菜根譚に
美は閑寂枯淡に過ぎても良くないとあり
元気なのも必要だと指摘されていた。
この指摘が
ぼくの
美学となり
今日に至るのであります。
ぼくは
和敬静寂を好むのですが
やはり
非日常、ハレ、祝祭、芸術は
華麗で
耳目を驚嘆させる
マレビトの業であるべきだと思います。
その意味で
隈研吾さんの建築デザインに
華麗な装飾が欲しいと思いました(TOYAMAキラリ見学の後)。
すなわち
ゴシックな
中世の装飾美
もしくは
尾形光琳のかきつばた屏風のような華麗な美が欲しいのです。
銀閣寺と金閣寺の要素が
芸術には必要です。
高橋(芸術文化振興事業)