先週か先々週か、久しぶりにサッカー以外で、テレビを観た。
あのちーへいせーん の歌と、物語がハマリまくっているラピュタ。
今まで10回以上は軽く観ている。
不思議なのは、もののけ姫やナウシカは何度観ても、必ず途中で寝てしまうのに
ラピュタは何度観ても、必ず最後まで観てしまう。
同じジブリの作品だし、「もののけ姫が一番面白かった」「ナウシカが一番良かった」
という人はたくさんいる。
でも眠くなる。
ラピュタは眠くならない。
それが長い間、自分の中で小さな?だった。
その謎が少し解けた、ような気がする。
「懐かしさ」がキーワードだった。
ラピュタを観ていると、とにかく懐かしい感情が沸き起こってくる。
それは「子どもの頃に観た懐かしさ」とかじゃなくて、もっと古くて、切ない感情。
「世界で一番行ってみたい国は?」と聞かれたら、ペルーで
写真で見るマチュピチュと南米の笛の音色に、たまらなく郷愁を感じさせられる。
でも、ペルーに行ったことがないので、郷愁を感じるのはちょっと変だ。
しかし、いくら注意深く自分の胸に耳を傾けても、もっと適当な言葉を探しても、
「郷愁」以外の感情や言葉は見つからない。
「ラピュタって、マチュピチュがモデルらしいよ」
という話を知人から聞いた。
そうだったのか
と、ラピュタとマチュピチュが結びついた。
じゃあ、「懐かしさ」は、一体どうして感じるのか?
胸の奥に尋ねてみた。
でも、これは分からない。
とりあえず、前世がペルー人だったから で自分を納得させた