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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

植物の体重は毎日変わる

2012-11-26 14:21:53 | 植物エッセイ
夜、風呂に入る前に体重計に乗る。運動不足のうえ、ちょっと食べ過ぎたので目盛りが増えている。 その時、ふと、植物さんを体重計に載せてみたらどうであろうかと思いついた。木には根っこがあるしそれに土がついているので簡単には体重計に載せて計るわけにはいかない。根っこから掘って土までと取ると枯れてしまう。でも体重が量れると空想したらどうでしょうか。 若葉を出し、茎を伸ばし、花を咲かせ、果実をつけ、紅葉 . . . 本文を読む

植物に襲ってくる災難四苦八苦

2012-11-26 14:19:52 | 植物エッセイ
植物さんも動物や人と同じように病気になる。病気の数も変わらないことでしょう。 ウイルスや細菌はもちろんのこと、ストレスが原因で病気になる。ストレスとして大きいのは化学物質、土、天候が考えられます。 まず、化学物質として雨、地中の水、空気成分、肥料、農薬、殺菌・殺虫剤、除草剤など。土として、土壌温度、保水力、通気性、有害物質、酸・アルカリ性など。天候として光、気温、乾燥、湿度、風水害、雪、雹、雷な . . . 本文を読む

植物の体重変動と季節気候による変化

2012-11-26 14:17:34 | 植物エッセイ
 夜、風呂に入る前に体重計に乗る。運動不足のうえ、ちょっと食べ過ぎたので目盛りが増えている。 その時、ふと、植物さんを体重計に載せてみたらどうであろうかと思いついた。木には根っこがあるしそれに土がついているので簡単には体重計に載せて計るわけにはいかない。根っこから掘って土までと取ると枯れてしまう。でも体重が量れると空想したらどうでしょうか。 若葉を出し、茎を伸ばし、花を咲かせ、果実をつけ、紅葉 . . . 本文を読む

植物の対抗策防御策植物だって食べられたくない

2012-11-26 08:28:45 | 植物エッセイ
植物さんにも人と同じく、四苦八苦のあらゆるものが襲ってくる。何と言っても、根こそぎ殺してしまう、地上で最強の災いは人間である。植物さんが人間に害を及ぼすことはほとんどないぐらいに少ない、むしろ植物さんから多くの恵みを授かっている。酸素の存在さえ、植物さんのお蔭である。 人間だってついちょっと前まで、動物の餌さとして追いかけ回されていた。今や植物さんにとって一番恐ろしいのは人間である。植物さんの災 . . . 本文を読む

花の色のいろいろな彩り

2012-11-26 08:27:06 | 植物エッセイ
空想ですが、古代の私も、年頃になって若い娘に出会うと、顔が赤くなり胸がドキドキしたことでしょう。何かそういうことを起こすものが体の中に潜んでいる。抽象的な心という概念はまだなくても、見えないけれど何物かがそうする。不思議な物(霊気)でしょうか。 心に居る、心を射る、心に入る、そのイ(意)を強調して「イロ」と言ったのかも。 色という言葉は、男女の心の高ぶり、せつなさを表現している。それを漢字の色に . . . 本文を読む

花の匂いの原理原則と香り高い植物の種類

2012-11-26 08:24:32 | 植物エッセイ
知人の女性にどうして香水をつけるのか聞いてみました。「汗や髪の臭い消しよ」と言う。動物の場合、縄張り、自己主張、自己表現、異性を求めるフェロモンや魅力付与などが考えられます。 植物さんは、花粉を運んでもらいたいため動物や虫を呼ぶ、逆に自分に害を及ぼす動物や虫をビックリさせ寄せ付けず撃退させる、あるいは植物さん同士の連絡に使っているのかもしれません。 海外では香りの強い代表選手、イエライシャン( . . . 本文を読む

アントシアニンで紫外線や寒さから身を護る植物

2012-11-26 08:21:32 | 植物エッセイ
植物は、光合成で澱粉を作り糖分にも転化する。糖がアントシアニンの主要な構成物質となる。 春の芽だしの頃、紫外線がだんだんと強くなり、幼い葉は紫外線に対する抵抗が弱い。日焼け止めが必要で、アントシアニンを紫外線吸収剤にして身を護る。 カナメモチ、アカメガシワ、バラなどの新芽は赤味を帯びている。葉の成長とともに赤味が薄くなり、緑が濃くなってくる。 葉の成長とともに、病原菌が襲ってくる。戦うために . . . 本文を読む

山百合とのむせ返る夏の恋

2012-11-25 06:59:53 | 植物エッセイ
七夕を過ぎた夕方、山道を歩くと「草いきれ」に微かにさわやかな香りが漂ってくる。匂いの方向に進むと、香りの輪郭がくっきりと見えてきて、緑の中に鮮やかな白い顔がにこやかに微笑んでいる。 目をつぶって香りの方向に歩いても、出会うことができるでしょう。 風が吹く日、雨の日よりも、風の無い夕方や夜、香りがひときわ強い。 香りは空気よりも重いのか、少し身体をかがめると強く感じます。香りは虫に呼びかける信号 . . . 本文を読む

植物のおじいさんおばあさん、植物のジジとババ

2012-11-25 06:57:57 | 植物エッセイ
シュンラン(ラン科)は、別名をジジババと言う・花びらから大きく飛び出した太いずい柱をジジと言い、その下の花びらが変化したベロのような花唇をババと言います。息子と娘という意味です。 袖ケ浦市では、ほんのちょっと前まで南向きの丘や林を覗くといたるところシュンランが生えていました。それが手品のように消えてしまい、出会うのに苦労します。「春蘭」という春を告げ、春を迎える植物さんなのにどこに行ってしまった . . . 本文を読む

植物の寝相寝姿

2012-11-25 06:56:28 | 植物エッセイ
日が沈むとオジギソウやネムノキは、葉を閉じてきていかにも眠たいという顔になる。 エビスグサは、ピッタリと葉を閉じて、熟睡している。ヨモギは、万歳をするように葉っぱを上に挙げて、葉の裏が銀に光っている。 落花生(ピ―ナッツ)畑に立っていると、太陽が沈むにつれて、葉がだんだんと閉じて、茎もコックリと居眠りをするように地面に向かって下がり、まるで畑全体がザワザワするような気がします。一つひとつの動き . . . 本文を読む