aiwa XK-S9000 不調→復活

25年以上も前からアイワ、AIWA、EXCELIA、aiwaが好きです。大学
2年生だったか3年生だった頃に購入したXK-007は、何の拍子かで
売り払ってしまったのですが、以後、XK-009に始まり、XK-S7000、
そしてXK-S9000を、いずれも中古で入手＆メンテして使用中です。



今日は前々から気になっていたS9000の扉が開き難くくなった件を
解決すべく、扉の開閉を司るモーター、及び角ベルト周りの脱脂を
試みました。

開く動作は非常にスムーズになりました。しか～し、閉まらなくなり
ました…orz
他社にないアイワ独自の機構であるところのスタビライザーも効いて
いない。今度の週末、改めてチャレンジしてみます。偶然、同サイズ
くらいの新品の角ベルトが、全てを元に戻してから見つかりました。



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一度、開けているから段取り良くメカまでたどり着けます。前回、
角ベルトのサイズを測らず元に戻したという大失態にも関わらず、
本当に偶然、幸いにしてAKAIデッキの予備として保持していた
角ベルトがピッタリのサイズでした。



しかし4個もモーター使っています。恐るべき最終兵器です。
技術立国ニッポンの持てる技術、技術者の持てる力の全てを
集結して誕生した最後のカセットデッキだと思うと、改めて胸が
熱くなります。

しかしフロントパネルは安っぽいプラスチック、サイドウッドは
木目調のフィルムで煌びやかに飾っています。限られた予算
の中での開発＆製品化だったのでしょう。涙まで誘います。



歯車の組み合わせでモーターのスイッチやバネの解除で開閉
する仕組みになっています。これの調整に何と5時間。自分で
開けてしまったからには、途中で投げ出すわけにはいきません。
なんとか最後まで自力で解決しました。



定位置に戻って、まだまだカセットテープを使います。

おまけ画像はS9000が届いた日の同居猫の反応。喜んでる
様子がわかっていただけると思います。