キチガイにつける薬

ときどき気ままなジャンル未定

小さなシンバルをハイハットスタンドのロッドに…

2020-08-08 17:58:58 | ドラム
先日、8"のsplashにリベットを打ってみました。その”ガシャガシャ”した音、新曲で使いたい…。
シンバル・ホルダーやシンバル・スタンド使わず、ハイハット・スタンドのロッドに”チョこっ”と装着したい。
タマの現行部品を加工して作ってみるか?と、脳内設計…数日?実作業1時間ほどで完成。





まずΦ12の雄ネジを立て、ハイハット・クラッチのナットにΦ12の雌ネジを。この間にフエルトを挿んでシンバルを固定。
中空部分はロッドの直径に比べて少し大きいため、隙間は可能な限り埋めたい。さらにロッドに固定するネジにも丈夫な雌ネジが欲しい。
そこで以前作成したウィンドチャイムの端剤、真鍮8mmチューブを通して接着。ここにΦ6の雌ネジを立てる。





軽くてイイ感じです(21g)。同じ用途の製品はタマから出てます。自分で作りたかっただけ。




SLINGERLAND RADIO KING

2017-02-13 15:11:30 | ドラム
『メイプル単板』…、どんな音が出るのだろうか?
レコードで聴く音じゃなくて、自分が叩いて出てくる音。

『SLINGERLAND』…、YMO初期、幸宏氏が使っていたスネアのメーカー。

ここ数年、古いものに理由もなく価値を感じるようになってきました。

自分が歳を重ねてきたためか『古さ』にカテゴリーが生じてきました。

 生まれた頃、小~中学生の頃なら「ずいぶん古い」。
 高校時代から20代前半くらいなら「まぁ古い」
 30代なら「多少は古い、古くもない」
 10~20年前のものなら「え?!古い部類に入っちゃうの?」

エジプト文明とか歴史的な価値ではなく、ご皇室のように神話の御代から
連綿と続いている日本の根底に流れる文化とかではなく、物質的なもので
割と簡単に手元に置いておけるもの。庶民感覚の、いわば『趣味』

で、1940年代のRADIO KINGを譲っていただきました。

レインフォースメントとシェルの間には、いつ、誰が行ったか複数の補修跡。
しかし製造から70年を経て割れや歪みは皆無。
ストレイナー&バットはオリジナルのまま。エクストラホールなし。
オイスターカラーのカバリングは当時の流行だったのか?

『バシッ!』という【圧】。そう「圧」です。
圧倒的、圧巻、威圧的、強圧的な音圧です。
リムショット(オープン)で拍車のかかる爆音には正直ブッたまげました。
一方、リムショット(クローズ)から零れ落ちるような上品で気品に満ちた
小粒な音は、「圧」の対極を行く「溢れ出る」音?上手く表現できません。

そんな印象です。このスネアを生かしきるテク、似合うバンドやりたい。



チューニング・キーあれこれ

2015-08-31 22:25:26 | ドラム
ドラムのチューニング・キー。楽器メーカー、関連機材のメーカーから多種
多様のモデルが発売されています。高価なものではないことから見つける度に
購入していたら、いつの間にやらこんなになってました。

改めて眺めてみると、それぞれ特徴があります。スタンダードな形状、色違い、
早回しが得意とか、磁石によって裏面のヘッドをセットしたままでチューニング
しても落ちないとか、ファッション性、芸術美、最近ではエルゴノミックな
デザインとか…。お?ラディックのキーがない。近々買ってみようと思います。

手持ちのキーで最も古いのは30数年前のヤマハのモデル。自分が一番使い勝手
のいいのは現行のヤマハ・モデルの安い方。

なお、穴の開いているものには紐を取り付けてあり、ないものには反射テープ
を貼っています。ワンマンのライブなんてありませんし、スタジオで忘れたり
することもありますので、他者との区別に意外と役に立ちます。


Ludwig LM400

2015-08-09 22:58:54 | ドラム
先月下旬、縁があってウチに来たラディックのLM400。角の丸いブルー・オリーブバッヂ、
シリアル番号から1976年製造のヴィンテージと呼ばれる年代なのかもね。でも、すこぶる
良い状態でした。入手した時点で既に消耗品は付属していなかったため、かえって整備や
好みのパーツを取り付けられたりして…。
言葉では上手に表現できませんが、「パッカーン!(クシュ)」と、期待通りのラディックの
音が出てきました。なんて喜びつつ、ずっと愛用しているタマRW256をみたら1984年製造。
8年しか違わない…orz。こちらも近々ヴィンテージになるんでしょうね。



トレーニング・パッド

2015-07-12 20:47:33 | ドラム
今日の先程まで、なぜ思いつかなかったのか?凝り固まった頭が残念でありません。
ローランドのVドラムを購入して早3年、上下の階に気を使って同社のノイズ・イーター
もどきまで作成して、静かに静かにパカパカやっていました。時間帯に気を配るのは
同じとして、標準的なドラム・セットの13インチのタムに相当するパッドを外し、余って
いるスタンドに取り付けてみれば、立派なトレーニング・パッドが出来上がりました。

他から聞いた場合、どの程度の音が鳴っている、うるさく感じるかはわかりませんが、
メトロノームの音を最小限に設定しても十分に自分の至らなさを実感できます。明日
からも毎晩、遅くない時間帯にトレーニングを継続しようと思います。