公立高校の入試まで、あと1週間ちょっとだ。
毎年思うことだけど、なんでこんなに時間の流れって早いんだろう。
今日は朝から補習をした。
この期に及んで「朝起きれません」とか「おばあちゃんのジャガイモ堀りの手伝いをします」とか、
意味不明なことを言う生徒がいた。
そんなん知るか、入試前やで。
と言うと、「あ、はい、そうですよね。来ます」
入試まで、あとちょっと 頑張れ。
中東では民主化をめぐるデモが連鎖し、ニュージーランドでは地震で大きな被害が出た。
ニュースキャスターは、深刻な表情で最新の情勢を伝える。
世界は今、大変な状況みたいだ。
でも、どんなニュースを聞いても、どんな情報も、今は関心がもてない。
中東の民主化よりも、自分を信じてここまでついてきてくれた生徒を、全員合格させる。
それだけです。
毎年、世の中の流れと、サラリーマンの哀しき生き様を伝えてくれる、サラリーマン川柳。
2011年版からマイベストを選んでみた。
「そびえ立つ 妻は我が家の スカイツリー」
「妻からの 視線にほしい 温暖化」
「家内には 行かせたくない パワースポット」
スカイツリーに温暖化、パワースポットと、うまく世相と奥さんをからめてますねぇ。
結婚したら女は変わる、と昔から言われてるけど、スカイツリーは迫力ありすぎですねぇ。
視線が冷え切ってしまったのは、結婚してダンナも、変わったからかもしれません。
3つ目のは、奥さんにこれ以上パワーを与えたくない、という主人の悲しい叫びでしょか(笑)
「リモコンを 向けても下がらぬ 妻の声」
下がるわけないやん(笑)
「おこらすな ママのいかりは パパにくる」
会社では上司、取引先の機嫌を取り、家に帰れば奥さんの機嫌を取らなければならない。
サラリーマンの男たちに休息はないのか?
かわいそうなパパ。
「体重計 乗るたびゲゲゲな 我が女房」
「月給日 ゲゲゲと女房 肩落とす」
「居酒屋を パワースポットと 言う課長」
この課長好きだ。
「部下からの 遅刻のメール 渋滞なう」
こういう部下はクビだ。
「タバコくさっ!! やめても娘が オヤジくさっ!!」
最初は笑えたけど、だんだん可哀そうになってきた。
娘にそんな扱いされる人生は悲惨だ。
と、いうわけで、合掌します。
おかしくも、哀しきサラリーマンたちへ
チーン
前期試験の面接で「舌を噛みまくった」と凹んでいた生徒が、合格した。
彼の嬉しそうなニヤニヤした顔を見ていると、こっちまでニヤついてきた。
中学生には珍しく、彼には「JRの運転士になりたい」という明確な目標がある。
運転士になるために、高校で何をすべきかということも、明確だ。
合格決まったからもう塾来んでもいいでー と言うと、
「いや、まだまだ勉強し足りないので来ます」
それを聞いたヤンチャ生徒が、「バカかおまえ、推薦決まったら、もう勉強せんでいいつぞ。 ですよね先生?」
と聞いてきた。
ははっ こういう生徒やから、推薦で合格したねん
と答えると、ヤンチャ生徒は深ーく納得したようだった(笑)
彼の合格は想定内だったけど、想定外の合格を勝ち取った生徒もいた。
彼女を最初に教えた時、おおっ頭いい子だな、と思ったのを覚えている。
しかし彼女は、やればできるがやらない、の典型的な生徒だった。
彼女にいつ火がつくか見ていたけど、逆に意欲の炎が消えていくようだった。
こりゃいかん と思い、他の塾を勧めたことも何回かある。
自分の指導力不足を痛感させてくれた、ある意味、私の恩人だ。
結局、彼女はうちの塾に残り、ちょっとだけ頑張るようになった(笑)
さて、まず彼女が校内推薦されたことに2人とも驚いた。
学校でそんな真面目やったん?
「いえ、そんなわけないですよ」
前期試験が終わった後、 試験できた? と聞くと、
「いえ、絶対無理ですよ」
だから「先生、まさかの合格です☆」というメールが来た時は、ビビった。
でも、といろいろ思うけど長くなるのでやっぱやーめた(笑)
彼の嬉しそうなニヤニヤした顔を見ていると、こっちまでニヤついてきた。
中学生には珍しく、彼には「JRの運転士になりたい」という明確な目標がある。
運転士になるために、高校で何をすべきかということも、明確だ。
合格決まったからもう塾来んでもいいでー と言うと、
「いや、まだまだ勉強し足りないので来ます」
それを聞いたヤンチャ生徒が、「バカかおまえ、推薦決まったら、もう勉強せんでいいつぞ。 ですよね先生?」
と聞いてきた。
ははっ こういう生徒やから、推薦で合格したねん
と答えると、ヤンチャ生徒は深ーく納得したようだった(笑)
彼の合格は想定内だったけど、想定外の合格を勝ち取った生徒もいた。
彼女を最初に教えた時、おおっ頭いい子だな、と思ったのを覚えている。
しかし彼女は、やればできるがやらない、の典型的な生徒だった。
彼女にいつ火がつくか見ていたけど、逆に意欲の炎が消えていくようだった。
こりゃいかん と思い、他の塾を勧めたことも何回かある。
自分の指導力不足を痛感させてくれた、ある意味、私の恩人だ。
結局、彼女はうちの塾に残り、ちょっとだけ頑張るようになった(笑)
さて、まず彼女が校内推薦されたことに2人とも驚いた。
学校でそんな真面目やったん?
