突発的な話

以前、WJの表紙に死神姿のチビが描かれていた時に思いついたお話プラス書き下ろしです。
　パラレルの飼育日記風です。





　　◆月∇日　

　背中に斬魄刀を背負いと言うか、引き吊りながら歩いている一護さん。
今までは外に遊びに行けば、何処にいるか予想しなければいけなかったのが、死神になり斬魄刀を
持ってからは、何処を通って遊びに行っているか一目瞭然になった。
今日は四番隊舎の方に斬魄刀を引き吊った跡があるので、山田さんの所にでも遊びに行ったようだ。


　　◆月◎日　

　一護さんはご機嫌で中庭で遊んでいて、そこには一護さんが描いた絵が色々とあった。

「きしゅけー、よーいちしゃんかけたぁ!!」

出来上がった絵を、隊舎内の窓から見ていた私に、大きな声で嬉しげに説明してくれた。
そして次は何を描こうかと思案しているのか首を傾げていたが、斬魄刀を掴むと刃先を地面に置き、
また楽しそうに描いてゆく。

　各隊長達を始めとし、副隊長・席官のない死神達の顔が、中庭にいる一護さんを見て蒼白に
なっている。
　そう一護さんの筆は自分の斬魄刀だった。



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　チビの背負っていた斬月の刃先、「絶対、地面に着いてて歩くと擦れてる!!」と思い、作った
のが最初の１日分。
２日分は、猫秋刀魚さんに「チビ、斬月の跡に気付いて、庭で斬魄刀でラクガキしてそう」と
妄想話したのを書いてみました。(笑)