粘る粘り強い植物の理由
夏野菜のオクラやモロヘイヤを食べると、ネトが出る。ヤモイモを擂ってトロロイモで食べる。
粘る植物さんは多い。サネカズラ(モクレン科)の茎を水に漬けるとキシログルクロニドを含む粘液が出てきて、整髪や製紙用糊となる。アオギリ(アオギリ科)、ノリウツギ(ユキノシタ科)の樹皮、トロロアオイ(アオイ科)の根からの粘性物質を和紙の糊とした。オカノリ(アオイ科)の葉っぱも粘る。どうして粘るのでしょうか。
粘るとは、抵抗があること、つまりその物質の構造(分子構造)が糸のように絡まっているか水の中で仲間同士手を繋いで網の目のようになっているのでしょう。その絡み網の目の中に水を包んでいる。つまり粘ると、夏の太陽や乾燥に水が簡単に逃げ出さなくなり抵抗がある。枝や茎葉が傷ついても。保護となり傷口から雑菌が入らない。それと体がしなやかで風への抵抗がある。
海藻は粘るものが多いです。ワカメ、コンブ、テングサなど、これは海の波に対して体をしなやかにして、抵抗力をつけるためです。
ツル植物はしなやかで他の植物に絡まり、覆いかぶさる。シダレヤナギの枝もどんなに風が吹いてもそしらぬ顔で風をやり過ごす。
中には気に食わぬ風もあるでしょうが、感情がないかのようにしなやかです。人生の極意をツル植物とヤナギから学ぼう。最近はちょっとしたことに心を動かし、感情をコントロールできない人がいます。感情は自分が主人とならなければなりません。
ヤマイモを擂り下ろすとトロトロになることからトロロと言います。トロとは油や肉の脂身。トとは、土を意味してドロ(泥
)は水に土がトロけたもの。粘る、粘性は液体が流れる時の抵抗です。
私はオクラやモロヘイヤのように粘っこく、粘土(ねばつち)のように自分なりに人生と格闘してきました。「ローマは一日では成らず」です。
夏野菜のオクラやモロヘイヤを食べると、ネトが出る。ヤモイモを擂ってトロロイモで食べる。
粘る植物さんは多い。サネカズラ(モクレン科)の茎を水に漬けるとキシログルクロニドを含む粘液が出てきて、整髪や製紙用糊となる。アオギリ(アオギリ科)、ノリウツギ(ユキノシタ科)の樹皮、トロロアオイ(アオイ科)の根からの粘性物質を和紙の糊とした。オカノリ(アオイ科)の葉っぱも粘る。どうして粘るのでしょうか。
粘るとは、抵抗があること、つまりその物質の構造(分子構造)が糸のように絡まっているか水の中で仲間同士手を繋いで網の目のようになっているのでしょう。その絡み網の目の中に水を包んでいる。つまり粘ると、夏の太陽や乾燥に水が簡単に逃げ出さなくなり抵抗がある。枝や茎葉が傷ついても。保護となり傷口から雑菌が入らない。それと体がしなやかで風への抵抗がある。
海藻は粘るものが多いです。ワカメ、コンブ、テングサなど、これは海の波に対して体をしなやかにして、抵抗力をつけるためです。
ツル植物はしなやかで他の植物に絡まり、覆いかぶさる。シダレヤナギの枝もどんなに風が吹いてもそしらぬ顔で風をやり過ごす。
中には気に食わぬ風もあるでしょうが、感情がないかのようにしなやかです。人生の極意をツル植物とヤナギから学ぼう。最近はちょっとしたことに心を動かし、感情をコントロールできない人がいます。感情は自分が主人とならなければなりません。
ヤマイモを擂り下ろすとトロトロになることからトロロと言います。トロとは油や肉の脂身。トとは、土を意味してドロ(泥
)は水に土がトロけたもの。粘る、粘性は液体が流れる時の抵抗です。
私はオクラやモロヘイヤのように粘っこく、粘土(ねばつち)のように自分なりに人生と格闘してきました。「ローマは一日では成らず」です。