もう卒業シーズンですね。先日、同窓会に行ってきましたが、不思議ですね 幼いころのほうが、記憶が強いんですね。小学校、中学校が丸で、高校は三角、大学はゼミ仲間・下宿仲間・クラブ仲間くらいでやはり記憶が薄い。卒業アルバムは卒業時のクラスが主で、途中のクラスメートの記憶は薄れて薄れていきます。話は変わりますが、今でも卒業時に寄せ書きを書くことは多いと思います。私の場合、中学校の卒業アルバムを見ると、各クラスの寄せ書きに、(そして誰もが、酔い人・・・)と書いていたのですが、その当時は、いわば人間は、いくら己を俯瞰しても、神の視点・究極の客観性は持てないという意味で記載したのですが、最近になって、アガサクリスティーの有名な そして誰もいなくなった がヒントになっていたことに気付きました。半世紀も経ってからです。いかに人は、オリジナリティーを持ってなく、周りの環境に影響されて生きているのだと思いました。