今年も「鏡くんち」っちゅーことで、生徒の家に招かれた。
夕方にお邪魔すると、法被姿の男たちが庭で宴会をしていた。
玄関では、いつも冷静なお父さんが
「せ~んせ~い、よ~うこ~そ~、いらっ~しゃい~ました~」と
ヘベレケ調のご挨拶をされた。
いつも明るいお母さんは、男たちのあまりのハジケッぷりに、
「先生・・すいません・・・もう、なんでこうなるとか・・・シクシク」
ガックリ肩を落とされていた。
部屋の隅では、おっさんが2~3人飲みすぎで倒れている。
そのどれもが、「くんち」らしくて、思わず笑ってしまった。