キチガイにつける薬

ときどき気ままなジャンル未定

BELDEN 8412 & NEUTRIK NYS352G

2012-07-11 19:42:35 | オーディオ
『オーディオ・ケーブルって、価格に大きな幅があるけど、何なの?』
とは長いこと思ってました。自分が理解できる範囲は、せいぜい金メッキ
端子の方が腐食に強そう…くらいなもので、それ以上のことは正直
【?】でした。ケーブルの中を流れるのは世界トップクラスの安定した
日本のAC100Vと音楽の電気信号です。

『極太』 『純度99.999999…%』 『ケーブルで音が変わる』 なんて眉唾。

ネットで調べ始めると直ぐ、Pro Cableさんのサイトに出会いまして、
以来、極めて納得いく価格で有意義なリスニング環境を満喫できて
います。まぁ、もともと工作は好きなので、自分で加工できるものは
材料を入手して作っています。

例えばBELDEN 8412で両端RCAのラインケーブルを作るとします。
材料費は線材が500~円/m、NEUTRIK NYS352Gが100~円/個。

8412_04

Nys352g

ステレオですから左右2本一組、1mとして端子数が4個。1500円程で
材料が揃ってしまいます。ハンダ付けできる道具や技能の初期投資は
必要になりますが…。

しかし、このケーブルが曲者で、ハンダ付け以前の初期加工に非常に
時間を要する。詰め物が多すぎます。

アウター→綿糸→紙→シールド →麻糸→レイヨンを経て、やっと信号線
ゴムのキャプタイヤに辿り着きます。ハンダ付けの作業工程は、上達に
応じて失敗なく美しく時間短縮できるのですけど、4ヶ所の端子について
解してまとめる作業に20分近くかかります。

こんな手間暇を考えれば、最初から完成品を購入しても費用対効果に
大差ないと思います。だけど何日もかかって完成した全機種のケーブル、
「接続」→「音出し」 の充実感は、完成品では味わえないかも。


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