは困ります」とゆうべも釘を差され
ました)、どこが良くなくてどうしたらもっと良くなるか、ということを
いろいろアドバイスしてもらっています。
「言われているうちが華」
というのは、他からほとんど言われなくなっていたことから考えても、
本当にそうだと思います。

ゆうべは久しぶりに仕事をあがったあとで食事に連れて行ってもらったのですが、
「先生はもっといい先生になれると思うから、いろいろ細かいことも言ってるんです」
という信頼に応えるためにも、もっと生徒のことを思い、もっと自分に出来る
事はないか努力していかないと、と思いました。
駄目なものは駄目とはっきりおっしゃってくださいますし、どうすればいいかの
話も時間をいとわずしてくださいます。
しかられるのはつらいですが、しかる方はもっとしんどい思いをしています。
それは、私自身がつい生徒をしかれない理由が「しんどい」というのをどこかで
感じている事からわかることです。
そこを乗り越えて関わろうとしていける。そういうのがいい先生の条件の
一つなのかも知れません。

そういえば昨日自動車学校を卒業して、こちらでの生徒としての身分は終わり
ました。もう行くこともないんだなあとふと思いましたが、あまり思い出が
残らなかったと言うことは、入り込めなかったと言うことかもしれません。
自分の教え子が、そんな風に淡々と卒業していかないようにするためにも、
もっと積極的にこの夏期講習は過ごしたいと思います。

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