私のお気に入り宝箱

楽しいこと、うれしいこと、思ったことをあれこれと・・・

出石

2011-12-29 | お出かけ
2日目は城崎から出石へ。

ここでは、以前に行った城跡等ではなく、
“出石永楽館”こちらにいきました。


もともと個人の持ち物だった芝居小屋を
市に寄付されて、今は市が管理し
歌舞伎や寄席、同窓会などもされているそうです。
宝塚も公演されたとか。


近畿最古の芝居小屋だそうで、
まずは案内をしてくださり、
その後は「ご自由にご覧ください。」とのことで、
文字通り隅から隅まで、見せてもらいました。

まねき
 
一番右は愛之助さんのもの。
歌舞伎座にあがるまねきを、ニュースでよく見ますが、
こんな間近で見られました。
お客さんが隙間なく入るように、とか、この独特の文字だそうです。
屋根のような上は、“入る”のになっています。

 
着到板に小道具


客席は座布団敷き、途中の縦横の細い板は
売り子さんが通るそうです。
舞台は盆もセリもあります。(舞台上の板の目が違うところ)




花道にも立てて、気分は役者さん。


花道にはすっぽんと呼ばれるセリもあって、
宝塚大劇場もすっぽんがあると、つい過剰に反応する母娘でした。

客席の上には、開館当時の看板もそのままで、

建物もこの看板類も、きれいに洗ってまた使っているそうです。


奈落にも降りられて、
手で動かす盆の仕掛けとセリ
 


舞台上の2階に楽屋やカツラ置場
  

上手側には大夫座と囃子場もあり
壁にはサインのように名前がありました。



下手奥にはお風呂



上手すぐには館主席というのもありました。



舞台上で踊ってみる娘も撮ってみましたが、非公開です・・


めったに見られない珍しさと、
舞台の機構や、ここでいろいろな公演などがあったということ、
そんなこんなで、とても楽しめました。

夫は「こんなに真剣に見て回るとは思わなかった・・。」と言いましたが・・・



お昼はもちろん出石そばを。
美味しくて大好き。
皿そばをとも思ったけれど、
雪もちらつき、寒かったので温かいおそばを食べました。

その後ドライブインの
出石城下町史料館こちらへ。

小さな史料館だったけれど、
鎧兜や槍や刀、調度品やかんざしなどを見てきました。



雪もあって、動き回ることはなくても
リフレッシュさせてもらいました。
ありがとう。





コメント (2)
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城崎

2011-12-29 | お出かけ
年末も押し迫って、
城崎に行ってきました。



が積もっていました。
列車で行ったのですが、車中だんだん雪景色になって、
「旅してる~」といった気にさせられましたね。


前回は3月末に行っていました。

屋根や道端、川にかかった橋は積雪がありましたが、
車や歩く道は、ちゃんと雪が解けるように水が出るのです。

ちょっとびちゃびちゃ・・
旅館から長靴が借りられます。



雪景色とカニを楽しむだけでしたが、
上げ膳据え膳がうれしかったです。

「上げ膳据え膳って何?」
娘に聞かれて、言葉って使わないと知らないままなんだなあと思いました。


夕方はこんな感じでした。


行った日のお昼は“おけしょう鮮魚”こちらで、
丼物も一品ものも、どれもおいしそうでしたが、
海鮮丼定食だったかな、それにしました。

お魚屋さんの2階なので、何もかもが新鮮。
天ぷらもおいしかったのですが、
丼物もよかったかもしれません。
次は海鮮丼にしよう。


夜はカニ
またまたカニは撮っていない・・・あは


2日目は出石へ。続く・・


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読んだ本

2011-12-29 | 読書
最近読んだのは

  




『夜は短し歩けよ乙女』は
“私”と“彼女”がそれぞれに見たり体験したり、
いろいろな、人達とのとのかかわりの物語。

あそこのあれが、ここのこれと・・という読んでいての面白さもありました。

ちょっと行ってみたい。




『真夜中のパン屋さん』
こちらも、真夜中23時から29時まで開店のパン屋さんが舞台。

オーナー暮林とパン職人弘基の男二人のパン屋さん。
そこに現れた、オーナーの亡くなった妻の腹違いの妹という希実。
そして、そのパン屋さんにやってくるお客さんというより、
いろいろなこ事柄の種をまく人たち。

最終章は読みながら泣きました。

それまでも、希実の生い立ちや学校という名の巣でのことも、
ちょっとつらいなあ・・と思っていたけれど、
ラストは、いろいろなことが混ざって・・・


そして、“ブウランジェリークレバヤシ”
うちの近くにないかしら。
読んでいるだけで、おいしそうで、食べたくなりました。


この二つは、推理ものでもサスペンスでもなく、
心温まるお話です。
どちらも、また読み直したいなあと思っています。


『ガリレオの苦悩』は映画の後のはなし。

ドラマや映画には登場の内海が、小説にも登場です。

いまドラマの再放送をしていて、
福山湯川先生や柴咲内海が話していました。




東野さんの本は次々出ていて、
どれも読みたいけれど、
たまには上記二つのような物語もいいなあと思えました。

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