「いえ、そんなわけないですよ」
前期試験が終わった後、 試験できた? と聞くと、
「いえ、絶対無理ですよ」
だから「先生、まさかの合格です☆」というメールが来た時は、ビビった。
でも、といろいろ思うけど長くなるのでやっぱやーめた(笑)
私立の合格発表と、公立の前期試験が終了した。
前期試験の面接で、「舌を噛みまくった」「頭が真っ白になった」「うまく答えられなかった」と、
凹んでいる生徒たちがいた。
優しい先生なら温かく励ますのかもしれんが、思い切り笑い飛ばしてやった。
「後期で頑張れ」
終わったことは、しゃーないから、そこから何か学んで後期で生かせ。
泣いても笑っても、公立の後期入試まで、あと1ヵ月だ。
最後に生徒が笑えるように、甘えは一切排除して、ツノを生やした鬼になる。
前期試験の面接で、「舌を噛みまくった」「頭が真っ白になった」「うまく答えられなかった」と、
凹んでいる生徒たちがいた。
優しい先生なら温かく励ますのかもしれんが、思い切り笑い飛ばしてやった。
「後期で頑張れ」
終わったことは、しゃーないから、そこから何か学んで後期で生かせ。
泣いても笑っても、公立の後期入試まで、あと1ヵ月だ。
最後に生徒が笑えるように、甘えは一切排除して、ツノを生やした鬼になる。
私立高の受験シーズンだ。
来週には、公立高の前期試験も控えている。
1年で最大のヤマ場が来た。
それに先立って、私立の推薦で合格が決まった生徒がいた。
進路が決まれば、塾はもう、お役御免だ。
彼女に最後にかける言葉に悩む。
友達付き合いがあまり得意じゃない子だった。
不登校、転校の経験もある生徒だ。
一時期は「もう働こうかなて思ってます」
「高校行っても続ける自信がないです」と言っていた。
何がきっかけかだったか忘れたけど、彼女は「エステシャンになりたい」という目標を見つけた。
それを専門的に学べる高校の推薦入試を受け、合格した。
おめでとうだけど、中退する生徒が多い学校だと聞く。
大卒の就職率が7?%だとかいうニュースがあった。
大学を卒業しても、10人中3人は就職できないなんて、恐るべき世の中だ。
しかもこの不景気、恐慌は、これからが本番だろう。
高校を卒業したくらいじゃ、将来は何も保証されない。
でも、高校さえ卒業しなければ、とんでもなく生きにくい人生になる。
送る言葉は、希望に溢れた言葉を贈りたいけど、彼女にはめっちゃ現実的な言葉を並べた。
3年間我慢しろよ。
中退したくなったら、中退する前に連絡せーよ。
卒業しろよ。
来週には、公立高の前期試験も控えている。
1年で最大のヤマ場が来た。
それに先立って、私立の推薦で合格が決まった生徒がいた。
進路が決まれば、塾はもう、お役御免だ。
彼女に最後にかける言葉に悩む。
友達付き合いがあまり得意じゃない子だった。
不登校、転校の経験もある生徒だ。
一時期は「もう働こうかなて思ってます」
「高校行っても続ける自信がないです」と言っていた。
何がきっかけかだったか忘れたけど、彼女は「エステシャンになりたい」という目標を見つけた。
それを専門的に学べる高校の推薦入試を受け、合格した。
おめでとうだけど、中退する生徒が多い学校だと聞く。
大卒の就職率が7?%だとかいうニュースがあった。
大学を卒業しても、10人中3人は就職できないなんて、恐るべき世の中だ。
しかもこの不景気、恐慌は、これからが本番だろう。
高校を卒業したくらいじゃ、将来は何も保証されない。
でも、高校さえ卒業しなければ、とんでもなく生きにくい人生になる。
送る言葉は、希望に溢れた言葉を贈りたいけど、彼女にはめっちゃ現実的な言葉を並べた。
3年間我慢しろよ。
中退したくなったら、中退する前に連絡せーよ。
卒業しろよ。