祝福の店 寝室

『一日を終え、布団に入る前に向かう机。そして日記帳を広げる。今日あった出来事は・・・』

映りの良い鏡

2005-05-11 21:59:15 | 宝石箱の中身
中谷彰宏さんの本を読み始めて40冊ばかり。個々の感想を書く前に、中谷さんの
作品そのものに感じてるものを書いてみます。

中谷さんの作品は、一言で言えば「映りの良い鏡」。
サイトの日記の方にも書きましたが、中谷さんの本を読むことで、自分が今何を
考えているのか、それがはっきりしてくるのです。
中谷さんご自身、作品の中で


 「中谷彰宏の考えていることがわかった」という人は、残念だけど50点。
 結局、中谷彰宏が何を言ってたのかよく覚えていないけど、「私の考えていることが
 わかった」というのが100点。
(出典:PHP文庫 「少年みたいな君が好き」)

と書いているように、結局本って娯楽として楽しむ以外に、自分を見つめ直す為に
読むものでもあるわけで、それには自分が今何を考えているのかはっきりと浮かび上がって
来るものが理想なわけです。

そして、「映りの良い鏡」というのは、自分をかっこよく見せるものではなく、
むしろかっこわるい自分を気づかせてくれるものでなければ行けません。
白雪姫にでてくる魔女の鏡ではダメなのです。

そして、鏡というのは一度見たらおしまいというものではありません。
その日その日で見えるものが違ってくるのです。ぼんやりしていて気づかなかったことや
見落としていることをチェックし直すこともできるのです。
だからたくさん買って乱読状態ではありますが、一回読んだら終わりというつもりは
ありません。これからも何度も読み直していくでしょう。

これを読んでるあなたも、どれでもいいので気になったタイトルの本があれば、
一度中谷さんの本を読んでみてはいかがでしょうか。そして
その感想などをコメントしてもらえると、楽しみを共有できて私もうれしいです。

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