久々に軽く飲みに行った。会社の同僚なのでほとんど仕事の話ばかりで、会社での話の続きを場所を変えただけって感じですが。
で、不覚にも(実はよくあることだけど)乗り換えする電車の終電を逃してしまった

。
タクシーに乗ろうと思って乗り場に行くとすごい行列。なのにタクシーは1台もいない。「金曜だから仕方が無いか、こりゃ1時間は待ちかな?」

、と思い煙草に火をつけて広場のベンチに座ると、怪しい40歳台くらいの女性が僕に近付いてきた。
「こんな時間に娼婦か?、あるいは新興宗教の勧誘か?」と思っていたら僕に話しかけてきた。私は酔っ払いが嫌い、とか、私ほど怖い女はいないのよ、とか、昔の亭主がどうとか、良くわからない話を一方的に語り始めた。「ふむふむ、そうですか、過激ですね~」とか煙草をふかしながらタクシー乗り場に目をやりつつ適当に応えていたら「あっちにコーヒーが置いてあるから、お兄さんも気をつけて」とか言って行ってしまった。あの人は何だったのだろう?深夜は不思議な人物に遭遇する。
仕方が無いので「良し、たまには歩いて帰るか」とシラフなら考えもしない事を思い立ち歩き始めました。横断歩道を渡ろうとして信号待ちしてたら、後ろから女子大生くらいの女の子が乗った2台の自転車がやってきた。「こんな時間でも人があるいてたりするんだねー」とか会話してる。「何だよ、俺のことかよ?歩いてちゃワリーか?そもそもお前らこそこんな時間にチャリ乗ってどこ行くんだよ!」と心の中で反撃。
多分1時間半ほど歩きました。丁度2駅分、電車なら8分くらいか。さすがにくたびれて、街道を流していた空車の個人タクシーをみつけてあと2駅分はタクシーで。
たまに1人で深夜タクシーに乗るとほとんどの運転手さんは話しかけて来て世間話をする。これが何気に面白かったりする。けど、この運転手さん、僕が疲弊してると見えたのか、寡黙でした。
家に到着したのは2時半を回っていました。
タクシー代少し浮いたし、久々にいい運動したかな。。。