祝福の店 寝室

『一日を終え、布団に入る前に向かう机。そして日記帳を広げる。今日あった出来事は・・・』

古本

2006-01-12 00:41:34 | 祝福の店 日記帳
私は本に関してはけっこうコレクター癖があります。気に入った作者の本を
あちこち買いあさるんですよね。で、処分しないから貯まる一方。
中谷さんの本もそうですし、田中芳樹さんとか、マンガなら手塚治虫さん等、
多分全部書いたらかなりの分量になります。

で、なるべく新品でそろえたいなと思いつつも古本で集めるものもあるんですが、
古本で一番気になるのが、本に書き込みがしてあること。
最悪なのはクイズやパズルなどで、問題の横に思いっきり考えたあとなどが
残ってあるケース。これは推理小説でいきなり犯人を教えられるのと
同じぐらいがっかりします。
微妙なのがチェックペンなどでその人が大事と思ったところにラインを入れてある
ケース。昨日買った中谷さんの本でもやっぱりそれはあって、お気に入りの作者の
本だけに、自分だけのきれいなまんまがいいなあと思ったりします。
その一方でその人はこういうところに共鳴したんだなあというのを感じると、
その人と一緒に本を読んでいる感じもして、作者との対話だけでなく、線を引いた
人とも対話してる気分になれたりもします。

単に汚いだけの本というのは困りますが、古本はこういう楽しみ方もあるんだな、
と思いました。