「赤毛のアン」のように空想するのが好き。原日本人、縄文人、弥生人が次つぎと日本列島にやって来た。先輩たちは、何を携えて来たのでしょうか。犬は猟犬、番犬として早くから連れてきたことでしょう。猫は稲をネズミに食べられないよう、ネズミ捕りとして弥生時代ごろにはやってきたことでしょう。また遣隋使、遣唐使のころ仏教の経典や書籍を船で運ぶ時、ネズミに齧(かじ)られないよう船に乗せたことでしょう。
「稲とヒガ . . . 本文を読む
夏、電車に乗っていたおじいさんの目の前に、へそ出しルックのお嬢さんが立ち、思わず「色即是空(しきそくぜくう)」と、経を唱えたそうだ。
ニュースでゴルフの女子プロがスウィングする時、チラッと見えるおへそは可愛く、ゴルフ番組をつい見てしまいます。
落花生の掘りたてを、洗った殻ごと枝豆のように茹でて食べるのが好きです。ある時、その殻をむいていると、種子と殻とが絹糸のような細い糸で繋がっていること . . . 本文を読む
机の前に氷砂糖ぐらいの赤い土の固まりがあります。キャベンディッシュビーチでそっとポケットにしのばせたものです。グリーン・ゲイブル・ハウスの近くの恋人の小径、五月の早春、ようやく芽が膨らみだした白樺の木の根元は淡い緑に覆われ、タンポポや菫(すみれ)の花が咲きだしていました。赤い道と緑の丘。
「赤毛のアン」は永遠に私たちの中に生きています。
どんなに年をとっても、女性は若く、可愛く、ギルバートに恋し . . . 本文を読む
職場が銀座にあった頃、槐(えんじゅ)や銀杏(いちょう)の街路樹に話しかけた。「君も排気ガスを浴びて、こんなにも騒々しい所で我慢するのも楽ではないね」と言いながら、手で幹をなでました。すると木のトゲトゲしい感じが和やかになって、確かに自分の方を見た。近くの木たちも次々に、触ってくれと言う。毎日木たちに触るのが楽しみになりました。何とか勤めができたのも、木たちとの触れ合いのお蔭だと思う。
幹の太 . . . 本文を読む
バトンタッチ
フクジュソウ ウメ サクラ フジ ボタン ハナショウブ
ハス ユリ フヨウ キク ツバキ スイセン
赤 白 黄色のバトンを
つぎつぎと 手渡し 花が咲く
昔から決められた順番に
きちんと手渡す 彩りレース
今日も 花の選手に
歓声をあげ 拍手する
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退屈
どこまでも青い海と青い空
緑の丘に犬と寝転ぶ
白い水鳥がフワフワ浮いている
ファーとあくびをすると犬もフアーとあくびをする
退屈っていいなあ
何もしないっていいなぁ
また ファーとあくびをし犬もファーとあくびをする
青い海と青い空を ボーと見ている
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ニンニクとネギの話
「お前、くさいなぁ」ネギが言う
「俺じゃないぞ この人だよ」ニンニクが言い、私を指した。
リンゴとミカンの話
「木枯らしがビュービュー吹いているのにホッペを赤くして、お前 元気だなぁ」
ミカンが言う。
「コタツの上で丸くなり、テレビばかり見ていたら駄目じゃないか」
リンゴが言う。
僕は、コタツに入り、テレビを見ながらリンゴとミカンを食べている。
ヒマワリとタンポポの話
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植物が先生
植物は活動家だ タンポポはヘリコプターとなり
イノコズチは動物にしがみつく
ホウセンカは内に秘めた力を爆発させ
ナンテンは鳥のお腹で一休み
植物は哲学者だ 一粒の種は
太古の歴史を秘め
大宇宙の輪廻を語る
植物は平和主義者だ いじめはしないし人も殺さない
黙々と人の汚した空気を浄化し
そして人の心を清める
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作家の幸田 文さんは「都会の子はれんげの情趣に飢えつつ、飢えているとも気付かず育って行き、植物不感症の成人になる。」とお書きになっており、植物不感症なる言葉を知りました。
幼い時から植物さんと親しみ、老年を迎えた僕にとって、植物に関心がないとはどういうことなのか考えたことがありませんでした。物心ついた時から成人し、社会人になるまで、緑の植物と離れ、植物に全く関心を持たない生活を送るとはどういうこと . . . 本文を読む
小さな家庭菜園をやっていると、野菜を狙って空から地からあらゆるものが襲ってくる。鳥、昆虫、昆虫の幼虫、ナメクジ、カタツムリ、ダンゴムシ、目に見えないウイルス、細菌など。
人にとって美味しいように改良されているので、他の生物にとってもよだれが出るほど魅力的なのでしょう。
繊維が少ない、甘い、味が良い、タンニン・サポニン・強い香り成分などが少ない。過保護でひ弱なので、種・土を消毒、肥料・農薬をたっぷ . . . 本文を読む