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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

犬にちなんだ名前のついた植物たち

2012-10-18 07:08:49 | 植物
 十二支の第11番目で戊という字を当てる。減という意味で、例えると冷気が加わりドングリは地面に落ち、土の中で守られ冬ごもりの準備に入ることができるものや、地表で人や車に踏み潰されてしまうものがあるような状態だそうです。
 干支では犬を当てている。日本列島にモンゴロイドが移住した時からパートナーとして可愛がられている。しかし、言葉としては犬畜生とか、犬死などよい意味には使われていません。犬が死ねば犬死ですが、猫が死んでも猫死とは言いませんし、猫畜生とも言いません。

ホットドッグはパンにウインナーソーセージを挿んでいますが、ドイツの猟犬ダックスフンドの体形が胴長で別名ソーセージドッグと言われたことからです。ダックスは鴨、フンドは猟犬という意味です。
ホットドッグを直訳すると熱犬?、意訳すると焼き犬で食べ物とは思えない。 
DogwoodとかDogberryとはミズキ科のハナミズキ、別名アメリカヤマボウシのことで木の皮の煮汁を犬の皮膚病に使うことから。アメリカから日本に移植した時、犬の木と訳
していたら今のように街路樹に使用されていなかつたでしょう。DogtoothとかDogtooth-Lilyとはカタクリのことでカタクリの球根(鱗茎)が犬の歯の形に似ていることから。犬の歯というよりカタクリと言ったほうが可憐な乙女、春の妖精のような感じがしませんか。  
DogVioletとは、匂いのないスミレのこと。
イヌにちなんだ名前のついた代表的な植物を紹介します。まずシッポから。エノコログサ(イネ科)、漢名の狗尾草はイヌの尾に似た穂の形からで別名をネコジャラシといいイヌのシッポで猫をじゃらすとは面白い。ちなみに狗(え)の子(こ)とは子犬のこと、カノコ・鹿(か)の子はシカの子、猪(い)の子はイノシシの子、虎の子はお金のこと。ムラサキエノコロ、キンエノコロ、アキノエノコログサ。イヌノハナヒゲ(カヤツリグサ科)、イヌノヒゲ、イトイヌノヒゲ、ヒロハイヌノヒゲ、シロイヌノヒゲ(ホシクサ科)。
果実が陰嚢の形にタマタマ似ていることから、イヌノフグリ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)、なお、学名のベロニカは、キリストが十字架を背負いゴルゴダの丘を登る時、頬の血を拭う布を差し出した心優しい女性の名前にちなんでいる、西洋では絵画や洗礼名によく登場します。和名と大変な違いがあります。
以下は劣っているとか似ているが違うという意味で名前がつけられた。イヌガラシ、イヌナズナ(アブラナ科)。イヌガンソク、イヌワラビ(メシダ科)。イヌハギ(マメ科)。イヌコウジュ(シソ科)。イヌムギ、イヌビエ(イネ科)。イヌコリヤナギ(ヤナギ科)。イヌビワ(クワ科)。イヌザクラ、イヌリンゴ(バラ科)。イヌブナ(ブナ科)。イヌガヤ(イヌガヤ科)。
イヌホウズキ(ナス科)。イヌタデ(タデ科)。イヌツゲ(モチノキ科)。イヌクグ(カヤツリツリグサ科)。イヌザンショウ(ミカン科)。イヌシデ(カバノキ科)。イヌショウマ(キンポウゲ科)。イヌスギナ、イヌドクサ(トクサ科)。イヌセンブリ(リンドウ科)。イヌビユ(ヒユ科)。イヌマキ(マキ科)。イヌムラサキ(ムラサキ科)。イヌヨモギ(キク科)。イヌサフラン・ユリ科など。

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