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SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

あの山火事の裏話

2016-08-07 23:51:45 | アメリカ生活
dog actuallyの新しい記事が更新されています。

保護犬たちの意外な緊急避難先


「この間の山火事の時のお話よ。」

本文中に貼った動画をぜひご覧いただきたいです。
緊急避難先って刑務所だったんですが、犬たちを世話する受刑者の様子がニュースで紹介された時のもの。

映画やドラマに出てくる悪役のような人たちが実に良い笑顔で嬉しそうに犬の世話をしているんですよ。
それを見てると、ついうっかり顔がほころびそうになったりするんですが
この人たち本物の凶悪犯なんですよねー。

もしも自分が彼らの犯罪の被害者やその家族だったりしたら
「なにを勝手に生きがい感じてニコニコしてんだよ。」って腹がたつと思う。
犯罪被害者って、自分に非がないのに世間から変な目で見られたり
PTSDで長年に渡って心を病んでしまったりする人も多いのに
当の加害者の方が、こんな嬉しそうに生きてるのってどうよ?って。


「おかーさん、いつもニコたちのこと器が小さいって言ってるのに。」

そうだよ、おかーさんはニコニヤに負けないくらい、器も小さいし懐も浅いし了見も狭いんだよ。

でも、こういうプログラムがあるおかげで助かる犬たちもいるし、世話されてる犬たちも嬉しそうだし
刑務所を社会のリソースの一つとして使えるっていうのは良いことだと思います。

それにしても犬ってすごいですよね。真剣に向き合うと、彼らは意識なんてしてないけど人間を変えてしまう。
「真剣に向き合うと」ってとこがポイントですけれどね。

ところで、daの記事にも書きましたが、我が家からもう少し山沿いのエリアって動物保護施設がすごく多いんです。
もう何年も前だけど記事にしたライオンや虎などの保護施設シャンバラリゾートもそのひとつ。
映画「鳥」の女優ティッピ・ヘドレンさんが設立した施設ね。その時の記事はこちらこちら
幸いシャンバラリゾートは避難せずに済んだようですが、もうひとつ大型動物の保護施設がありまして
そこは動物たちを別の場所に移動させてたいへんだったようです。
今はみんな無事に施設にもどったそうですが。


「牧場も多いし、牧場の動物の保護施設もあるし、あちこちで大移動してたわよね。」

そう。総計で800頭近い馬を避難させて、また元に戻して、何度もニュースになってたもんね。

ところでシーザーさんのドッグサイコロジーセンターでも、避難先の必要な動物を受け入れていたそうですよ。
受け入れたのは主に羊やヤギだったようですが、大型のリクガメも預かっていたとか。

従業員の女性のところに夜間シーザーさんから直接電話がかかってきて
「動物の受け入れをするから準備をして欲しい」って言われたんですって。


「シーザーさん、やるー。」

↓こちらでドッグサイコロジーセンターで過ごしているヤギや亀の映像も見られます。
http://cbsloc.al/2a2duWa



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