今日の札幌は
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今日のブログは、長いぜ。気合入れて読めよ!な~んちって。読んでください。
今日のタイトルは、ハハハ~、凄いです。
源氏物語を今年の始めに読み始めましたが、今現在、光源氏が須磨から帰って来たところで止まってます・・・。
そもそも、何故急に「源氏物語」を読む気になったんだっけ?と思いました。
ちゃんと、理由がありましたよ。
実は、書きたいドリがあって、その資料として読もうと思ったんでした。そう言えば。
超古風な女性に慕われる景吾を書いてみたくて、書きかけのドリがありました。
平安の都で、好きな人と想いを添い遂げられなかったお姫様が、死んでもその人を恋焦がれるあまり成仏できず、約一千年もの間、愛した人の生まれ変わりに再び会うために、この世を彷徨い続けるというお話です。その生まれ変わりと言うのが、もちろん跡部です。
その女性は跡部の夢に顔は見せずに現れたり、あの頃に焚き染めていた香の匂いで、跡部を翻弄していきます。
そして、満月の晩に、十二単を纏った姫は、竹やぶの中に香の匂いで跡部を誘い出し、自分を思い出させます。跡部は、約一千年前の跡部になり、その女性を想い出し、月の光に導かれてそのお姫様は天に昇っていき成仏すると言うお話でした。
このお話は、没になってますが、まずドリにしにくい。そして、平安の時代に跡部とその女性とどんな仲だったのかどうして添い遂げられなかったのか考えるのが面倒になったからです。あと、姫様の名前と跡部の平安時代の名前も考えられません。それに、あの当時の貴族の恋愛感が全然わからなかったし・・・。時代背景も知っておいた方がいいかなと、そんな感じで、源氏物語を読んでみようと思ったんでした。
その話はどこかへ行ってしまって、「源氏物語」にはまっってしまいました。光源氏と跡部景吾があまりにも重なったので。
そう言えば、この話のあらすじを友達に話したら、お姫様の怨念のような物を感じて怖い・・・と言われました。言われるまでそんな事思いませんでしたが、やはり怖いでしょうかね。
怨念とか生霊とかよく物語りに出てきますが、そのほとんどが女性ですよね?
「源氏物語」にも皆様もご存知でしょうが、出てきます。六条の御息所です。
彼女は、男性には怖いと言われ、引かれているようですが、私は「源氏物語」中でも好きな女性です。はっきりは書いてありませんが、夕顔を殺したのも御息所とされているし、光源氏の妻である葵上ははっきりと御息所が乗り移った様子があります。
御息所は自分でも気づかないうちに生霊になってしまうため、それを心から悩みます。御息所は、光源氏にどんなにつれなくされても、彼が好きで好きでどうしようもなかったのだと思います。
どんなに源氏につれなくされても、源氏から気持を切り離す事ができないのですが、最後は女性の誇りを持って、身を引きます。私はそんな御息所に共感してしまいます。それに御息所の事ってかなり他の女性より紫式部は多くを語っている気がします。だからかな、余計に共感できてしまうのは。それに光源氏と跡部が一緒になる私は、「わかるよ、御息所」って思っちゃうんですよね。アハハ。そうやって読むのも楽しいのです。
怨念、生霊って確かに怖いけど、わからないわけでもないなあと「源氏物語」読み始めてから思うようになりました。
でも私は根性ありませんから、ここまではやっぱり怖くて出来ませんけどね。それに忘れっぽいしね。その前に、実際にあるんだろうか、生霊とか怨念とか・・・。怖いなあ。
あ皆様、実際にあると言う話を知っていても私には教えないで下さいね。私、怖い話ってダメなんです~。