北から南に流れるフグリー川の東にコルカタ市街は広がっている。今日は橋を渡ってフグリー川西岸にある東洋一広いとされる植物園まで遠足がてら行ってみることにした。しかし、橋桁の下までは行ったものの、歩いては渡れそうになかった。ならばと、近くに渡し舟でもと川辺に近づこうとしたのだが、これが意外と難しかった。森の中のけもの道を抜けると、何故か海軍の関連施設が集まる場所に出てみたり。で、疲れてしまい植物園はあっさりとあきらめた。 |
一旦ホテルに戻って仕切りなおしでもよかった。が、なんとなくフグリー川の東岸を北上して、4kmほど北にあるハウラー橋まで歩いてみたくなった。ガイドブックの地図を見ると、ハウラー橋近くにタゴール・ハウスがあって、その近くにガイドブックお勧めの店もあるし・・・。肉を食うぞと意気揚々と目指した。が、ハウラー橋まではたどり着いたものの、タゴール・ハウスが見つかりません。そこから2kmと離れていないはずなのに。あっちゃこっちゃ歩き回っても道に迷うだけ。途方にくれまくって、すごすご帰還することにした。ホテルにたどり着けたのは、4時近く。6時間近く歩いて、足の指にはマメだらけ。そして今日の昼食もビールとピーナツになってしまった。 注:タクシーやリクシャを利用すればよいだけの話なのだが、今日はなんとなく歩くことに拘ってしまった。 |
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フグリー川にかかる橋 手足の生えた蛇が、あごを脚で掻いているようなオブジェ。なんじゃこれ、恐るべしインド人の感性。 |
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ヴァラナシのガートが有名だが、フグリー川にもガートが点在しており、ここでも沐浴をしている人が多数いた。どうみても泥水なのだが、女性たちが洗濯をしたり、洗髪をしたり。インド人にとっては、ガンガーだけでなく川の水には特別な意味があるのだろうか。ちょうど日本人が富士山だけでなく、いろんな山を神聖視するように。 |
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川辺はぐっちょんぐちょんの泥。ジョギング・シューズではとても近づけない。 |