「勉強嫌い」「勉強が苦手」な生徒のためのマンツーマン指導   唐津 Oishi塾 

和多田と鏡で塾を開いています
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ラピュタの謎

2009年11月27日 | 記事

先週か先々週か、久しぶりにサッカー以外で、テレビを観た。
あのちーへいせーん の歌と、物語がハマリまくっているラピュタ。
今まで10回以上は軽く観ている。

不思議なのは、もののけ姫やナウシカは何度観ても、必ず途中で寝てしまうのに
ラピュタは何度観ても、必ず最後まで観てしまう。

同じジブリの作品だし、「もののけ姫が一番面白かった」「ナウシカが一番良かった」
という人はたくさんいる。
でも眠くなる。
ラピュタは眠くならない。
それが長い間、自分の中で小さな?だった。


その謎が少し解けた、ような気がする。
「懐かしさ」がキーワードだった。
ラピュタを観ていると、とにかく懐かしい感情が沸き起こってくる。
それは「子どもの頃に観た懐かしさ」とかじゃなくて、もっと古くて、切ない感情。


「世界で一番行ってみたい国は?」と聞かれたら、ペルーで
写真で見るマチュピチュと南米の笛の音色に、たまらなく郷愁を感じさせられる。
でも、ペルーに行ったことがないので、郷愁を感じるのはちょっと変だ。
しかし、いくら注意深く自分の胸に耳を傾けても、もっと適当な言葉を探しても、
「郷愁」以外の感情や言葉は見つからない。


「ラピュタって、マチュピチュがモデルらしいよ」
という話を知人から聞いた。


そうだったのか
と、ラピュタとマチュピチュが結びついた。




じゃあ、「懐かしさ」は、一体どうして感じるのか?
胸の奥に尋ねてみた。

でも、これは分からない。



とりあえず、前世がペルー人だったから で自分を納得させた









インフルエンザ②

2009年11月13日 | 記事
おととい、私の目の前でゴホゴホしていた生徒がいた。
「大丈夫か~?」と声をかけると、「はい」とニッコリ笑った。

今日、その子から「新型インフルエンザにかかったので塾休みます」
と連絡があった。

うわぁ大変やなーと思ったけど、ギクッともした。

この時期に、先生がインフルエンザで塾休み、とかシャレにならん

とりあえず、ガラガラガラガラと
念入りにうがいするようにした。







ウチのバカ猫


インフルエンザ

2009年11月13日 | 記事
ついに、というべきか、唐津でもインフルエンザが猛威を振るいだした。
今週に入りあちこちの学校で、学級閉鎖がバタバタと、
ドミノ倒しのように起こっている。

学級閉鎖になれば、生徒には、当然外出禁止令が出されるが
Oishi塾生たちは、それを守っているのか

自分だったら絶対遊びに行ってるなーと思いつつ、生徒に尋ねてみた。
「今日学校休みだったやろ?何しよった?」


一人を除き「遊びに行ってた」と答えたのは、さすが、としか言いようがない。






差し入れにもらったプリン 

2009年11月01日 | 記事
長い人生にはなあ 
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければ
ならぬ道
というものがあるんだな

そんなときはその道を
だまって歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな
黙って歩くんだよ
ただ黙って
涙なんか見せちゃダメだぜ

そしてなあ その時なんだよ
人間としてのいのちの
根がふかくなるのは
 
               -「あいだみつを 『道』」



凹んでいる生徒にあげようと思い、あいだみつをの本を買った。


20才くらいの時、初めて『あいだみつを』の詩を知って ジーンときた。
ヘコんだ時は 何度も読み返した。
(うまくいっている時は、ダサいおじさんと思い、遠ざけた) 


話は変わるが、「艱難にまさる教育なし」とは、よく言ったものだと思う。
試練を乗り越え、人は成長していく。
悲しみや苦しみのない人生に、どれだけ人間としての深みや幅が生まれるだろうかと思う。

「ピンチはチャンスだ」
生徒には、そう言っている。


でも、そうは言っても、自分の力で壁を乗り越えられる強い人はいいが
全員がそうとは限らない。

壁を越えられず、ツブれてしまう人も多い。


人生は凹の時に、誰と出会うか。
どんな言葉や音楽と出会うか、で決まるんじゃないかと思う。


私が人生の節目々々でいい出会いに恵まれたように
生徒にとって、私が「いい出会い」になれれば最高だけど 
なかなか むずかしい。


そこで、ふと あいだみつを を思いだした。
彼の詩なら、凹の中学生の心にも、響くかもしれない。